/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
A
なあ、Ｃのことなんだけど、
どう思う？
どう思う？
B
そうだなぁ、俺もあんまりよく分かんないけどＣは結構繊細だからな
A
あんなＣは初めて見たわ
B
（ビクッ）
B
おい
A
なんだよ急に、お前もＣもビクビクしやがって
B
俺の見間違いか？
B
つ、疲れてるのかな
A
だからなんだってんだよ
B
今テントにはＣがいるよな？
A
ん、ああ。それが？
B
いや、テントの横にさ女の子が真顔で座ってるんだよ
A
はぁ？お前の頭おかしくなったんじゃねーの？
B
いや、そんなこと言うならお前も見てみろよ
A
なんだってんだよ
A
.......
B
ど、どうだ？
A
ま、まじかよ
B
女の子が見えるだろ？
A
あ、ああ
B
かなり小さい女の子だよな？
A
おかしいだろ、、今6時頃で夏だから明るいとはいっても、あのくらいの年の子が1人でしかも人気のない心霊スポットだぞ？まじか？
B
なぁ、Ｃはあれをずっと見てたんじゃないか？
A
な、なるほど
B
でもテントの中をじーっと見てるだけでこっちには一切興味無さそうだが......
A
まさか、、、
B
なんだ？
A
お前にはあの子が真顔で見えてるんだよな？
B
あぁ、そうだ
B
お前もだろ？
A
そうだ、そう見えてる
A
でも、昔霊感のある俺のばあちゃんが言ってた事があるんだ、まずいかもしれない.......
B
お、おい、勿体ぶらずにおしえろよ
A
いや、まずＣを呼ぼう
A
それでまだ明るいうちに明かりのある街まで戻ろう
B
嘘だろ？今からか！？さすがに無理じゃ
A
このままじゃ、Ｃは死ぬ
B
！？
A
頼む協力してくれ
B
わ、分かった
Ｃ
.......なんだよ急に
A
今すぐ帰ろう
Ｃ
.......帰れない
Ｃはそう言って項垂れていた
A
どうしてだ？
B
何おかしなこと言ってんだ帰るぞ！
A
俺が荷物を持つ！お前はＣを支えてくれ！
Ｃ
返さないわよぉぉぉぉおおおおお
B
！？
A
！？
Ｃは白目をむいて倒れた
A
Ｃ！しっかりしろ！
B
なんだかほんとにやばそうだな
A
とりあえず街まで帰るぞ！
A
やっと街まで来たぞ、、
B
マジで人って本気で重いんだな
A
そんなことよりＣはどうする？
B
そうだ、近くに神社があったろ！そこで見てもらおう！
A
そうだ、それしかない！
俺たちは神社に向かうことにした。疲れた体にムチを打ちＣをなんとか神社に運んだ
A
すいません！
B
すいませーん！！
A
いないのか？
B
すいませーん！
すると勢い良く戸が開いた
中から女の神主さん？らしき人がでてきた
D
.......なんですかそれは
A
？？
B
それはってなんのことですか？
D
あなた達が担いでるその子はどうしたの！
俺は事情を話した
D
とりあえず中へその子を運びましょう
A
Ｃは！、Ｃは助かるんですか！？
Ｃ
（ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ）
D
分からない
A
そ、そんな
B
あ、あの
D
なんだい
B
その、さっき話した女の子のことなんですけど
D
.......
B
あれは、一体なんなんですか？
D
あれはね、、、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
