あれからもう何時間も経過していて、あとは眠るだけだった。
スマイル
いきなり海の中が荒れた。船だ…。
…?
あれ、いつもみてる船よりも何倍も大きいのだ。たまにみるやつ…!
俺はその船がUターンしてから後を追った
立派な船だった。あれは、あの王子の城の船だろうか。ここら辺で立派な船を持っているのは、あの人しかいないだろう。
俺は、もっと近くで見たくて、バシャバシャと泳いだ。
青年が頬杖を着いて海を眺めていた。 王子だ…。
きんとき
スマイル
みられたか…⁈いや、でも…。うーん。 わからない。
…王子は、人魚をどう思っているのだろうか…。人魚には悪い噂が沢山ある。それを王子はどんなふうに受け取ったのだろう
…明日、どうせ人間になる。どこかで会えるでしょう。
俺は引き返して城に戻って行った。
母
スマイル
今は…朝か…。
母
スマイル
スマイル
母
俺はベッドから勢いよく飛び起きて泳いだ
父
スマイル
父
父
スマイル
父
父
スマイル
父
俺は、家族を背に泳ぎ出した。
ばしゃん!と勢いよく海面から顔を出した
朝は朝だが、まだ日が登り始めたばかりだった。少し早すぎただろうか…
俺は、砂浜まで泳いだ
スマイル
着いた…。
よし、ここでこれを首にかければ…
俺は赤い球体がついているペンダントを自分の首にかけた。
すると、体が浮き上がり、水が俺を包み込んだ。
スマイル
俺は、痛みを負った。なんて表現すればいいんだろう…。この痛み。全身がジンジンしていて…。
でも、サメに噛まれるよりもマシな痛みだ
スマイル
スマイル
尾が無い。これは人間の足だ。
俺、本当に人間になれたんだ…!
人間はいつも足で立って二足歩行で歩いている。
俺も立とうと思ったけど、立てなかった。
立つってどうすればできるの???
俺は色々な方法をため試した。
色々な方法を試していくうちに疲れてしまい、眠たくなった。そうだよね、今日早起きしたから。
人間は、どうやって寝るんだろう。
わからない。
俺は砂浜に横たわった。
コメント
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スマイルさん頑張れ!、 続き楽しみにしてます!✨