初めて、声を出して泣いた。
ものすごく、悔しかった。
夢主
ガープ
優しい声で、そう言われた。
もう、離してなんて言えなかった
夢主
ガープ
帽子を外されて、頭を撫でられた
ガープ
ガープ
そんなこと言われれば、涙は止まらない
麦わら帽子を手に取って、顔を隠した。
夢主
立とうとしたが、足が重い
足がもつれて、また倒れた
ガープ
服は酷く廃(すた)れていた
私の服は、黒色の汚れが着いていて
白だから、余計に目立った
心も酷くボロボロだった。
センゴク
見ればガープも、服がボロボロだった
ガープ
そうは言うものの、ここにいる全員が
立っているのもやっとだった
夢主
力のない声で、そういった。
どこへとも、言わなかった。
ただ、帰る場所があるなら、
私はそこへ帰ろうと思う。
皆で、フラフラになりながら帰った
翌朝――――
ガープ
センゴク
昨日で全ては終わり、
また、海賊を取り締まる役目が回ってきた
もう、情けをかけてはいけない
コメント
8件
あー、、夢主、(இдஇ`。)
続き待ってるね(❁´ω`❁)
今回の物語も面白かったです!主さんの物語は全部面白いですね