kurage/くらげ
今回は、新しい小説です!
kurage/くらげ
タイトルは、「エルフが抱いた恋心」です!
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それでは本編スタート!
この世界では3つの掟がある。
1,人間はエルフの国に入らず、エルフは人間の国に入らないこと 2,お互いを傷つけず、顔を見せてはならないこと 3,エルフと人間の恋は断じてしてはならないこと
この掟に記されていることは今まで、当たり前だと思っていた。 だけどあの日、当たり前だと思っていたことが一気に変わった。
ソフィ
お母さん、出掛けてくるね🎵
ソフィ母
ちょっとソフィ⁉
ソフィ母
どこ行くの⁉
ソフィ
『夕の3』までには帰ってくる!
ソフィ
ダッダッダッ
ソフィ母
はぁ…大丈夫かしら?
ソフィ父
問題ないさ。ソフィの事だ、心配しなくても帰ってくる。
ソフィ母
そうね。今はあの子が無事に帰ってくることを祈りましょうか
ソフィ父
ああ。
ソフィ
ふぅ…耳は見えてないかな…
ウィリアム
~♪~🎶
ソフィ
!
ソフィ
(今日も来た…!)
ウィリアム
チラッ←ソフィの方を見る
ソフィ
!
ソフィ
バッ←慌てて隠れる
ウィリアム
(いつもの女の子か…顔はみたことがないな…)
ソフィ
カァァァァ///←見られて恥ずかしい
ソフィは気づいていないが、エルフ族の特徴の耳が見えている
ウィリアム
ッ!?
ウィリアム
(エルフ!?まさか…忍び込んでいるのか…?)
ウィリアム
スッ←ソフィの方に行こうとする
執事(側近)
ウィリー様、お迎えに上がりました。
ウィリアム
………チッ
執事(側近)
ウィリー様?
ウィリアム
今日は歩いて帰る。今日の仕事はもう上がって構わない。
執事(側近)
えっ?りょ、了解致しました。
執事(側近)
(ラッキー🎶)
ウィリアム
ふぅ…
ウィリアム
さて…これで邪魔者はいなくなったが…
ウィリアム
いい加減、出てきたらどうだ?
エルフの少女🎶?
ソフィ
ギクッ
ソフィ
(バレたらしょうがないかぁ…)
ソフィ
お初にお目にかかります、ウィリアム殿下。
ソフィ
私はソフィと申します。
ウィリアム
ソフィよ…
ウィリアム
なぜ俺を見ていた?
ソフィ
そ、それは…//
ウィリアム
まぁ、言いたくないのなら言わなくてもいい。
ウィリアム
だが…俺に恋をするなよ
ソフィ
えっ?
ウィリアム
俺には婚約者がいるからな
ウィリアム
じゃあな、ソフィ
ウィリアム
トコトコ←帰っていく
ソフィ
(そうよね…殿下に婚約者が居ないわけがないわ…)
ソフィ
(掟を破ってしまうし…恋は実らないのに…)
ソフィ
最初から分かっていたことじゃない…(ポロポロ
ソフィ
なのに…
ソフィ
ズキッ
ソフィ
なん…で…
なんで胸が痛いの?
kurage/くらげ
どうでしたか?
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ちなみに夕の3というのは、午後3時のことを言います。
kurage/くらげ
まぁ、僕が勝手に考えたんですけどねww
kurage/くらげ
読んでいただきありがとうございました!