君を幸せにしたい ＿ー💙❤️編ー

彼女の病室にはいつも誰かしらがいる。 人間不信の割に、決まった人とはしっかりと、関係を築けるようだ。

あれから、カウンセリング室だったり、💙がいる時は、病室で3人で話したりして、彼女も、少し俺に慣れてくれたようだ。

最近は、カウンセリングにも1人で来れるように。てことは、俺とも2人で大丈夫って事なのか？そろそろ本題切り出すか……

なんて考えてた。 そろそろ彼女が来る時間だ。

廊下にでて、どうせなら、迎えに行こうかとおもい、ドアを開けると同時に、 奇声を発しながら走る患者と、追いかける数名のスタッフが横切ると同時に、ドクターコードがながれた。 行先は丁度彼女が来る方向。

俺は思わず走り出し、患者においつくというとこで、彼女が。 患者が彼女に向かって加速しだし…手をふりかざす。

何とか、間に合った。 ほかの先生達が取り押さえた。

医者:君は大丈夫？

そう伝え、彼女をカウンセリング室へ。 一緒にいた💚さんは忘れ物をしたとかで一旦病室に戻ると。

どう見ても大丈夫じゃない。 背中をさすっても、落ち着かないどころか、息も荒くなる…

看護師に連絡し、💚さんに伝えてもらう。 すぐ、💚さんは来た。

💚さんが優しく彼女を包み込み、背中をさすると、彼女は、声を上げながら泣きじゃくった。 💚さんは、ずっと、大丈夫。といいながら、せなかをさする。 大事そうに……

そっと顔を除くと、💚さんの裾をしっかり握って、安心したように寝ていた。

そんな言うわりに、2人はまだ付き合ってるわけでもないと。 小さい頃から色々あったと、軽くだけど、💚さんに話を聞いた。

あれから、彼女はよく話をしてくれるようになった。病室はいつも賑やかで。💙も時間があると、勉強を教えに来ていて、話す機会も増えた。

今日は○○さんも外泊。俺は仕事休みで、久しぶりにスーパーに買い物に来た。

なんか仲良さげだな…… でも、💙は🖤くんと付き合ってたよな…

そっか。 俺のせいで引っ越して……

勇気出したんだ……

ここが、💚さんの……

なんか賑やかで、暖かい家だな。