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こころ

あつぴ

きょうかちゃん

こころ

お邪魔します……

きょうかちゃん

私は夕飯作るから座ってて

こころ

私も手伝います

きょうかちゃん

いいの、貴方はお客さんだから

きょうかちゃん

待ってて

こころ

分かりました。

あつぴ

こころちゃん

こころ

はい

あつぴ

こころちゃんは何処から来たの?

こころ

何処からとは、以前にいた場所のことでしょうか?

こころ

それとも生まれた場所?

あつぴ

えっと、前にいた場所は?

こころ

以前は

こころ

警察署にいました。

あつぴ

警察?

こころ

私はこの力が異能だと知ったのは今日だけど

こころ

多分周りの人達はわかっていたのだと思います。

こころ

この力を使って、警察で取り調べをしていました。

あつぴ

そうなんだ、、、

こころ

警察署の中に住んでいました。私が捜査に協力していると上の人にばれると不味いからか

こころ

私は警察署に来てから外には殆ど出たことがありませんでした。

あつぴ

そうだったんだ……

こころ

敦さんはどちらにいらしたのですか?

あつぴ

敦でいいよ。

こころ

私が慣れるまでは待って下さい。

こころ

敬語の方が話しやすいのです。

あつぴ

そっか、僕は孤児院にいたんだ。

こころ

孤児院、私も1度訪れたことがあります。

きょうかちゃん

ご飯できたよ。

こころ

ありがとうございます。

あつぴ

ありがとう鏡花ちゃん。

きょうかちゃん

いただきます。

あつぴ

いただきます。

こころ

いただきます。

こころ

(パクッ

こころ

とても美味しいです。

あつぴ

美味しい!

きょうかちゃん

良かった。

こころ

そういえば、鏡花さんは以前何処にいられたのですか?

こころ

先程敦さんとお話していて。

きょうかちゃん

私は、、、ポートマフィアにいた。

こころ

ポートマフィア?

あつぴ

鏡花ちゃん……

こころ

すみません、思い出したくないことでしたか。

きょうかちゃん

いいの。

あつぴ

あ、こころちゃんはこれからどうするの?

きょうかちゃん

親がいないと言っていたけど、

こころ

そうですね。

こころ

今は警察署に追われるかもしれないので

あつぴ

あ、警察っていうのは、

きょうかちゃん

さっき、聞いてた。

こころ

そうでしたか。

こころ

顔を隠しながらその辺をぶらぶらしていたのです。

こころ

生憎、ばれるといけないので仕事は出来ないんです。

こころ

だから、お金が要らない田舎にでも行こうと思っていました。

あつぴ

そっか……

きょうかちゃん

せっかく仲良くなったのに……

あつぴ

鏡花ちゃん。

きょうかちゃん

うん!、、、

あつぴ

まだ、暫くはここに居てよ。

こころ

いや、お邪魔する訳には。

きょうかちゃん

私たちがいて欲しいと思ったの。

こころ

ありがとうございます。

こころ

それなら、家事は私がやります。

こころ

お二人はお仕事があるのですから。

あつぴ

え、いいよ!

きょうかちゃん

私も出来るから!

こころ

いえ、此処に置いてもらうのですからそれ相応の対価を。

あつぴ

じゃあ、頼もうかな。

きょうかちゃん

うん。

こころ

暫くの間お世話になります。

きょうかちゃん

じゃあ、私お風呂入る、こころも一緒に入ろ。

こころ

ご一緒しても宜しいのなら。

あつぴ

じゃあ僕か食器洗っておくね。

きょうかちゃん

ありがとう。

きょうかちゃん

こころは髪の毛あげた方が大人っぽいね

こころ

そうですか?

きょうかちゃん

こころは可愛いから何でも似合う

こころ

ありがとうございます。

こころ

鏡花さんもとても美しく凛としたお顔立ちですよ。

きょうかちゃん

ありがとう。

きょうかちゃん

明日はお買い物に行こう。

こころ

何か欲しいものでも?

きょうかちゃん

着物に慣れてないんだから動きにくいでしょう?

きょうかちゃん

貴方の服を買いに行くの。

こころ

そんな悪いですよ、着物を頂いたのに。

きょうかちゃん

私がこころに着せたいからいいの。

きょうかちゃん

与謝野さんも呼んで女の子だけでお買い物をするの。

きょうかちゃん

あと、あの子も……

こころ

どうしたんですか?

きょうかちゃん

なんでもない、明日楽しみにしていて。

こころ

はい、楽しみです。

あつぴ

僕もお風呂上がったよ!

きょうかちゃん

敦は明日何処に行くの?

あつぴ

僕はまた彼奴と仕事が、、、

こころ

彼奴?

あつぴ

ポートマフィアの芥川って言うんだけど

きょうかちゃん

あの人はああいう人だから

こころ

苦手なのですか?

こころ

敦さんは苦手な人がいなさそうだと思っていました。

あつぴ

苦手というか彼奴は何かと僕を敵視してくるから

あつぴ

太宰さんから言われたことだから仕方ないけど……

きょうかちゃん

頑張ってね。

こころ

頑張って下さい。

あつぴ

じゃあ、もう寝るよ。

あつぴ

お休み。

きょうかちゃん

お休みなさい。

こころ

お休みなさい。

…………。

また、

貴方は誰なの?

教えて。

お前はもう分かっている。

私の正体は明らかだ。

それなら教えて。

まだ、私は完全では無い。

聞いているの?

私の存在を完璧にし、

お前の力とするのだ。

必ずお前の力と成れる。

其れってどういう、、、?

今回はもう終わりだ。

まって!!

こころ

……ふわぁ

5:30

こころ

よく寝た。

ここ最近は野宿だったから

久しぶりにぐっすり眠れた。

朝ご飯作らなきゃ

こころ

先ずは白米を炊いて、、、

こころ

次は、朝餉ですね

こころ

一緒に鮭も焼きましょう。

こころ

鏡花さん豆腐が好きって言ってましたから朝餉に入れないとですね。

トントンッ

コトコト

きょうかちゃん

いい匂い……

こころ

あ、鏡花さん起きましたか

こころ

もうすぐできますよ

きょうかちゃん

分かった

あつぴ

おはよう。鏡花ちゃん、こころちゃん。

こころ

おはようございます。

きょうかちゃん

おはよう。

こころ

朝ご飯出来ましたよ。

あつぴ

うわぁ!美味しそう。

きょうかちゃん

いただきます

あつぴ

いただきます!

あつぴ

パクッ

きょうかちゃん

モグモグ

こころ

味はどうですか?

きょうかちゃん

美味しい

あつぴ

とっても美味しいよ!

こころ

良かったです。

あつぴ

今日は2人ともどうするの?

きょうかちゃん

こころは私たちとお買い物に行くの

こころ

とても楽しみです。

きょうかちゃん

帰りに1度探偵社に寄る

あつぴ

分かった。

この2人がいるととても安心出来る

とても優しいの。

見えてくるものが苦痛ではない。

きょうかちゃん

行ってらっしゃい。

あつぴ

じゃあ、僕行ってくるね。

こころ

行ってらっしゃい。

きょうかちゃん

こころ、準備しよ。

こころ

え?

きょうかちゃん

こころは可愛いんだからお洒落しないと

こころ

私は大丈夫です。

きょうかちゃん

私がしたいの。

こころ

そうですか……

こころ

では、お願いします。

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