テラーノベル
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kne×lr ・鬱 ・嘔吐、嗚咽 ・同棲 ・恋人 ※病み要素強め ※今回長め
前回の続き
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(ばたっ
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ローレンはイブラヒムの手にあるスマホを払い除けた
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イブラヒムはローレンの払い除けたスマホを拾い、 有無を言わせず電話を掛けた。
しばらくした後救急車が到着した
ローレンはすぐに担架で運ばれ救急車に乗せられた
移動中もずっと嘔吐と過呼吸を繰り返しており、 思っていたより症状はずっと重いようだった
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(ぐっっっ!!
ローレンはイブラヒムの腕を力いっぱい掴んだ
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ローレンは胃洗浄を終えた後、気絶するかのように 眠りについた
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さっきよりは落ち着きを取り戻したが、 寝ている合間もローレンは時折呼吸が乱れていた。
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一晩考えた結果、叶さんにローレンのことを話すのはまた、ローレンが不安定になるかもしれないので 辞めた
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イブラヒムは椅子に座ったまま近くにあった壁に体を預けて眠った
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イブラヒムが寝てから約1時間後 ローレンは目を覚ました
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頭痛に耐えながらローレンは昨晩のことを思い出す
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今生きている自分に安心したのかがっかりしたのか 変な感情になる
それでもやはり、自分が生死を彷徨っていたことは 確実で、
今でもあの苦しさを覚えている
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ローレンは目線を窓際に向け、何も話さなくなった
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イブラヒムはそんなローレンに少し寂しさを感じた
看護師
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看護師
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看護師
イブラヒムは看護師に連れられ、診察室に入った
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看護師
医師
診察室の奥から小太りの医師が出てきた。 話し方からベテランのようだった
医師
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体調異常で救急車で病院に運ばれたのになぜ精神科医が居るんだと疑問に思ったが、この病院は不幸中の幸いか、災いか、総合病院だったことを思い出した
災いという理由は、ローレンがこの上なく精神科医を嫌っていたからだった
嫌っている理由は分からないが、 叶さんが昔、一回ローレンを連れて行ったきり 通うのを異常に拒絶するようになったのだ
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ローレンには会わせたくないなという気持ちを心の隅にしまい、医師の話を聞く体勢に入る
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医師
医師
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医師
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そこから話は30分程続いた。
話の内容は要約すると、
ローレンの精神状態はかなり重いということ、
治療に本格的に専念しなければならないということ、
そして、
これらの原因を明確にしなければならないということ
医師
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医師
医師
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医師
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医師
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医師
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医師
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医師
医師
医師
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医師
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医師
医師
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医師
医師
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話は以上だった。 その後はローレンを待たせてると思い、早々に話を 切り上げた
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ローレンは相変わらず窓の外を眺めたまま身動きを取らない
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イブラヒムはローレンにどう原因を聞き出せばいいか少し悩んで、やめにした。
これ以上ローレンを疲れさせたくなかった
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ローレンはゆっくり振り返ると、病院用のスリッパを履き替え、イブラヒムの後ろについて行った
自宅
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(こくっ
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ローレンは静かに頷き、寝室のドアを開けた
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ローレンが寝室に行った後、イブラヒムは考えた
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kne
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kne
kne
kne
kne
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kne
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kne
kne
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イブラヒムは昨日、今日の出来事を叶に全て打ち明けた
kne
kne
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kne
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kne
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kne
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kne
kne
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kne
kne
kne
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その後イブラヒムは落ち着いて寝ているローレンを見てから案件のため、家路についた
kne
その後、2時間程で叶は仕事を終わらせ家に着いた
kne
kne
kne
部屋の扉を開ける前から嫌な予感はしていた
嗚咽の混ざった呼吸
鼻を刺すようなきつい血の匂い
真っ白なシーツを赤く染める血の量が全部一人の人間から出たのだと思うとゾッとする
寝室に置いてある大きめの姿見は大きくヒビが 入り砕かれ、
そこには無数の血痕が飛び散っている
kne
次回
コメント
4件
続き楽しみすぎる😭
わー!!すご過ぎる!!続き待ってます(^^)(^^)