真由
ねぇ
真由
ちょっときいて
咲希
ん…
咲希
!?まだ朝の3時じゃん
真由
あ、起きた笑
咲希
起きてたっていうか起こされたんだけど^^;
真由
ごめん笑
咲希
で、なんかあったの?
真由
いや、大したことじゃないけど
真由
今起きたら、押し入れが少しだけ開いてて
真由
ちょっと怖かっただけ
咲希
そんだけかい笑
咲希
でもそれはわかる…
咲希
隙間からなんか覗いてそうでいやだよね^^;
真由
咲希もそう思うよね!
真由
だからなかなか閉められなくて
咲希
なるほど…
10分後
咲希
咲希
あのさ、ひとつ聞いていい?
咲希
真由さ、
咲希
何使って連絡してきてる?
真由
自分のスマホに決まってんじゃん
咲希
でも、
咲希
スマホ真由持ってないよね、今
真由
真由
あーあ、
真由
やっと気づいた
真由
そうだよ。
真由
私、今スマホ持ってない
真由
あんたが盗んだから
咲希
ごめん、それは冗談で
真由
冗談?
真由
冗談にも程があるでしょ
真由
いつも私のもの盗んで困らせようとしてるくせに
真由
あ、ちなみに
真由
私は本当に自分のスマホからうってるんだよ
真由
あんたが私から盗んだものをしまってる押し入れからさ
咲希
そんなわけ…
真由
ものには持ち主の心がやどるんだよ
咲希
!?押し入れが…
咲希
あいて
真由
真由
次はあんたの番だから