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君の事が、とっても大好きだ。

でも、これは片思い。

だから、隠れて

静かに、君の事を見つめてる。

嗚呼。

どうか気付いて。

春夏

涼太くん!

春夏

ごめんね

春夏

少し怪我しちゃって……

涼太

ったく……

涼太

ちゃんと気を付けろよ?

春夏

うん!

これは私の作戦。

でも、そろそろ切れてしまいそう。

最初は「情けない」で、面倒を見てもらえた。

だから

今度はもっと、大袈裟に痛がらないと。

春夏

(涼太に近付きたいから)

春夏

(その場だけの痛みを演じて)

春夏

(それのせいで?)

春夏

(最近じゃ小さい事なんかで)

春夏

(振り向いて貰えない。)

春夏

(だから、もっと大袈裟に演じる。)

春夏

(涼太との「終わり」なんて見たくないから……)

いつだったか

春に涼太と出会って

趣味が合ってくうちに見惚れて

それが強くなってって。

もっと早く告白すれば良かったんだね

今まで弱くて、ごめん。

涼太

ほら、春夏行こう!

春夏

う、うん!

涼太

……なんか気分悪い?大丈夫?

春夏

ううん!大丈夫だと思う!

涼太

そっか……気分悪くなったら言えよ?

春夏

分かった!

そんな中

涼太は、きっとこの関係を続けたいんだと思ってる。

私は、少し、次のステップへ踏み込みたい。

気持ちよくなりたい。

自分で弄ってたって、詰まらないし

ごめん

春夏

いっ、あ!ぅ……

おじさん

…気、持ち良い?春夏ちゃん

春夏

……う、うん…

手ぇ、出しちゃった。

しょうがないよね。

涼太、構ってくれないんだもん。

涼太

(分かってる。)

涼太

(春夏が他の人とヤってる事。)

涼太

(でも、怪しいレールを信じ込んで欲しくない。)

涼太

(……出しゃばっちゃうけど)

涼太

(春夏と、首の皮1枚繋げときたいんだ……!)

春夏

っ……りょう、た……!

涼太

痛くない?大丈夫……?

春夏

ん……気持ち、いっ……

頭が痺れて、熱くなる。

涼太に全部、溶かされたい……

春夏

……今日はありがとう

涼太

うん

涼太

じゃ、バイバイ

春夏

うん!バイバイ

少し、たどたどしい足取りで、いつもの帰路に帰る。

あの人なんかじゃない

君の優しさが、嬉しかったんだ……!!

春夏

……

春夏

えっちするの、もう止めよ。

涼太

えっ

涼太

どうして?

春夏

いいから……

春夏

ごめんね

春夏

一時的だから……

なんで、この子は生まれたの?

それはね……

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