夢主
…ボス?
ここは、私たちの住処である
ボスもいるはずだから、呼んでいるのだが…
ボス
今日の相手は“それ”だ
夢主
!!いた。
毎回ボスの気配には気づけない
悔しいけれど、仕方ないのだ
ボスがくれたのは
1枚の新聞記事
夢主
相澤…消太?
ボス
そいつを、やれ
夢主
…はい、もちろん
その時から私は
英雄高校の生徒になった
それが、今後の災難を招くとも知らずに
モブ
ぐはっ…あんた!覚えとけッ…
夢主
仕方ないじゃないか
夢主
私は殺し屋なのだから。
ボスに言われたことを全てやる
それが、私の仕事なんだ
モブ
きっと、お前は…!!
バンッ!
持ち前の銃で、頭を撃ち抜いた
モブ
情を知らないのか…うっ、、
夢主
悪いけど、知らないね…
立ち去ろうとしたその時ーー
モブ
地獄に落ちるだろう…!
夢主
!!
そんなこと分かっている
夢主
仕事を始めた時から、分かってるさ
夢主
死んだら償うんだ
夢主
私が奪った人たちの生命を
夢主
だから、私はその人たちの全てを背負って生きてる
夢主
情があったのなら、こんな仕事やってないよ
全ては、私を助けてくれたボスのため
私が死んでいたはずのあの日ー
幼少期の夢主
お腹が空いたよ…助けて…
幼少期の夢主
神様…どうか…私を助けて…
私…死んじゃうのかな…
ボス
…神に助けを求めるところは
ボス
私が過大評価してあげよう
幼少期の夢主
だれ…?
ボス
これから、お前の神になる人だ
そう言って私を連れ帰ってくれた
そしてここまで育てて
強くしてもらったんだ
商売道具かもしれないけれど
強くしてくれたことこそ
愛情だったんだと考えるよ