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【第8話】
エマ
私はよく街の人に虐められていた
私は反撃することも出来ず 座り込むことしか出来なかった
エマ
そんな私の前に いつもお兄ちゃんが立って 私を庇ってくれる
ロディ
そんなお兄ちゃんが 私は大好きだ
2日目の夜
また私は部屋を出て マリアンヌさんを探した
エマ
そして、マリアンヌさんと出会い 私は勇気を振り絞って言った
エマ
エマ
エマ
ギュッと拳を握りながら 強く言った
しかし、その言葉が マリアンヌさんの逆鱗に触れた...
マリアンヌ
マリアンヌ
マリアンヌ
マリアンヌ
マリアンヌ
マリアンヌ
マリアンヌ
ﾀｯﾀｯﾀｯ
また、マリアンヌさんを 止めることが出来ず ただ後ろ姿を眺めることしか 出来なかった...
エマ
エマ
私は膝から崩れ落ち 目からは涙を零した
私だって人間の事は好きになれない...
ただ違う種族なだけで 虐めてくる...
襲わない人狼だっているのに...
エマ
そんな願いは叶わないのかな...?
それでも 私は人間を守りたい
そんな気持ちがあるのはダメかな...?
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