あれから、しばらくの間ちょっとした恋愛話をしていた。
今日初めて出会って、まだクラスと名前しか知らないのに凄く心地の良い時間だった。
そして思いのほか打ち解け合い、いつの間にか外が暗くなっていたことにも気づいていなかった。
しばらくしたとき、ある事実を知ることになる。
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
その時、麗奈先輩が暗い顔をした俯いた。
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
どうかしたのかな…
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
相当辛い過去があったのかな…
日向 麗奈
その瞬間、麗奈先輩は俯きながら静かに涙を流した。
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
麗奈先輩はへへっと笑っていたが、流れる涙は止まらなかった。
月乃 来夢
私は戸惑い、何と言葉を掛ければ良いのか分からず、ただ傍で見ているだけだった。
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
そう言い残して、カッターシャツを持って部屋を出た。
月乃 来夢
驚きのあまり、私は数分間何もして居られなかった。
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
お母さん
お母さん
月乃 来夢
お母さん
お母さん
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
夕食を食べてもお風呂に入ってもドライヤーをしていても、ずっと麗奈先輩のことばかり考えていた。
月乃 来夢
月乃 来夢
(通知音)
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
次の日の放課後。
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
担任の先生
月乃 来夢
担任の先生
担任の先生
月乃 来夢
渡されたのは、2年の全クラス分のプリント類。
月乃 来夢
担任の先生
担任の先生
担任の先生
先生は、たまたま廊下を歩いていた、同じ2組の保健委員の菅野くんに声を掛けた。
菅野
菅野
月乃 来夢
私たちは2人で保健室へと歩き出した。
静かな沈黙が流れた。
月乃 来夢
菅野
月乃 来夢
月乃 来夢
(ドアをノックする音)
菅野
菅野くんがガラガラと保健室のドタを開けると、
月乃 来夢
日向 麗奈
保健室にはたった1人、麗奈先輩が居た。
菅野
月乃 来夢
菅野くんは、プリント類を机に置いて教室へ帰っていった。
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
麗奈先輩はそう言って、私の目を優しい瞳でじっと見つめた。
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
よく、友達間で話題になる恋バナ。
私はその輪の中で頷くことしかして来なかった。
みんな、初恋は幼稚園の頃…とか元カレが何人居て…とか
当たり前のように話している事が私には分からなくて、時々自分は何かの病気なのかなとか、誰にも相談できないまま悩み続けていた。
誰かに不思議がられて、可笑しい目で見られる気がして、怖かった。
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
日向 麗奈
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日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
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日向 麗奈
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日向 麗奈
日向 麗奈
月乃 来夢
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日向 麗奈
日向 麗奈
日向 麗奈
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月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
月乃 来夢
日向 麗奈
月乃 来夢
鼓動が高まっていくのを感じた。
2人だけの保健室。
今にもこの音が麗奈先輩に聞こえてしまいそうなくらい。
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