りぷらい、
りぷらい、
りぷらい、
⚠︎attention⚠︎ ・⛄️🍌(おらおん) ・地雷の方は自衛をお願いします ・通報はしないでください
りぷらい、
初めて彼を見たのは先週
最初の印象は、引越しの挨拶でわざわざ菓子折を持ってきてくれた律儀な好青年
多分僕より少し年下で、大学生くらいだろうか
白いシャツが良く似合う男の子
僕が思ったのはその程度だった
きっかけは洗濯物を干していた時
僕が一人暮らしにかまけて溜まった洗濯物を干していたら、たまたま彼もベランダに出きたので挨拶をした
おはようございます、なんて簡単な言葉だけだけれど
彼は僕の目を見て笑ってくれた
彼は僕と同じ大学の1年生だった
キャンパス内でたまたま出会って、少しだけ談笑をした
本当になんでもない事だけど、彼と話をするのは楽しかった
終電にギリギリで飛び乗ったら、彼がいた
飲めもしないのに呼ばれたサークルの飲み会の帰り
ギリギリで飛び乗った終電に彼も乗っていた
未成年のはずなのに少しお酒の匂いがする彼を見ていたら
先輩に連れ回されたんですよね、と彼ははにかんで頭をかいた
𝑂𝑛𝑙𝑦_
初めて、自分から声をかけてみた
別に、だからどうなるとかではない
ただ、僕は少し浮かれてたのだと思う
だって彼が…
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
君がいるかもって思ったから、なんて
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
急に彼がそんなことを言うから、焦って変な返しをしてしまった
オウム返しだしなんで疑問形なんだよ
変なやつだと思われたかな
あーもうせっかく誘ってくれたのに俺の馬鹿!
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
ヤバい、テンパって謝ってしまった
変な顔でこっちみてるし、もうだめかも…
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑟𝑎𝑓_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
なぜ彼が急に笑い出したのかわからなくてしばらく頭にハテナを浮かべていたが、あまりにも彼が楽しそうに笑うものだから、僕までつられて笑ってしまった
𝑂𝑟𝑎𝑓_
お腹をさすりながらひとしきり笑い終えた彼が手すりから顔を上げる
𝑂𝑟𝑎𝑓_
白く柔らかい髪が風でさらさらと揺れる
彼のぱっちりとした目に夕暮れの赤が光を落とす
ベランダをわける板から体を伸ばしてこちらを覗き込む彼がたまらなくまぶしい
これが初恋というやつなのだろうか
そうだとすれば___
𝑂𝑛𝑙𝑦_
𝑂𝑛𝑙𝑦_
それが君で良かったなって
そう思ったことは、まだ言わない
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