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青春

正直私は、この言葉には年齢なんて 関係ないと思う。

とにかく楽しくて

とにかく馬鹿やって

充実した

そんな時期のことを言うんだと思う。

まぁ、あまり関係ないんだけどね。

このお話は、私たち親友3人の 輝かしい青春時代のとある話

軽く紹介しよう。

このお話に出てくる「田中商店」は 私たちの家の近所に昔からある 駄菓子屋さんだ。

そこのおばあちゃんはとにかく優しくて 相談だって乗ってくれるし、 ちょっとした無茶ぶりすら 聞いてくれることもある とっても素敵な人。

…とりあえず、この辺で区切ろうかな

あんまり前置きが長いと 飽きちゃうしね笑

じゃあ、お話始めようか

妃織

やっほ〜ばぁちゃん!

莉子

こんにちは〜

彩香

おばあちゃん元気?

駄菓子屋のおばあちゃん

あらあら、久しぶりだねぇ

妃織

久しぶり!寂しかった?笑

駄菓子屋のおばあちゃん

そうねぇ…色んな子が来るけれど

駄菓子屋のおばあちゃん

やっぱりあなた達がいないと…ねぇ

莉子

やだな〜ばぁちゃん、照れるじゃん笑

彩香

最近忙しくてね…

彩香

なかなか遊びに来れなかったの

駄菓子屋のおばあちゃん

そうかいそうかい…

駄菓子屋のおばあちゃん

今ぁ…いくつになったんだい?

妃織

うち15

彩香

14

莉子

15〜

駄菓子屋のおばあちゃん

そぉんなにおっきくなったんかい…

駄菓子屋のおばあちゃん

いくらか前は
こんなにちっちゃかったのにねぇ

そう言ってお菓子が並べてある 棚を指す

妃織

え〜!そんなに小さくないって〜!

莉子

ひおりは大して変わんないよ笑

彩香

うん、ちょっと伸びたくらいじゃない?

妃織

はぁぁ!?ひっどぉー!

駄菓子屋のおばあちゃん

相変わらず、元気だねぇ

莉子

あっ、そーだ
ばぁちゃんは元気してる?

駄菓子屋のおばあちゃん

そぉりゃもう元気だよ

駄菓子屋のおばあちゃん

毎朝そこまで歩いてるよ

駄菓子屋の出入口から少し先の 十字路辺りだ。

莉子

はぇ〜そんなに

彩香

えっ、おばあちゃん今年いくつ?

駄菓子屋のおばあちゃん

90…いくつだったかねぇ

駄菓子屋のおばあちゃん

もうちゃんと数えてないねぇ

彩香

90!? なのにあの十字路まで!?

莉子

だいぶ元気だね笑

駄菓子屋のおばあちゃん

やぁっさ、100歳までは生きちゃるさ笑

そんな歳を感じさせない笑い声に 3人もつられて笑い出す

雑談しながら、いくつか好きな お菓子や飲み物を買い 店内にある古ぼけた木のベンチに 腰をかける

私たちの席と言っても 過言じゃない程 そのベンチを使っていたのだ

妃織

あ!ばぁちゃん!
きなこ棒食べたい!

駄菓子屋のおばあちゃん

あいよ…何本引く?

妃織

んー…5!

駄菓子屋のおばあちゃん

えー…250円ね

1口サイズのきな粉菓子が 楊枝に刺さっている きなこ棒はこの駄菓子屋の人気商品

楊枝の先に赤い印がついてれば当たり。

妃織

あちゃ〜全部ハズレ笑

彩香

またか笑

そんなこんなで3時間 駄菓子屋で過ごした。

莉子

そろそろ…お暇しよっか

彩香

えっもうこんな時間!?

妃織

まだ体感30分だわ…

彩香

それは体内時計狂いすぎ

駄菓子屋のおばあちゃん

また来とくれねぇ

莉子

うん!いつ来れるか
分からないけど

彩香

また来るよ

駄菓子屋のおばあちゃん

そうかい…

駄菓子屋のおばあちゃん

実はねぇ…

莉子

この駄菓子屋を閉める!?

妃織

嘘でしょ!?

駄菓子屋のおばあちゃん

いんや…今月いっぱいで
閉めることにしたんだよ

莉子

え…なんで?

駄菓子屋のおばあちゃん

いつもお菓子運んでくれる
宮田さんが入院しちゃってね

駄菓子屋のおばあちゃん

退院までは時間がかかるって言うから

駄菓子屋のおばあちゃん

その期間はどうしようも出来ないし

駄菓子屋のおばあちゃん

ばあちゃんもそろそろねぇ…

妃織

えぇー…さっきまで元気って
言ってたじゃん〜

駄菓子屋のおばあちゃん

元気なのは元気だよ
だぁけどどうしても辛い時があってねぇ…

莉子

…そっか

彩香

今月いっぱい…か…

勉強をするために持ってきていた 配布物ファイルの中の 予定一覧に目をやる

莉子

今月は…もう来れないな…

彩香

うん…うちも…

妃織

うちも部活あるからなぁ

駄菓子屋のおばあちゃん

無理せんでいいのよ

駄菓子屋のおばあちゃん

今日来てくれただけでも嬉しいよ

莉子

あともっかいくらい来たかったなぁ

彩香

今日が…最後…

駄菓子屋のおばあちゃん

寂しくなるねぇ…

妃織

じゃあさ!

妃織

最後に、ばぁちゃんと一緒に

妃織

4人で写真撮ろうよ!!

彩香

あぁ!いいねじゃん!

莉子

おっ、それなら自撮り棒持ってきてるよ

妃織

うぃーないすぅ

莉子

じゃ、ばぁちゃん真ん中来て!

駄菓子屋のおばあちゃん

ほぉぉ…ドキドキするねぇ

彩香

緊張しないで笑

妃織

ばぁちゃんピースピース!

パシャ

駄菓子屋の外で 店を背景に4人で記念撮影

4人の笑顔が記録された。

彩香

じゃ、お邪魔しました

莉子

ばぁちゃん今までありがとう

彩香

お世話になりました

駄菓子屋のおばあちゃん

いやだねぇそんな…
もう会えないみたいじゃないかい…

莉子

会える?

駄菓子屋のおばあちゃん

会えるさ、少し遠くなっちゃうけど

駄菓子屋のおばあちゃん

ここを売ってアパートに住むんさ

莉子

そっか…!

彩香

じゃあ、会えるね笑

妃織

じゃ、ばぁちゃん体に
気をつけてよ?

駄菓子屋のおばあちゃん

はいよ

妃織

長生きするんだよ!!

駄菓子屋のおばあちゃん

もちろんそのつもりさね

妃織

じゃあね!

莉子

バイバイ!

彩香

じゃあね

少し細い路地を通り抜け おばあちゃんの姿が見えなくなるまで 手を振り続けた

駄菓子屋を閉めてから 2ヶ月の月日がたった頃。

駄菓子屋のおばあちゃん

……まったく…

駄菓子屋のおばあちゃん

どっちが気をつけんだい…

手に握られているのは

娘 金田妃織 儀 不慮の事故によりまだ若くも 〇〇月××日急逝致しました。 大変お世話になりましたので 早速お知らせ申し上げるべきでしたが ご通知が遅れました事を 深くお詫び申し上げます。 葬儀は近接者にて○○月△△日に 滞りなく相済ませました。 ここに生前の御厚誼を深謝し 衷心よりお礼申し上げます。 金田 智

妃織の死亡報告だった

駄菓子屋のおばあちゃん

私より先に逝ってどうすんだい…

駄菓子屋のおばあちゃん

…トラックの過失運転かい…

駄菓子屋のおばあちゃん

辛かったろうに…

駄菓子屋のおばあちゃん

あんなにいい子から
お迎えしちまうだなんて

駄菓子屋のおばあちゃん

神様も意地悪だねぇ…

棚に飾ってあった あの日撮った写真を手に取り

涙を一筋添え

そっと手を合わせた

主です

どうもこんにちは

主です

りとでございます

主です

えーまず言い訳をさせて下さい

主です

こちらのお話。

主です

全くまとまっていないのに書きました

主です

申し訳ございません

主です

書きながら思ってたんですよ

主です

あれ、おもんないな

主です

思い浮かんだ時はもっといいお話に
するはずだったのですが

主です

なんとビックリこうなりました

主です

それにしても自分死ネタ多いな

主です

いやぁ、良くないですねぇ(?)

主です

甘い恋愛系かけたらいいんですけどね

主です

そちらは専門外ですね(白目)

主です

えー、ここまでのタップ
お疲れ様でございます。

主です

ここらで終わらせていただきます。

主です

ありがとうございました

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