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先生を本気で好きと確信したのは 中学2年生の2月
泉 沙耶
え？
澤村 夏
なんか永瀬先生辞めるらしいよ
澤村 夏
もう5年いるとかいないとか。
泉 沙耶
ま、まじかぁ…
澤村 夏
廣田先生じゃなくてよかった！w
泉 沙耶
よかったねぇ〜…
泉 沙耶
(辞めちゃうのかぁ…)
その週の最後にはバレンタインもある 私は先生全員に配るチョコに わざわざ永瀬先生と名前を書いて
,また先生の授業うけたいです。,
そんな想いが届くなんて 思ってもいなかった。
永瀬 優
あ、泉さん、澤村さん
永瀬 優
バレンタインありがとね
泉 沙耶
いえいえ！
澤村 夏
どういたしまして！
泉 沙耶
(これで先生と喋れるのって)
泉 沙耶
(最後なのかな。)
久米 陽菜
今日から中3の授業とかだるいよ…
泉 沙耶
それなー
澤村 夏
ずっと中２でいーやw
久米 陽菜
ほんとにね？
そして3月。 先生の授業があった
久米 陽菜
先生って辞めたんじゃなかったん
ですか？？
ですか？？
永瀬 優
どこからそんな噂ながれてるのw
永瀬 優
辞めないよ
泉 沙耶
！！！
泉 沙耶
(うそ！うれしい…！)
永瀬 優
なんか辞めないで欲しい人も
いるみたいだしね
いるみたいだしね
そう言うと先生は 私を見てニヤッとした
泉 沙耶
(は…はずかしい…)
その時私は恥ずかしさと それを上回る嬉しさで 先生への恋を確信してしまった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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