コメント
4件
やっぱきてくれた…✨ よかったぁぁ…( ; ; ) これから青桃はどうなっていくのか… 腐腐腐…見どころですね…_:(´ཀ`」 ∠): ((↑オタクが出てしまいましたすみません))
頭治ったぞ〜!心配ありがとう!(´▽`) 今回もいいお話でした!これからおもろくなるやろうなぁ(˶'ᵕ'˶)
こんぱる
!注意!
BL/nmmn/irxs様 です 青桃 ピアニストが前提のお話です R表現なし 2人とも大学生くらいの年齢設定 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!
こんぱる
数日後。 俺は未だにどうすれば良いのか分からず、ただ時間が過ぎていた
両親はお見舞いに来てくれるが、流石にずっとはいれない。
1人黄昏る時間が多くなった
桃
そんなときだった
青
桃
桃
ドアのそばに花束を持ったいふさんが立っていた
いつもとは違うラフな格好
ゆっくりとベッドに近づいてくる
青
ぎゅ、と抱きしめられる
桃
青
青
青
青
桃
桃
桃
青
頭を撫でられる
青
桃
青
桃
桃
青
桃
左側だけ手が出ていない病衣の袖を揺らす
青
桃
青
青
桃
桃
誰とも話したくない
特に、俺がお手伝いさんを殺してしまったようなものだから、 その原因になったいふさんに会うのは辛かった
いふさんは悪くない。 それはよく分かってる
でも、思い出してしまうから…。
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
酷い事を言っている
憧れだった、大好きだった人
せっかく話しかけてくれた
友達になれた
全てが打ち砕かれていく
青
青
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
そんな綺麗事、口だけなら誰でも言えるんだよ…
でも
それから本当に、毎日いふさんは病院へ来るようになった
言った通り俺から離れることは無かった
桃
2ヶ月ほど経った日
青
バスケットを持ったいふさんが部屋に入って来た
桃
入院してからほとんど食べておらず、点滴を通して栄養を摂取せざるを得なくなる一歩手前まできていた
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
優しく抱きしめられる
青
桃
青
桃
桃
青
青
青
青
青
桃
よしよし、と頭を撫でてくれる
青
桃
あれ、箸は?
青
え…
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
きっと来ない
同じ音楽の道を進む者として、いふさんはきっと声をかけてくれたんだ
今となっては共通点は無い
それにいふさんも大事な練習時間を削って来てくれている
もうそろそろ限界だろう
あんなにいふさんは俺のそばを離れないと言ってくれているのに、未だに信じることの出来ない自分が嫌いになりそうだ
青
桃
青
桃
バイバイと右手を振る
静まり返った病室
桃
どこか怖くなる。
家族はいる
大切にしてくれて、愛を感じる家だ
でも、こうやって毎日会っていた友人のような存在が突然消えてしまうのは怖い
桃
今日は月が見えない
この前は左側がほんの小さく見えていたのに
きっと今日は新月だ
俺は真っ暗な空をただ見つめていた