ぺいんと
先程まで僕は図書室でらだぉと一緒に先生の動向を見ていたはずなのだが気付けば僕は先生に抱っこされていた
ぺいんと
ラッダァ
楽山と話している時と違って優しく温かい雰囲気で僕のことを見てくる先生は諭すように伝えて来た
ぺいんと
ラッダァ
ぺいんと
じっとその真紅の瞳を見ていると細かいことはどうでもよくなり力を抜き彼に身を委ねることにした
ラッダァ
ぺいんと
声のする方を見てみると肩で息をしている楽山さんを見る事ができた
楽山 大吾
ラッダァ
ぺいんと
一息でキレながらそう言葉を紡ぐ彼を見ているのもあまり良い気分ではなかったので僕は先生の意見に同意をした
バンッ
先生が歩き始めると後ろの方で銃声が聞こえて先生は少し苦笑いをし僕を床にゆっくり降ろしてくれた
ラッダァ
楽山 大吾
ラッダァ
先生はそれだけ言うと力無く地面に倒れてしまった
楽山 大吾
ぺいんと
先生を残して1人逃げる事ができない僕は先生の手を握って彼と極力目を合わせないようにした
楽山 大吾
今まで出会って来た中でこの人だけは2人っきりになりたくないが離れることもできない
そんな僕の心情を知ってか隣に座って足をさすり始めた
楽山 大吾
ぺいんと
その手はどんどん下に行ってズボンの上から陰部を優しく撫で初め全身の毛が逆立ったのを感じとれた
ぺいんと
楽山 大吾
彼はそういうが、これを素直に受け取って仕舞えば僕がダメになってしまうような気がする
ザシュッ!!
急に楽山さんの首が転がったと思うと身体は僕の上に落ちて傷口からはドクドクと血が溢れ出した
猿山 らだ男
ぺいんと
何が起こったのか理解できないでいると血の海から僕を引っ張り出し先生(ラダ)みたいに優しく僕を抱き抱えた
猿山 らだ男
ぺいんと
猿山 らだ男
ぺいんと
ぺいんと
先程までは彼の足元までは血が流れていなかったが僕を引っ張り出した影響で血の海は彼の足元まで到達し靴を汚したが彼は全く気にしていない
猿山 らだ男
それどころかまるでそこに血や死体が無いように平然と僕に笑いかけた
ぺいんと
猿山 らだ男
ぺいんと
猿山 らだ男
彼はくるりと先程まで死体があった場所を僕に見せてくれた
ぺいんと
そこには確かに血溜まりあるが、死体はなく塵の塊が二つあるだけだった
猿山 らだ男
死体が無いだけで血の海は出来ていて、…それをどう説明すると聞けばきっと僕の疑問は晴れるが
ラッダァ
先生が言った通り細かい事をそんなに気にし無い方がいいだろう
ぺいんと
ぺいんと
猿山 らだ男
彼が歩くたびに水音が聞こえたが僕はそれを気のせいにし地面を見ないためぎゅと目を瞑った
コメント
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楽山ぺんさんと2人っきりになるとほっぺ赤くなるの可愛いです笑
イェーーーイ!!コメントをくれたぜ!すんません、うん…最高だぜ…猿山といると色々とヤバい気がする…