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半透明な君へ

22 - 青宮の気持ち

♥

2,670

2023年05月08日

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あーね、、...、? そりゃあ、そうだよねぇ〜 こんなに開けちゃったから見る人減ってもしゃーないか.....(´._.`)シュン

まさか、青宮がここを通ると思ってなかった...

チラッ.....

...、!

(ドンッ...、!)

莉衣

っ、!

莉衣

ここまで迫ってもダメなのね?

莉衣

正直、莉衣のメンタルズタボロ

...(フイッ...)

莉衣

おとし甲斐あると思ってたのになぁ...

は、はぁ...

莉衣

反応うすっ、...

莉衣

桃くん、莉衣の名前も覚えてないでしょ...、?

いや、...それは.....

莉衣

あ〜!

莉衣

ほんとに覚えてなかったの、!?

(心読めばよかった...)

莉衣

愛することが分からないならせめてお世辞の言い方ぐらいは身につけた方がいいんだからね、!

お、お世辞.....

莉衣

まぁ、せいぜい頑張りなさいよ

莉衣

無気力少年〜

莉衣

莉衣みたいな美人に抱きつかれて幸せだと思いなよ、?

莉衣

じゃね...(トコトコッ)

...(香水の匂いが、残ってる...)

やられた...(ボソッ)

その後俺は学校に行き、何も知らないフリをして1日過ごした

青宮も気を使ったのか、そのことに関しては触れ無いようににしてくれていた

いい加減に起きて〜(ユサユサッ)

ん、...(パチッ)

あれ、今何時...、?

朝の10時だよぉ〜!

学校休みだからってだれてちゃダメだよー?

...(ムクッ)

そういえば、もうそろそろクリスマスだし、桃くんも彼女作りなよ〜、?

フンッ...

そんな態度してるからモテないんだそぉー、?

(クリスマス...か、)

(青宮はそういうのすごく楽しみにしてそう...w)

クスッ...w

...、?

(俺は、クリスマスの日に大勢の大人に囲まれて.....)

(いや、思い出すのはやめておこう.......)

.....あ、

そういえばグラス.....

ねぇ、桃くん買い物ついでに買ってきてくれない、?

はぁ、、?

なんで、俺家帰ろうとs...

どっかの誰かさんが、女性客にセクハラしてる酔っぱらいのおじさんにキレてグラス叩き割ったせいで足りないんだよねぇ〜、(ニコニコッ)

...(目をそらす)

それと、今回被害にあったのは女性客の人だからその人の気持ち尊敬しなきゃだし

またそういうことがあったら俺の事呼ぶこと、!

一応これでも俺、保護者的立場だからね、?

.....グラス、買ってくる

確か割ったのってシェリーグラスだよね...、?

うん、!

行ってきます.....

行ってらっしゃい、気をつけて、!(フリフリッ)

(カランカランッ.....)

おばあちゃん

あ〜、いらっしゃい、!(ニコッ)

おばあちゃん

今日も、カクテルグラスかい、...?

いえ、シェリーグラスです

俺が割っちゃって...(苦笑)

おばあちゃん

やだ、怪我とかしてない、?

おばあちゃん

紫さんに怒られなかった、?

いや、全然大丈夫です...w

この人は、人柄が良くて明るく話しかけてくれるから 他人と距離を置く俺でも 親しみを思って会話出来る

おばあちゃん

同じ型のやつでいいのよねぇ〜、?

おばあちゃん

それとも新しいデザインの方にする、?笑

ん〜.....(ジーッ)

おばあちゃん

ふふ...笑笑...(ニコッ)

おばあちゃん

適当に見てていいからねぇ〜

おばあちゃん

ゆっくり選んで行ってねぇ〜...(ニコッ)

...、?

(なんか...今の笑い方、誰かに似てるような.....)

.......

(あ"〜、わかんねぇ...諦めよ)

おばあちゃん

夫も好きだったわ...この会社のグラス...

おばあちゃん

薄口で口当たりが良くてね...これじゃないと酒は飲めん、!って呑気に...笑

...そうかもしれないですね(苦笑)

おばあちゃん

まだ、なくなってからそんなに経ってなくてね.....

おばあちゃん

あの人は、私よりも早くに逝っちゃって.......

おばあちゃん

全く...最後まで勝手な人だよ...(苦笑)

おじさんの話をする店長の瞳が、一瞬揺れたような気がした それは、彼の愛惜していたものが溢れているからだろうか

だからこの店には独特の優しい雰囲気があるんだろうか.....

おばあちゃん

一番下の子がおじいちゃんっ子でねぇ〜...

おばあちゃん、いるー、?(タッタッタッ)

(なんか、聞いたことある.....)

おばあちゃん、このグラス.........

青宮.....、?

おばあちゃん

あら、クラスメイトなの...、?

(あぁ、...そっか、青宮に似てたんだ...)

さ、桃くん、どうしてこんなとこに、?

グラス、買いに来たんだ...実はいつもここで買ってて.....

え、そうなの、?ありがと、!!

.../(私服初めてで目合わせづらい.../)

ここって青宮の家なの、?

違うよ、w

僕の家はもうちょっと遠く...w

ここには休日とかそういう時に来ること多いかな...w

おばあちゃん

青ちゃんよかったねぇ...青ちゃんにはもったいないくらいのいい人じゃない...笑

おばあちゃん

青ちゃんより色気あるんじゃない、?笑

じ、実の孫に向かって辛辣すぎない、?w

おばあちゃん

ふふ、笑そんなことないわよ...笑

...青宮、下に兄弟とかいるの、?

え、っと.....、上にお姉ちゃんが一人...

そっか...笑

(なら、青宮が一番泣いた下の子、だったのか...)

(青宮はこのお店にいる時、どんな気持ちなんだろう.......)

(...でも、この店が大切なのは変わらないだろう.....)

モブく蒼江さーん、!

おばあちゃん

あ、いらっしゃいませ、!(トコトコッ)

...っ、

いきなり感情が流れてきた 悲しい、悲しい、寂しい、悲しい.....

心臓の裏を逆撫でされるような感覚に思わず目眩がした.......

でもこの近くにいるのは青宮だけ...

チラッ...

っ、!

青宮、大丈夫、?

ちょっと顔色悪いけど.....

え、あ、うん、大丈夫.....(苦笑)

青宮が平然を装ったことでより強くなった感情を必死に聞こえないようにしようとしたけど 距離が近いせいで無理だった

ジーッ.....(おばあちゃんの方を)

(ごめん、青宮...)

(俺、読めてしまった、全部.....)

(人に知られたくない感情も...)

(店長に対する気持ちも、おじさんに対する気持ちも.....)

(この店に対する気持ちとか、全部分かってしまった.....)

ごめん、青宮、俺1度店戻るわ...

え、グラス大丈夫なの...、?

...また今度来る、ごめん

あ、うん.....

(カランカランッ...)

▷▶︎▷next2000

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コメント

3

ユーザー

続き楽しみ〜(´。✪ω✪。 ` )

ユーザー

続き楽しみすぎるー!! ♡連打するぞー!

ユーザー

いやっふぅー

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