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意味がわかると怖い話

です

今回は連続殺人事件の話

もう怖いね……

ある郊外の町で

有名な五つ子がいました

一卵性の五つ子兄弟で

家族であっても分からないほど

そっくりです

殺人鬼が長男を殺しました

死体を捨てて

その後、同じ顔をした男がいたものだから

今度は次男を殺しました

その後

またまた同じ顔をした男を見つけたものだから

殺人鬼は自分の気が

狂ってしまったのかと

思い

今度は殺す前に

お前らはなんだ

と聞いてみた

すると三男は

殺人鬼に

「俺らは六人兄弟だ」

と言いました。

そして殺人鬼は

六つの死体を山に隠したという

……

五人兄弟のそっくりさん

みんな殺されちゃったよ〜

なんで六人だと嘘をついたのかな

そして死体が六つあった理由は?

真相は

単純

五つ子は本当は六人兄弟だったんだ

殺人鬼が六人目だったんだね

彼は捨てられたんだ

復讐のために街にやってきて

のうのうと暮らしていた兄弟たちに復讐しようとしたんだ

何も知らず忘れ去った兄弟たちにね

けれど

六人兄弟だと口から出任せに言ったことで

覚えてたんだ

殺人鬼は嬉しくなっちゃったんだ

それで

悪いことしたな

と思い

みんなで一緒にいたい

五人の死体を隠した場所で

自殺したんだね

うーん

復讐は何も生まないね……

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