笑顔でいないと、...
有能でいないと、...
偽りの俺でいないと、...
全て、全て、全て、!!
完璧でいないと、...
おれはっ...
捨てられてしまう...ッ
俺が資料を片付けていると、
書記長室のドアがノックされる
ut
俺やで
名前を名乗る後となく、 書記長室に入ってくる
まぁ、いつものことだ
tn
んで、資料は終わったんか??
ut
はい、これ
資料を捲り、一枚づつ確認をする
tn
はぁ...あのなぁ...お前はどんだけミスすれば気が済むん!?!?
俺の大声に青色がビクリと体を震わせる
ut
ご、ごめっ...
tn
もうええわ...無能は、はよ出てけ。
ut
...............
青色はそそくさと書記長室から出ていった
tn
はぁっ...またやってもうた...ッッッ
俺は、青色のことを無能だなんて
思ってるんやない
tn
っ...書記長失格やなッ...
カーテンを開け、外を見ると
日が昇っていた
床には飛び散った赤い物、
腕には赤い線。
tn
...おれ、またやっちゃったんか。
tn
皆が起きる前に片付けせえへんとな...
床に飛び散ったのを雑巾で拭き
腕に包帯を巻いた
tn
はよリビング行こ。






