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コメント
6件
めっちゃ好き!! 曲パロ最高!
めっちゃいい……いや、本当に良すぎる……きゅうくらりんか……なるほどな…… うちも曲パロやろっかな?w
あ“あ”あぁ!! スキィィ!きゅうくらりん だぁぁ! 最高、、。
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しにがみ
僕はただ机の上にある 通知でうるさいスマホを ただただ眺めていた。
現在は朝8時
しにがみ
そしてスマホを手に取り、 学校へ行く準備をして家を出た。
クロノア
トラゾー
ぺいんと
ぺいんと
しにがみ
しにがみ
僕達はいつも通り学校へ行って
いつもと変わり映えのしない1日を 過ごす。
クロノア
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
ぺいんとさんはにこにこしながら 僕達に話す
ぺいんと
トラゾー
ぺいんと
らっだぁさんと一緒に 帰ったんだ…
実は僕、ぺいんとさんの事が
好きだ。
それは友達としての 「好き」 ではない。
恋愛的に僕はぺいんとさんの事が 好きだ。
面白い所も… 僕をからかう所も… たまに優しい所も… 僕の名前を呼ぶ時も…
全部全部好きだ。
だが本人には言えない
いつも友達として 仲良くしている奴が急に
本当の意味の好きを伝えたら
困惑するだけに決まってる。
だから…言えない。
しにがみ
僕はいつも通りの笑顔と 声のトーンで
言葉を返した。
ぺいんと
キーンコーンカーンコーン(チャイム)
授業が終わり 帰る支度をする
今日は…ぺいんとさんと帰りたい
朝は考え事をしていてあまり 話せなかったけれど
話したい事なんていくらでもある。
そうして僕はぺいんとさんの席へと歩いていって前に立つ。
しにがみ
ぺいんと
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
そっか…今日も帰れないのか
まぁ仕方ないよね 引き止めたりしたら迷惑な奴だと 思われるし。
委員会なら…
そうして僕は自席に戻り、 机の中を漁っていると
本が出てきて、 その本の返却日が今日までという 事に気がついた。
しにがみ
僕はクロノアさんやトラゾーさんに 一緒に帰れない事を伝えてから
僕は図書室に行く事にした。
しにがみ
図書室に来て、 司書さんに返す本を渡す。
あたりを見渡すと…全てが本
どんな作品なのだろうか…
作者はどんな気持ちで書いているの だろうか…
この本にはどんな思いが あるのだろうか…
どんな知識を得られるのだろうか…
本は色々なことを教えてくれる
だから僕は本が好きだ。
色々な本を見ているうちに 1時間が経ち
時刻は5時になっていた。
しにがみ
そろそろ帰ろう、そう思った時
しにがみ
しにがみ
毎回水を買うとお金が勿体ないから 水筒持ってきたのに、
忘れたら水筒の中身最悪だ…
多分置いてきた場所は教室だろうと 思い、
僕は教室へと足を運んだ
???
???
教室の前まで来たら 教室内で誰かが話している声が 聞こえた。
誰だろう…そう考えていると 名前が丁度聞こえてくる。
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんとさんとらっだぁさん…??
なんで2人が教室に…?!
らっだぁさんはクラス違うんじゃ、
いや、そういえば委員会の仕事が あるってぺいんとさんが言ってたな
だからか…
というか2人でどんな会話してるんだろ…
そうして気になった僕は 2人の会話をひっそりと聞くことに した。
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
その時僕は驚いて固まってしまった まるで化石みたいに…
先の言葉を聞きたくなくておもわず 目を瞑ってしまう。
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
本当は分かっていた。
貴方がぺいんとさんを 好きだって事も
そしてぺいんとさんがらっだぁさんの告白を聞いて
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんとさんの一言を聞いて僕は呆然としてしまった
黙っていた結果がこれか…笑
そして僕は何も考えられないまま 帰路についていた。
家については ベットの上に力無く倒れて
しにがみ
駄目だ、考えただけで頭が おかしくなりそう…
しにがみ
僕がぺいんとさんの傍に 居られたらなぁ、
ふと考えてしまった。
もし、僕が今夜眠って…
起きた時に
何も無かったら…
どうするんだろう
そう思った僕は同時に 虚無感に襲われた。
そしてゆっくりと… 浅い眠りに飲み込まれていった。
そして 浅い眠りから目覚めた僕は
隣にあるうるさい スマホのアラームを切る。
そして重い体を動かし、 いつものように学校へと向かった。
だが今日は1人で行く事にした。
今どんな気持ちでぺいんとさんに 会えばいいのか
何を話せばいいか
わからなかったから。
そして時が経ち放課後。
帰りはみんなで帰る事になった。
だが今日は"らっだぁさん"も 一緒になった。
もちろん断ったのだが、 ぺいんとさん達がどうしてもと 言うのだから
僕は断れず、一緒に帰る事に なってしまった。
トラゾー
クロノア
ぺいんと
らっだぁ
僕は4人の話について行けなかった
だけど、僕が変だと思われないよう なんとなく笑って誤魔化していた
らっだぁ
トラゾー
ぺいんと
ぺいんと
しにがみ
しにがみ
ぺいんと
クロノア
僕はみんなの少し後ろを歩いていて
その姿を見た僕は
なんだか自分が 置いていかれるような 気持ちになった。
しにがみ
悟られないように 心から本当に笑えなくとも、
貼り付けの笑顔で誤魔化した。
クロノア
トラゾー
らっだぁ
らっだぁ
トラゾー
クロノア
ぺいんと
胸がズキズキと痛む様な 感覚になる。
でも…それでいいんだ。
ぺいんとさんは僕じゃなくて らっだぁさんを選んだ。
それはぺいんとさんが らっだぁさんを好きだから。
なら…僕は否定する事は出来ない。
そんな偉い立場ではないから。
これでいい…
これで…いいんだ。
そう思うと僕は僕自身に安堵した。
しにがみ
トラゾー
らっだぁ
ぺいんと
クロノア
そして夕日と一緒に みんなの背中を見えなくなるまで 見続けていた。
しにがみ
家に帰ってまた 力無くベットに倒れ込むと
LINEの通知が来ているのを見て なんだろう、と思い
通知を押す。
ぺいんと
指が勝手に動き出し 返信のメッセージを打つ。
しにがみ
それだけか…
そう思い、スマホを閉じようとする
ピロン(通知)
ぺいんと
ん、? まだ何か大事な事でもあるのかな…
しにがみ
ぺいんと
何でそんな事…
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
しまった。
指に任せて文書を書いてしまった せいで
聞かなくても良いことを 聞いてしまった
急いでメッセージを消すも、 ぺいんとさんに見られてしまった
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
そうして 僕達の会話は終わる。
多分ぺいんとさんは 少し気づいている。
僕がぺいんとさんを 好きだということには気付いてない みたいだけど
気付かれるのも時間の問題だろう
ぺいんとさんの恋人は らっだぁさんで、
僕は "ただの友達" 。
そう暗示する。
この気持ちは 言ってしまえば今はただ、 苦しいだけ。
そして…僕が言えば大切な ぺいんとさんとの毎日が 壊れてしまう。
しにがみ
どうしても願ってしまう
明日ぺいんとさんに好きを 伝えられたら…
ぺいんとさんの隣に居られたら…
どんなに幸せだろう…と。
だけどそんなチャンスなんて 僕には無い。
もう…どうすればいいんだろ…
考えていると気分が悪くなり、 外の空気でも吸いに
外に出ることにした。
しにがみ
子供の頃はよく「虹だ!」とか 言って喜んでいたな…
でも今は…綺麗と思えなかった。
僕の悩んで居ることは
みんなには 「くだらない。」 と言われてしまうだろう
でも「好き」という現実からは 逃げられなかった
だから僕には
しにがみ
また僕達は 学校へと向かい、授業を受ける
全く頭に入ってこない 授業の内容を聞き流しては
窓側に置いていた 新しい花の隣にある
枯れ落ちた花を ずっとみつめていた。
しにがみ
ただただそう思った。
昼休み。
僕は急いで廊下を走って 一つの場所へと向かっていた。
"図書室"に。
そして僕の手には スマホが握り締められていた
そのスマホの画面には クロノアさんのLINEが 開かれている。
クロノア
クロノア
クロノア
しにがみ
しにがみ
そして僕は図書室についた
クロノア
しにがみ
クロノア
しにがみ
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
しにがみ
まさかバレてたなんて…
やっぱりクロノアさんは 感が鋭い。
クロノア
クロノア
しにがみ
クロノア
そうして真剣な目でこちらを 見て話す。
クロノア
そんな意味深な一言を話す。
しにがみ
クロノア
しにがみ
クロノア
しにがみ
嵐の様に消え去ってしまった クロノアさん。
何だったのかな、??
お昼休みが終わり、 気づいたら授業も終わっていた。
そして僕は気分転換にでも 行こうかなと思い、
屋上へ行く事にした。
5月。 今の季節は夏…と言っても 過言ではない。
地球温暖化によって 春はあっという間に過ぎ去り
初夏を迎えようとしている。
そんな中僕は 直射日光に晒されながら1人
屋上にいた。
恋…とは こんなにも辛いものだと 僕は知らなかった。
もっと幸せな物だと思ってた。
いや、普通は幸せなのだろうな…
「あきらめた」 って言わなくちゃ僕は 頭の中に残るノイズが
取れること無く苦しむ だけなのだろうか
そう分かっていてもなお、 「あきらめた」 と言えない僕は諦めの悪い 人間だなと思う。
ずっとずっと頭の中は 「好き」 で埋められていて 忘れる事が出来ない。
"大好き"
ただそれを伝えたい。
だけど伝えられないんだよ…
僕の心が空っぽで埋まらない事…
ぺいんとさんが全部分かっていたら どうしよう
隠さなきゃ…
そしてもう…諦めなきゃ…
クロノアさんが言った通り もう終わりなのかもね。
そう思った時
ガチャ(扉)
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
そうぺいんとさんが言って 僕は少しの間思考停止 してしまった。
何故なら僕はぺいんとさんに ハグされていたから。
しにがみ
しにがみ
ぺいんと
ぺいんと
あぁ、幸せになってしまう。
もう諦めるって決めたのに…
全部無駄になったら 僕は愛した罰を受けちゃうな…笑
ぺいんとさんは…ずるい。
そういう、優しい所が。
しにがみ
しにがみ
そんな酷く優しい貴方の胸で 泣けたならどうしよう。
最後にみたのは
そんなありえないような
幸せな夢だった。
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