テラーノベル
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…外は靉靆たる霧に包まれ、薄暗くなっていた。
一葉羽庭
私は、小走りで道路に沿って遠くの街に向かった。
…誰もいない、煢煢たる道。 街明かりすらも私に気づかない。
一葉羽庭
滂沱と降る雨は、私の心を打ち付ける。
…じめじめして、気持ち悪い。
…もうどこまで歩いただろうか。
もう、足が棒になったような感覚だ。
一葉羽庭
息さえも縺れてきた。しかも、目眩もする。
…微睡む意識の中、ちょうど休めそうなベンチを見つけた。
一葉羽庭
私は思いのままに、ベンチに寝転がった。
…もう空はずっと明るい。随分寝てしまったようだ…
中川十色
…誰かに呼ばれているような気がする。
中川十色
中川十色
一葉羽庭
コメント
2件
と、十色お兄さん…!