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信じてほしかった。

13 - 第12話 偽りの笑顔の裏に

♥

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2024年04月15日

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ないちゃんが、ifくんのお見舞いから帰ってきた

今しかないと、僕は密かに覚悟を決める

H.

ないちゃん、話がある……

H.

みんなにも、聞いて欲しい

返事はない……、

大丈夫、分かりきったことだ……

傷ついてなんかいない、大丈夫

まるで、呪いのように大丈夫と繰り返す

N.

うん、わかった...

唯一、ないちゃんだけが反応してくれた

それだけが、救いだった

H.

えっと、話っていうのは……

そう、話を切り出す

声が震えてしまわないように、

いつもよりゆっくり話した

H.

僕は、

H.

……ッ

あぁ、この続き言いたくないなぁ

でも、メンバーを守るために言うしかない

言わなきゃいけないんだ

だから、決心が変わってしまわないように

勢いに任せ一気に伝えた

H.

いれいすを脱退しようと思う

N.

え?

Y.

え……は?

予想通りの反応だった

R.

ほとけっち、!さすがに脱退は……

そう言いながら近ずいてくるりうちゃん

ドッキリだよ〜!びっくりした?って言えたら

どれだけ楽だっただろう

でも、そんなことするわけには、いかない……

目を瞑れば、あいつの声が鮮明に脳裏に蘇った

❓❓

ねぇ、もう一度提案するよ

❓❓

メンバーに、"嫌われてくれない"?

あいつはとても、愉しそうな笑みを浮かべていた

こいつの提案は

"メンバーに嫌われろ" というもの

嫌だった、どうしても……そんなことしたくなかった、

でも、こいつの提案を受け入れないと

次は他のメンバーがこいつに刺されるかもしれない

いやもっと、酷いことをされるかもしれない……

僕のせいで、みんなが傷つく姿は見たくない

だから、僕は嫌われるしかない

何よりも大切で嫌われたくなかった人達に。

でも "大丈夫" 僕なら出来る

覚悟を決め、近づいてくるりうちゃんを

強く、押し倒した

バランスを崩して倒れた、りうちゃんに

H.

近づかないでよッ!信じてくれなかったくせに!!!

と、叫ぶように吐き捨てる

"違う!!そんなこと思っていない"

もう1人の自分が、心の中で微かな悲鳴をあげる

でも、そんなもう1人の僕を無視して喋り続ける

H.

りうちゃんなんか、いれいすなんか

H.

"大っ嫌いだ"

そう言って僕は右手を振りかぶった

H.

ごめんね、りうちゃん((ボソッ

僕が右手を振り下ろさば、

大きな音がなり、りうちゃんの頬が赤く腫れた

形のいい唇にじわりと血が滲んでく

H.

ッ〜〜

ごめんね、ごめん、ごめんなさい、、ごめんなさい

りうちゃん、、みんな……

苦しくて、息が詰まりそうになる

H.

ッ……、

あいつに締められた首の痕がまた痛んだ気がした

リリン

うぇーい(?)

リリン

あ、そういえば今日の体育で

リリン

1時間ずっと筋トレさせられたんですよ.ᐟ‪

リリン

さすがにタヒんだ

リリン

じゃあまた次回の投稿で.ᐟ‪

𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800

信じてほしかった。

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コメント

55

ユーザー

い!?一時間筋トレえええええええええ!? それはきついって! 体調不良なってない? ダイジョーブ!?

ユーザー

悲しい(´;ω;`)

ユーザー
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