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俺があの子の「魔法」にかかったのは多分二年前
アカネ
独り佇むあの子を見た時突然、ほっとけなくなったんだ
アオ
アカネ
アカネ
アオ
アオ
アオ
アカネ
アカネ
アオ
アカネ
その時、俺に魔が指したんだと思う
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アカネ
アカネ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アオ
アカネ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
なんだか堕天した気分だ
それからは2人で走った
どこまでも
アカネ
アオ
アカネ
アオ
今は2人で一緒に暮らしてる
初めは大変だったけどもう慣れたし、自由に暮らしている
決して楽では無いけれど幸せではあった
あの時までは
アオ
アカネ
アカネ
アオ
アオ
アカネ
アカネ
アオ
あの国が戦争をしだしたのだ
街には火の粉が舞った俺達が居たところにも火が回ってきた
それからは走って走って、
「海」に来ていた
アオ
アカネ
アカネ
アオ
アカネ
アカネ
アカネ
アオ
アオ
アカネ
アカネ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アカネ
アオ
アオ
アカネ
アオ
そう言ってアカネの手を握る
明るくなっていく世界
2人の火が
消える
海に飛び込んだ2人はどんどん沈んでいく
アオ
アカネ
それでも2人は笑う
幸せそうに
そして、2人が息を止めた時
赫い魔法にかかった蒼は心底幸せそうに魔法を溶かした
2人が息を止めた場所は今では小さな花畑になっています
そこでは赤と青のカーネーションがたくさん咲いています