小野山
学校に着くなり、 甘ったるい声で 廉の腕に巻き付くのは
あの、可愛いと有名の 小野山さんだった
永瀬廉
〇〇
一応、私も挨拶をしてみるが
まるで、私が見えていないかのように
廉を上目遣いで見ている
小野山
あ...その話題はNGです、
永瀬廉
お願いだから言わないで欲しい
言ったら面倒臭いことになる
その場にいるのに耐えられなくて
1人で歩き始めたら
永瀬廉
腕を掴まれました
〇〇
〇〇
永瀬廉
永瀬廉
そう言った廉は くるりと小野山さんの方に体を向け
永瀬廉
永瀬廉
永瀬廉
永瀬廉
永瀬廉
〇〇
小野山
小野山
小野山
永瀬廉
そしてぽんっと頭に手を置かれた
永瀬廉
永瀬廉
小野山
永瀬廉
そう言い残して 私を引っ張りながら歩き始めた
〇〇
永瀬廉
永瀬廉
永瀬廉
そう言って、廉はいつもより 大人っぽくニヤッと笑った
〇〇
きっと私の顔は真っ赤だ
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ペットにして欲しい