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第1話 - 試作品【Vol.1】

2025年05月02日

#slwv5

あ

※これは松本覚醒編後に書いたものです

そしてこの黒いアイコンの人は、まだ明かされていないキャラということで使用しています。

デカキン

兄貴お疲れ様です

デカキン

あの､今月の上納金です

花山

おぉ､ご苦労

デカキン

兄貴､それで今日のご要件は？

花山

あぁ｡
今日呼び出したのは他でもない､ここ最近花山組の組員信号トリオの動きが止まった

デカキン

あぁ、そのことですか…
俺も何度か組の仕事について連絡をしているのですが、未だに返信が来ず…

デカキン

あいつら組放っといて何をやってるんだか…

花山

それでよ､今日俺の家のポストに俺宛で手紙が送られてきた

兄貴へ

デカキン

手紙ですか

花山

この手紙は恐らく信号トリオからの手紙だろう

デカキン

手紙の中にはなんて書いてあったんですか？

花山

中には住所のようなものが書いてあった。
それだけだ

デカキン

住所ですか…

花山

そこでお前に頼みだ
ここの住所について色々と情報を調べてくれ
(デカキンに手紙を渡す)

デカキン

まぁそういう事なら…
分かりました

花山

あぁ?
なんだよ

デカキン

いやー兄貴意外と俺らの事､気にかけてくれてるんだなと思って…

花山

あぁ!!?
ちげぇよ!!

花山

あいつらがここ一ヶ月組の金を管理してるからだろうがよ!!

デカキン

あぁ…そういう事ですか…

花山

…
まぁそれに､俺の舎弟であるアイツらがそう簡単に拉致られるとは思わねぇしな

デカキン

…

花山

とにかく信号トリオの件は頼むよ

タバコを吸い散歩をする

花山

…

花山

(デカキンにはあぁは言ったが､実際あいつらが危険な目に遭っていてもおかしくはねぇ…)

花山

(ここ最近俺の周りで出会う奴らは、全員俺と対等にやり合えれるレベルの奴らばかりだ…)

花山

(そんな中であいつらが対抗することは不可能に近い…)

花山

(あいつらが今何をしているかは分からねぇが､なるべく早く見つけ出さねぇとな…)

ある建物の前へ辿り着く

デカキン

この施設のようです…

花山(ぼっち)

…

前日

デカキン

兄貴
手紙の住所が分かりました

花山

おぉ、そうか…

花山

それで、一体なんの住所だった？

デカキン

住所の場所にあった施設の名前は
ミラコーポレーション

デカキン

ロボットを長く研究し続け、無数のロボットを作り上げている会社です

花山

ロボット…？

デカキン

えぇ
精度の方も凄く、種類別では人間をも上回る頭脳や格闘技術を持っているロボットがいるそうです

デカキン

ですが不可解なことに
ここ数年ミラコーポレーションで働いている人員の目撃情報が1つもないとのことらしく、今は誰が運営してるのかも分からない非常に謎に包まれている会社です

花山

じゃあ信号トリオはそいつらに拉致られたということか？

デカキン

いえ、もしかするとあいつらは自らミラコーポレーションへと行った可能性が高いと思います…

花山

あぁ？どういう事だ？

デカキン

まずロボットの中身は何もないただの空間になっており、まるで人間が丁度よく中に入れるような構造になっております。

デカキン

ですがこれにはミラコーポレーションを続ける為の理由がありました

デカキン

ミラコーポレーションでは、最初ロボットに頭脳や格闘技術を身につける為に、人間をロボットの中にスーツとして着用し、人間の能力をインプットしなければなりません。

デカキン

そしてその能力をベースに更に色んなことを学習し人間を上回るのです

デカキン

ここまではいいのですが、問題は次です

デカキン

ミラコーポレーションでは一般の方に対してある商売をしているらしく、高い頭脳や格闘技術がほしく悩んでいる人達に向けて、逆に今度はまたロボットを着用させロボットの技術を人間にインプットさせるということができるらしいのです。

デカキン

ですので、もしかしたらあいつらも力の欲しさに、ミラコーポレーションへと向かってしまったのかもしれません...

デカキン

まぁ、ここ最近身近で出会う奴らは、皆兄貴と張り合える奴らなので、力がほしいと思うのも無理もないですよ…

デカキン

あいつらも兄貴の舎弟ですから､兄貴の力になれていないとでも思ったんでしょうね…

花山

……

過去を振り返る

花山

……

デカキン

兄貴、とにかくアジトに向かうなら急いだ方がよさそうですよ

デカキン

調べた所、人間がロボットの能力を長く頼りすぎると、脳の理性までもがロボットに乗っ取られてしまうらしいです。

デカキン

表では色んな方の悩み対処と善意のような事をしてるように見せて、裏では人間をロボット化に伸縮させる、偽の商売をしていたのです

花山

なるほどな…
そういう事なら明日の放課後その施設に向かおう。
デカキン
今回は相当調べてくれたみたいだな、ご苦労

デカキン

…

現在に戻る

デカキン

情報としては、この門から入ればバレるリスクは少ないようです…

花山(ぼっち)

……

デカキン

そして最後に伝えておきます
もしロボットに遭遇した際は逃げるのがベストです。

花山(ぼっち)

あぁ?何言ってだお前？

花山(ぼっち)

伝説の不良である俺だぞ？
普通の人間如きを上回る力なんぞ、俺の前では赤子の力に決まってんだろ

デカキン

いえ
確かに全ての強さに関しては兄貴には到底及びません｡
ですが金属製で作られたロボットの耐久性は半端な硬さではないですので、そこはお気を付けください

デカキン

兄貴
それでは行きましょう

門の中へ入る

花山(ぼっち)

…

花山(ぼっち)

随分と広い部屋だな…

警報がなる

侵入者を感知
至急第一ホール前へ

花山(ぼっち)

…??

花山(ぼっち)

おい…
一体これはどうゆうことだよ

デカキン

……………

花山(ぼっち)

……

兄貴!!

花山(ぼっち)

(後ろを振り向く)

花山(ぼっち)

あぁ…?

デカキン

……

デカキン

……

花山(ぼっち)

デカキンが2人…?

花山(ぼっち)

一体何がどうなってんだよ…

デカキン

…

横にいたデカキンが姿を消す

デカキン

兄貴…

デカキン

罠だったんですよ…

デカキン

全部…

デカキン

あいつらの罠だったんですよ!!

デカキン

最初から…

デカキン

俺達は…あいつらの手のひらで回っていたんです!!

花山(ぼっち)

あぁ…??

花山の後ろに集団の誰かが集まる

cp-1142

………

花山(ぼっち)

……

デカキン

……

デカキンの後ろにも3人現れデカキンを外に押し出す

デカキン

お前ら…

信号トリオ

…

デカキン

この様子…
もう手遅れだったか…

cp-1142

(花山を囲む)

花山(ぼっち)

てめぇらがこの施設の製品か

cp-1142

花山(ぼっち)

なんか俺相手なのに数少なくね?

cp-1142

花山(ぼっち)

まぁいいや

花山(ぼっち)

さっさと来いよ
廃棄品共

cp-1142

……

一斉に花山の方へ戦闘態勢となる

6人がかりで向かってくるが花山が優勢になる

花山(ぼっち)

……

(花山の方へ走り攻撃をする)

花山(ぼっち)

…

cp-5000

花山(ぼっち)

……
ちょっとは骨のあるやつもいるじゃねぇか

花山(ぼっち)

これなら30%の力で戦っても大丈夫そうだな

cp-5000

(攻撃を仕掛ける)

花山(ぼっち)

(下へ避けカウンターでダウンさせる)

cp-5000

cp-0804

(花山を抑える)

cp-5000

(抑えてる隙に攻撃しダウンさせる)

信号トリオ(赤)

(デカキンに攻撃を仕掛ける)

デカキン

(３発ほど喰らい､4発カウンターをしダウンさせる)

デカキン

やっぱり…
力をインプットしてるのもあって以前とは別人だな…

信号トリオ(黄)

(2発デカキンに攻撃をし)

信号トリオ(青)

(デカキンを押さえつけ)

信号トリオ(黄)

(5発攻撃をする)

デカキン

……

デカキン

(血を吐く)

花山(ぼっち)

(花山が攻撃を仕掛け)

cp-5000

(ダウンする)

次々とダウンさせるが何度もすぐ立ち上がる

cp-1142

…

花山(ぼっち)

……

花山(ぼっち)

このままじゃキリがねぇな

花山(ぼっち)

お前らの頑丈さだけは褒めてやるよ

花山(ぼっち)

(花山が攻撃を仕掛けダウンさせる)

cp-0144

花山(ぼっち)

だが俺は今､お前らの相手をしてるほど暇じゃないんでな、悪いけど終わらしてもうよ

cp-0144

(花山に攻撃を仕掛ける)

花山(ぼっち)

(サイドに避けカウンターで故障させる)

cp-0144

花山(ぼっち)

…

花山(ぼっち)

(次々と一気に故障させる)

cp-0804

cp-0064

cp-3253

cp-0009

cp-1142

(花山の方へ向かう)

３発ほど攻撃をするが避けられカウンターで故障する

cp-1142

花山(ぼっち)

……

花山(ぼっち)

後はお前だけだな…

cp-5000

花山(ぼっち)

(花山が攻撃を5発仕掛け追い詰める)

cp-5000

花山(ぼっち)

…

トドメを刺そうとするが直前で煙を放たれ膝をつく

花山(ぼっち)

…!?

花山(ぼっち)

(なんだこれ…
うまく力が入らねぇ…)

花山(ぼっち)

(やべぇ…
視界がくらk…)

目を覚ます

花山(ぼっち)

……

初めまして花山くん

花山(ぼっち)

あぁ…?

花山(ぼっち)

博士コジ?

研究者コジ

私は研究者コジ

研究者コジ

主にこの施設で働いている者だ

研究者コジ

この部屋は､さっきいた部屋の隣にある第3ルームだ。

花山(ぼっち)

この施設の従業員？

花山(ぼっち)

そんな事より一体何をするつもりなんだよ

花山(ぼっち)

何なんだよこの手錠は…

研究者コジ

………

研究者コジ

君を人体実験にさせてもらう…

花山(ぼっち)

はぁ…?

研究者コジ

まぁその前に少し世間話をしよう

研究者コジ

花山くん。
君を知ったきっかけは､君ととある人物との戦いだった。

研究者コジ

私はその人物の情報や出来事を分析しまとめていてね…
まぁいわゆるその人物の監視人だよ…

研究者コジ

でも私の分析力のおかげでそいつはどんどんと強くなっていった

研究者コジ

だがそんなある日に、君という存在がその人物の視界に入ってきた

研究者コジ

その時の戦いの光景を見て、私は正直驚いたよ…

研究者コジ

君はその人物相手に互角に戦い、更に追い詰めていたんだよ…

花山(ぼっち)

…

研究者コジ

そして今日､うちの精鋭部隊の製品を全員集め花山くんの力を再度試させてもらった。

研究者コジ

そしたら君は…軽々と1人で全員倒してしまった…!

研究者コジ

始めてだったよ…
ここまで強い人を見たのは…

花山(ぼっち)

……

研究者コジ

(麻酔を取り出す)

花山(ぼっち)

麻酔…?
まさか…!!

研究者コジ

私はそんな君の強さデータが欲しくなった…

花山(ぼっち)

おい!待て!俺はお前らのおもちゃじゃねぇ!

君のデータをあの私の最高傑作の製品にインプットし…

花山(ぼっち)

おい!待て!おい!

研究者コジ

ミラコーポレーションは世に革命を起こす…

花山(ぼっち)

うわぁぁぁぁぁ!!

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