れな
(私はあの日あの人にひどいことを言ってしまった。)
れな
お母さん〜私の制服おかしくないよね?
お母さん
おかしくないわよ!とっても似合ってるわれな。
れな
ありがとう!お母さん!
お母さん
(もうれなも高校生早いわね。
ちゃんと祝ってあげたいそれにはれなに本当の事を言わないといけないのね。)
れな
お母さん!お父さんにも見せてくるね!
お母さん
あ~はいはい
ついでに叩き起こしてきて!全くあの人は今日入学式だから早く起きるように言ったのに!全く!
れな
まぁまぁ、お母さん落ち着いて。
私がしっかり叩きお越してきてあげるから!まっかせて!
れな
お父さん!…お父さん!起きて今日私の入学式だよ!お、き、て!
お父さん
う…イタ、痛いよ。れな
れな
お父さんが早く起きないのが悪いんだよ。
お父さん
わかったわかった、起きるよ
ハア〜おはようれな。
れな
おはよう、お父さん!
お父さんとれなは、お母さんが待つリビングに歩いていった。
れな
起こしてきたよ~
お母さん
あら!やっと起きたのね!もうーねぼすけさん。
お父さん
おはよう〜チュ♥
れな
朝からラブラブだね~
れな
ん、誰だろう~
はーい、今出まーす。
菜々子
おはよう〜れな!
れな
菜々子!おはよう〜
迎えくるの早くない?
菜々子
何言ってるの?もう7時30分だよ。
れな
え?嘘!ごめ~ん早く準備してくるね!
菜々子
はいはい、早く準備してきて〜
お母さん
あら、菜々子ちゃんおはよう。
今日からまたれなをよろしくね。
菜々子
おばさん、おはようございます。
任せてください!れなの面倒は私が見ますよ。
お母さん
ありがとう。
お父さん
菜々子ちゃん、おはよう〜
菜々子
おじさんもおはようございます。
また、寝坊したんですか?
お父さん
ギク?!さすが菜々子ちゃんそこまではわかるのね。
菜々子
学校の日はいつも見えてますから。
お父さん
あはは!まいったまいった!
お母さん
あなたは、早く寝癖直してきてください!もう!いい年して全くもう!
れな
ごめ~ん、おまたせ!って何かあったの?
菜々子
何もないよ。ほら、早く行こ。
れな
うん!いってきま~す!
お母さん
行ってらっしゃい!入学式でね。
お父さん
れな~いってらっしゃ~い
れな
菜々子!今日から高校生だね!
楽しみだな〜どんな人たちがいるんだろ〜
菜々子
れな、楽しみにするのはいいけど勉強も頑張るんだよ。赤点なんか取らないでよ。
れな
な⁉取らないよ!
菜々子
本当に〜中学の頃もおんなじセリフ言ってたけど、結局赤点取ったよね?しっかり何点だったか覚えてるよ?
れな
ぐ…お主そこまで覚えとるのか!
菜々子
うん!何点だったか言ってあげようか?
じゅー
れな
わぁ!言わないで!あの時の点数はお母さんに雷落とされたんだから〜思い出したくもない…
菜々子
笑笑わかったよ。
でも、本当に高校ではハメを外しすぎないように勉強も頑張るんだよ?
れな
わかったよ。がんばります…
菜々子
うん!れなならできるよ!
他愛も無い話をしていたら二人は学校の前についていた。
れな
わぁ〜本当校舎きれいだね!さすが新学校!
菜々子
本当だね。偏差値もそこそこ高いけどよく受かったねれな。
れな
ふふふ!頑張って勉強したかいがありましたよ!
菜々子
フフそうだね。れな頑張ってたもんね。
れなと菜々子が通う学校は、10年前に新しく建てられた新学校。建設されてたった数年で東大や京都大学に合格した人が多く数年で有名な高校となった。
れな
でも、本当すごいよね私がこんなスゴイ所に受かるなんて思っても見なかったもん。
菜々子
れなの努力のおかげたよ。さぁ、こんな所にずっといないでクラス分けの紙を見に行こ!
れな
うん!また同じ教室だったらいいな〜
菜々子
そうだね。また同じだったらいいね!
れな
う〜ん、私はどこかな…あ!あった!1年4組だ。
菜々子
私は…1年2組だね。
れな
えー別々なの!寂しい〜
菜々子
寂しいけど、会えないってわけでもないんだからほら!元気出して!
れな
うーわかったよ。必ず遊びに行くね!ご飯とか一緒に食べよ!
菜々子
うん!一緒に食べよ!
れな
ヤバ!チャイム鳴っちゃった!早く教室行こ菜々子!
菜々子
うん!
れな
じゃ菜々子また帰りにね!
菜々子
うん!またね後でねれな!
れな
ふぅ~なんとか大丈夫だったみたい。
カイト
あはは!お前初日から大変だな。
れな
な⁉笑わないでよ!失礼な人!
カイト
あ~ごめんごめんm(_ _;)m
俺、西堂カイトって言うんだ。
よろしくな!
れな
私は、斎藤れな
よ、よろしく。
カイト
見た目もカワイイのに名前も可愛いんだな!
れな
な、初対面の人にいきなりカワイイとか言わないでよ!
カイト
ぷぅ、あはは!
怒ってもカワイイんだな!
れな
もう!カワイイとか言わないでって言ったばっかりでしょ!もう!知らない!
カイト
え、ちょ!ごめん言い過ぎた?
れな
ふん!
カイト
本当ごめんって!
れな
知らない!
カナト
カイトお前またやってるのか⁉むやみにそおゆうこと言うなって言ったばかりだろ!
カイト
う…ごめんだって本当にカワイイと思ったから。
カナト
だからって、今日初めて合ったひとばかりだろ!少しは、大人しくしてろ!
カイト
ごめん…
カナト
すまない、友人が失礼したな。カイトの代わりに謝るよ。本当すまなかった!
れな
え⁉いえいえ!大丈夫ですよ!私もびっくりしてその、怒鳴ってしまってごめんなさい。
カイト
いや、俺こそ急に話しかけて驚かせちゃってごめん。
カナト
うん!仲直りできたな!
れな
あ、あの!
先生
皆、席につけーオームルームを始めるぞ!
生徒
はーい。
れな
(あ、話しかけられなかった。あの人どこかで見覚えあると思ったんだけどな気のせいかな?)
先生
これから、入学式だ。と…その前に
皆、入学式おめでとう㊗
それじゃ、廊下に並んでな~番号準備だぞー
生徒
はーい。
入学式が無事に終わり新入生は自分たちの教室に入っていった。
先生
お疲れ様。皆、これではれてここの生徒と認められたわけだが、変な事をして退学ってことにならないように気をつけるように!じゃ~解散!
れな
終わった〜
お母さん
れな~お疲れ様。
れな
お母さん!
お母さん
素敵だったわよ~れな。
お父さん
よ!れな!入場してくるときガチガチに緊張してたな!
れな
な、言わないでよ!お父さんのバカ!
お父さん
あはは!ナデナデ
頑張ったな!
れな
髪くしゃくしゃになるからやめて!
でも、ありがとう!
菜々子
れな〜お疲れ様!
れな
菜々子!お疲れ様!
これから、始まるから学校生活何事も起きませんように。