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消えたがりの男の子は異世界で王子様に愛される！
(いじめっ子1)
(いじめっ子1)
怖い…
(いじめっ子1)
(いじめっ子2)
(いじめっ子3)
痛い
辛い
(いじめっ子1)
(いじめっ子3)
(いじめっ子2)
なんでこんなめに……？
俺に浴びせられる罵声,集まる視線。
見えないように蹴られた鳩尾が痛い。
気持ち、悪い
口に酸っぱいものがせり上がる不快感に
俯いたまま顔を顰める(しかめる)
ぶちまけないよう堪えている(こらえている)物も
胸の内で渦巻く黒く凝った感情も、
全部全部吐き出してしまえたら。
ゆあん
そんな事を思った瞬間、 いやに耳に響く声が背後から聞こえた。
俺の横をすり抜けた声の主は、 先程までこちらに悪意を向けていた集団の中れ駆けていく。
突き刺さっていた視線が一瞬にして外れた安堵と 同時に、先程よりも強まる陰鬱(いんうつ)な気持ちに ため息をつきそうになる。
(いじめっ子1)
(いじめっ子3)
(いじめっ子3)
(いじめっ子4)
(いじめっ子4)
あぁ。吐きそうだ。それにここ数日の 寝不足で視界がぐらつく……
爪が食い込むほど強く握りしめて、座りこまないよう意識を保つ。
そうしないとみっともない姿を晒して、 奴らにからかいのネタを与えてしまうから。
そんな涙ぐましい努力などをよそに、 再び大声が響きわたる。
ゆあん
ゆあん
ゆあん
大声で宣う(のたまう)内容に、 先程逸らされたはずの突き刺すような視線が、 再び自分に向けられる。 それも先刻より悪意と殺気が込められていた。
もう、嫌だ。逃げたい。ここから消えたい……
ジリ…と、後ずさる
どぬく
それに気づいた"ゆあん"と呼ばれた少年は、 距離を詰めるように1歩こちらに近づく。
ゆあん
自分の腕を掴もうと彼の手が伸ばされる。
しかし、それを…
生理的嫌悪から、反射的に払ってしまった。
その瞬間
ゆあん
ﾆｺｫ◜ω◝
ﾆｺｫ◜ω◝
どぬく
ﾆｺｫ◜ω◝
ﾆｺｫ◜ω◝
どぬく
どぬく
ﾆｺｫ◜ω◝
ﾆｺｫ◜ω◝
どぬく
ﾆｺｫ◜ω◝
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
どぬく
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
莉犬
どぬく
莉犬
ﾆｺｫ◜ω◝
(いじめっ子1)
莉犬
どぬく
コメント
13件
うん。私の推しさぁどぬと莉犬くんなんだけど？w主様超能力持ってます？あ、いじめっ子56す☆
いじめっ子は置いといて(´▽｀)ﾉ⌒゜ﾎﾟｲｯ 莉犬とどぬの話し合いが尊すぎて死ぬ😇
コメント失礼します！！ 展開がめっちゃ好きです✨ 私のタイプ（？）の物語すぎてほんとにおかしくなりそうです、w
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