TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

しにがみ

ふあぁ〜!

目を覚まし体を起こすと 心地よさそうに寝ているぺいんとさんの 頬を撫でると寝返りがうてる様になったからか 快眠らしい、ゆっくりと目が開く

しにがみ

おはようございます

ぺいんと

おはよう

ぺいんと

んー!快眠だー!

しにがみ

寝起き良いですもんねw

ぺいんと

ほんとにね、寝返りうてるだけで
こんなに変わるなんて…!

感動しながら寝室の扉を開くと トラゾーさんがソファに座っていた

トラゾー

あ、おはよう2人とも

しにがみ

おはようございます、トラゾーさん

ぺいんと

おはよ〜

トラゾー

朝ごはんどうする?

ぺいんと

どうするって?

トラゾー

食堂で俺達と一緒に食べるか
ここに運んできて部屋で食べるか

ぺいんと

えぇ…

しにがみ

まぁ…食堂で良いんじゃないですか?

ぺいんと

そうだね

トラゾー

オッケー、じゃあ行こうか

しにがみ

おぉ…!

大きな食堂は、大きな机を囲むように 沢山の椅子が置かれていた

トラゾー

この席以外で好きな所座りな

ぺいんと

じゃあここ〜!

しにがみ

その隣〜!

トラゾー

俺は対面にしようかな

席に座るとギィと音を鳴らしながら ドアが開き王様が入ってきた トラゾーさんが除外した椅子に座る

トラゾー

おはよ、兄さん

クロノア

うんおはよう
お2人もおはようございます

しにがみ

ども…

ぺいんと

はい…

トラゾー

五十嵐さんもおはようございます!

五十嵐

おはようございます、トラゾー様

執事の格好をした優しげな男の人が 目の前にご飯を並べていく

しにがみ

美味しそう〜!

ぺいんと

いい匂い!

トラゾー

いただきまーす!

ぺいんと

いただきます!

しにがみ

いただきま〜す

カチャカチャと食器が当たる音だけが 聞こえてくる、静かな空間で少し気まずい

しにがみ

あ…!

五十嵐

お怪我はありませんか?

しにがみ

はい、大丈夫です!

五十嵐

すぐに新しいものをお持ちしますね

スプーンを落とすとすぐに執事さんが 新しいのと変えてくれた 特にすることが無い時は王様の後ろで 待機しているらしい

クロノア

ふぅ…

トラゾー

大丈夫ですか?

クロノア

うん大丈夫、五十嵐さんこれ下げて

五十嵐

かしこまりました

クロノア

じゃあ

そういって出ていった王様を見送る ご飯残すなんてワガママだな

ぺいんと

そう言えば執事さんは?

トラゾー

あぁ、紹介がまだだったか!

五十嵐

申し遅れました、五十嵐と申します

ぺいんと

ぺいんとです!

しにがみ

しにがみです!

トラゾー

五十嵐さんは、兄さんの右腕なんだよ
なんでも出来るんだ

しにがみ

すごい!

五十嵐

それほどでもございませんよ

トラゾー

2人はご飯後なにするの?

ぺいんと

何しようか

しにがみ

たしかに、荷物も服も
何も持ってきてないですしね

トラゾー

そっか…じゃあ今日は城の中を
五十嵐さんに案内してもらいなよ

ぺいんと

マジで?!

しにがみ

トラゾーさんは来ないんですか?

トラゾー

俺少し仕事があってね
お願いできます?

五十嵐

はい、お任せください

トラゾー

明日、服とか買いに行こうか

しにがみ

ですね

ぺいんと

俺達これだけだもんな

トラゾー

じゃあ、また

五十嵐

まずここが食堂でございます

ぺいんと

この歯車って何なんですか?

五十嵐

こちらの歯車は主様が動かすことで
防衛システムを発動させます

しにがみ

へー

五十嵐

で、こちらは会議室でございます
招集がかかればこちらに集合して
ください

ぺいんと

分かりました

五十嵐

そうそう、この城の解説は
いりますでしょうか?

しにがみ

お願いします!

五十嵐

ここは、代々魔王様が治めていた
魔物達のオアシスでございます

五十嵐

ここでは種族も強さも関係ありません
魔王様の名の下に平和に支え合って
生きております

しにがみ

でも、王様って元勇者なんですよね
なんで魔物を従えられるですか?

五十嵐

元は勇者でも魔王を倒し
その力に認められたからです

ぺいんと

それだけで?

五十嵐

一見簡単に見えますが
大いなる力には最悪の代償がある…

大いなる力には最悪の代償がある… その代償をあの王様も背負ったのかな

五十嵐

さて、次はお部屋の方を
ご案内しますね

ぺいんと

おぉ!天井高っか!!!

しにがみ

綺麗…!

五十嵐

ここは、鏡の間でございます

ぺいんと

鏡の間?

五十嵐

ここの鏡を通って
それぞれの屋敷へ移動できます

しにがみ

へぇ…

五十嵐

左からお二人のお屋敷、次がトラゾー様
真ん中がここ魔王城、その次が主様
最後が我々、魔王直属の幹部
というふうになっております

ぺいんと

へぇ…

五十嵐

大体はここ魔王城で過ごします

しにがみ

なるほど

五十嵐

ん、主様どうなさいましたか?

鏡から足が出てくると よく記憶に残っている白銀の髪が姿をみせた

この作品はいかがでしたか?

123

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚