片想い

今日は、メンバー全員と外ロケ。 一通り撮影も終わり、各自自由に休憩時間を過ごしている。

ロケ近くの公園のベンチでぼんやり景色を眺めていると、メンバーの🧡が近づいてきて俺の隣に座った。

そこには、たんぽぽの綿毛をふーと吹いている🤍の姿があった。

俺らの視線に気づいたのか、こちらに笑顔でブンブン手を振っている。

そう言って、🤍に手を振りながらスタッフさんのところに向かった行った。

そう言いながら、たんぽぽをちぎり顔を近づける。

少し驚き🤍を見ると、 🤍は、たんぽぽを持っている俺の手に手を重ね思いっきり息を吹きかける。

🤍は、俺の目をまっすぐ見つめ呟いた

綿毛は全て飛んでいき、そのうちの一つが重なった手にふわっとおち、熱を帯びる。