能力は【破壊】のようで。

それから驚くほど何も無かったので割合して放課後←

誰も雷で机が真っ二つに割れるところなんて見たくないでしょ？(※某黄色担当のあの人のせい)

それで現在、Souくんと千鶴ちゃんは少し離れた場所で練習

私たちは(別の意味で命懸けの)手合わせ中…

坂田先輩はそう言いながら手のひらに炎を出す

炎をまとった剣を作り終えたあと、急に火の球みたいなものを飛ばしてきた

それと同時に、浦田先輩は私と天宮先輩の足元から木を生やしてくる

すんごいめんどくさい…

天宮先輩は坂田先輩と同じで属性は炎

天宮先輩は広範囲に炎を出して浦田先輩の技を防いでいる

どんどん攻撃してくる浦田先輩たちに負けじとこっちも攻める

私は地面に手をつき、浦田先輩みたく地面から氷の岩を突き出した

それを防ぐためなのか、坂田先輩が炎で防御をした

すると、その防御した火の粉が私に飛び頬に掠った

え、嘉月ちゃん？ うん、嘉月ちゃん！？

天宮先輩にあまり呼ばれなれない名前を呼ばれたあと、

少し困惑しながらも、大丈夫、という意味で親指を立てた

そして、そのあと私は再度 身構えた

身構え、坂田先輩を見る

おかしい…。

坂田先輩の魔法は確かに強いけど……

危ない、、、

違う意味で……

これ以上続けていたら…きっと…＿＿＿

悲惨なことになる

私がそんなことを考えていると、

私と結構距離があった坂田先輩が、急に私の目の前へと現れた

能力の1つ、【高速移動】…？！

私がそれに気づく前に、坂田先輩は手から炎を出して私にそれをぶっ込んでこようとする

その瞬間、私は衝動的に坂田先輩の手首を掴み上に向かせ

“ある能力”を使った

その能力を使うと、坂田先輩が出した炎は一瞬にして消えた

それに少し目を見開く坂田先輩は、勢いよく私の手を振り払い、

【高速移動】をして私から離れた

そのあと、魔力を溜め込んだ拳を思いっきり地面にぶつける

ぶつけた瞬間、そこからﾊﾞｷﾊﾞｷｯと地面が凍り、

そこからいとも簡単に浦田先輩と坂田先輩を捕まえた

困惑する浦田先輩と坂田先輩を無視して、

目を点にしている天宮先輩に勝利のハイタッチを求める

天宮先輩は、あ、うん…、という形で私にハイタッチを返してくれた

そして、そのあと、

坂田先輩の唐突な質問に首を傾げる

坂田先輩の問に答えると、乾いた返事が私に飛んできた

チートチートうるさいな←

チートじゃないから…！！！

私の質問に、坂田先輩は首を傾げたあと平然と言った

坂田先輩は、うん…、とひとつ返事をする

私は魔法を解いたあと、静かにその場を去った＿

……To be continued

♡400いったらつづきだします。