妄想癖
初めまして。
妄想癖です。
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妄想癖
初めて物語を作るので、お手柔らかにご覧頂ければ。
妄想癖
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あるまるしかく様の
トコトコ王国 です
あるまるしかく様の
トコトコ王国 です
妄想癖
どーぞ
あるところに、みんなから愛される綺麗な赤色の髪のアリスと
髪色が遺伝されずピンク色のイノベ・ナディアがすんでいた。
アリス
ナディア
アリスはよその子だったが、髪色が似ているという理由でイノベ一家の一員として受け入れられた。
実の娘ナディアは髪色が家族の中で雄一違うので、お父様やお兄様、メイドなどの皆から虐められていた。
アリスが微笑むと周りの皆も笑顔になる。だから皆から愛されている。
イノベ家は不思議な力を持っている。
昔はすべての血の繋がりを持った者にその力が開花していたが、だんだん力が薄れて、とうとう1世代に1人となった。
その力は花を操る力
もちろんその力は1番遺伝している兄、ヤードが開花知ると皆口々にいっている。
ヤード
アリス
綺麗な花がたくさんあるわ!
メイド
そうですね。アリスお嬢様!
この花なんてアリスお嬢様の髪のように綺麗な赤色をしていますよ。
この花なんてアリスお嬢様の髪のように綺麗な赤色をしていますよ。
アリス
ほんとだわ!
アリス
ヤードお兄様とお父様にも似ているわ!
プレゼントしようかしら!
プレゼントしようかしら!
メイド
きっと喜ばれますよ。
アリス
ウフフ!
2人の喜びになられたお顔が楽しみ!
2人の喜びになられたお顔が楽しみ!
メイド
(笑顔がとても可愛い…)
ウフフ
ウフフ
アリス
どうしたの?
メイド
何でもありませんよ。
アリスはいつも明るい。
ナディアはアリス達が去っていった後に、1人で花を摘みに来た。
ナディアはアリス達が去っていった後に、1人で花を摘みに来た。
ナディア
…
ナディア
綺麗だわ
ナディア
♪~
ナディアは1人で花を摘んでいると、メイド達がナディアを馬鹿にしている。
メイド
見てよ、また1人で花を摘んでるわ
メイド
可愛そうだわ。家族からも嫌われて。フフッ
メイド
でもジョソン様もなぜ追い出さないのかしら
メイド
影で虐めてる人がいるって聞いたことがあるわよ…
メイド
まあ確かにジョソン様の奥様はナディアを産んで亡くなられたものね。
あんなに愛していた妻を殺されたって思っても仕方がないわね
あんなに愛していた妻を殺されたって思っても仕方がないわね
メイド
それでよく図々しく居られるわね
私だったら耐えられないわ!
私だったら耐えられないわ!
ナディア
(またか…)
ナディアはメイド達の方を見た。
メイド
こっち見てるわよ…
メイド
気味が悪いわ
メイド
早く行きましょ!
メイド
ええ
メイド達はライオンから逃げるシマウマのように去っていった。
ナディア
…
ナディア
あっこの花綺麗だわ…
ナディア
部屋に飾ろうかな…
ナディア
そろそろ昼食の時間ね
ナディア
この時間が1番嫌なのよね。
ナディアも綺麗な花を摘んで浮かない顔で城へ戻っていった。
それっぽい背景がなかったのでこれで許してください。
ナディアが昼食を食べにやって来るともう皆揃っていた。
ナディアは皆とはわざと離されて用意された席に座った。
まるで、醜いアヒルの子のように
ナディア
(こんなことをして何が楽しいって言うのよ…)
ナディアがそんなことを考えているとメイドがいる方からクスクスと笑い声が聞こえて来た。
ナディア
…
ヤード
お腹がペコペコだな。アリス
アリス
私もペコペコ!
アリスはヤードに微笑み、部屋の雰囲気を一気に明るくした。
アリス
それより、お父様とお兄様?
私、プレゼントがあるんです!
私、プレゼントがあるんです!
ジョソン お父様
何だ?
ヤード
それは嬉しいな!
そう言ってアリスはさっきメイドと摘んだ花を出した。
たくさん摘んだのか、2つの花束になっていた。
アリス
さっき城の裏の草原で摘んできたの!
とても綺麗な赤色でお父様とお兄様の髪の色と似ていると思ったの!
とても綺麗な赤色でお父様とお兄様の髪の色と似ていると思ったの!
ヤード
綺麗だ!ありがとう。
こんなに沢山摘んで疲れただろう?
こんなに沢山摘んで疲れただろう?
ジョソン お父様
後で部屋に飾ろうか。
アリス
ウフフ!
そう言ってもらえて嬉しいわ!
そう言ってもらえて嬉しいわ!
アリスはとても嬉しそうに笑顔だ。
ナディアはそれをじっとただ見ていただけだった。
ナディアはそれをじっとただ見ていただけだった。
ナディア
(私がもしアリスのように花束を渡したらきっと次の日にはゴミ箱の中に入ってるわよね…)
しばらく3人は話をしていると昼食ができ、運ばれてきた。
メイド
昼食をお持ちいたしました。
ナディア
(今日のメニューは何かしら…)
ヤード
今日のメニューは何だ?
ナディアはヤードと同じ事を考えていたんだと思い、”兄妹”を感じた。
メイド
今日はヤード様の好きなハンバーグですよ!
ヤード
本当か!ありがとう
メイド
いえいえ。
メイドは美味しそうなハンバーグをテーブルにおいて、部屋を後にした。
ナディア
(はぁ、私のはやっぱりないのね)
ナディアは虐められている。メイド達からは昼食を貰えない、朝食と夜食は貰えるがそれは腐った物。少し落ち込んだ顔をしているとアリスがナディアの方を見てお父様に言葉を放った
アリス
ねえ、お父様?
アリス
なぜお姉様にはハンバーグがないの?
ジョソン お父様
ナディアはよその子何だ。
だからないんだよ、
だからないんだよ、
アリス
そんなの可哀想だわ。私だったら耐えられないし見ていられない!
アリスは生まれたての小鹿のように震えている演技をして、好感度をさらに上げようとした
ジョソン お父様
アリスは優しいな、
アリスは私を見下すようにこちらを見てきた。
すると鼻で笑って来た。ナディアは平常心を保って前を向いた
ジョソン お父様
メイド。
メイド
なんでしょうジョソン様
ジョソン お父様
ナディアに昼食を用意しろ。
ジョソン お父様
ただし、
メイド
はい
「ジョソンは残飯を食べさせろと」小声で言った。
メイド
かしこまりました。
ナディア
(暖かいご飯が食べられるわ…)
そんな明るい想像をしていると用意された食事は想像と真逆だった
ナディア
ぇ…
ジョソン お父様
おい、用意してやったんだ残さず食べろよ
ナディアに用意された者は今朝の残飯だった。
ナディア
(まあいつもの腐った卵や野菜よりはマシね)
ナディアは1人で残飯を食べた。
アリス
ふう、おいしかった!
ジョソン お父様
そうだな
ヤード
お腹いっぱいだよ
3人は満足そうに食事を終えて、それぞれの部屋へ戻っていった。
すると穏やかだった表情のメイド達は部屋に私1人となった瞬間表情を変えた。
メイド
もういいですよね?
メイド
あなたが食べた野菜が可哀想で見てられない、
メイドは皿を取って手に持っていたフォークを奪って調理場に戻っていった。
ナディア
はぁ
ナディアは小さなため息をついて、部屋に向かった
ナディア
ご馳走さま
メイド
やっと出ていったわ
あの小娘
あの小娘
メイド
本当ナディアがいると空気が重く感じちゃう。
メイド
言えてるわ!ウフフ
ナディア
はぁ、なんなのよ。
ナディア
私は娘よ?なのに何故私をよその子というのかしら?
思わずナディアの口から本音が漏れてしまった。
ナディア
あら?
ナディア
さっき摘んできた花…
ナディア
どこに飾ろうかな?
ナディア
窓際に飾ろうかしら?
ナディアは窓へ向かって歩いているとクシャッと潰れたような音がした。
ナディア
え?
ナディア
花?
ナディアはハッとした。
まさかと思ったが、窓に向かって力を込めた。
ナディア
まさか私が?お兄様じゃないの?
窓にはピンクや黄色など色鮮やかな花が沢山さいた。
するとヤードがナディアをからかいにやって来た
ヤード
よお、ナディア?
ヤード
!?
ヤード
なぜおまえがお父様と同じような力を…?
妄想癖
どうでした?
妄想癖
サヨナラ







