ある家族が母の実家に行くために田舎に続くバスに乗っていました
車内
A美
グー
A美
お父さん、お父さん。
お父さん
どうしたんだ?A美
お母さん
もしかしてお腹すいたのかしら?
A美
そうそう、お腹すいたー!
お父さん
そうだね…じゃあこのまま進んで山に入っても店は少なくなるし早いうちに降りて食べるか
バス
ブーブー
お父さん
よし、降りるぞ
お母さん
わかったわ。
A美
はーい
バス
ブォォォォ
お父さん
ちょっとだけ歩くけど近くに村があるからそこで和食でも食べるか!
A美
やったー!
お母さん
そうしましょう
数十分後
A美
村についたー!
お父さん
ここの店にするか!
お母さん
そうね
お父さん
お父さん
美味しそうだな。よく噛んで食べろよ!
A美
はーい!
お母さん
いただきます
A美
いただきま〜す!
お父さん
いただきます!
お母さん
モグモグ…
お母さん
って!ちょっとこれ何よ?!
テレビにはさっき私達が乗っていたバスが写っている
バスの上には大きな石が乗っている
お父さん
さっき俺たちが乗っていたバスじゃないか…!
お父さん
落石事故で全員死亡…!?
お母さん
はぁ…
お母さん
あの時バスを降りてなければ…
お父さん
なんで馬鹿なことを言うんだ!!
お父さん
あのバスに乗っていれば間違いなく俺たちは死んでたんだぞ!!
お父さん
お前は死にたかったとでも言っているのか!!
お父さん
あのまま乗っていれ_
お父さん
(はっ…そういうことか…)
お父さん
確かにあの時降りてなければよかったな…