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kne×lr ・鬱 ・嘔吐、嗚咽 ・同棲 ・恋人 ※病み要素強め ※今回長め

前回の続き

ッ!!

lr

ぅ"え、ぅ、だ、れ、ぇ"、?

ib

ろれ、!救急車呼ぼう

lr

ッ、い"ぶっ、、!

ib

無理して喋んなくていいからろれ、今呼ぶからちょっと待ってて

lr

ぃ"やッ!!

(ばたっ

ib

ろれ、?

ローレンはイブラヒムの手にあるスマホを払い除けた

lr

う"っ、ぇ"、カヒュッ、ぅ、

ib

ろれ、!!救急車呼ばないと!

lr

か、"なえさんに"っ、ぅ"えっ、バレッ、る"っ、!!

ib

は、?

ib

お前、!死ぬぞ!?

lr

ッ、!、

lr

い"ぃ、っ!ゲホッ、し"んで、もッ、いぃ"からッ、う"っえぇ、ゲポッ、

ib

!?

ib

バカなこと言ってんじゃねぇよ!!

イブラヒムはローレンの払い除けたスマホを拾い、 有無を言わせず電話を掛けた。

しばらくした後救急車が到着した

ローレンはすぐに担架で運ばれ救急車に乗せられた

移動中もずっと嘔吐と過呼吸を繰り返しており、 思っていたより症状はずっと重いようだった

ib

(ろれ、つらそう、っ、)

lr

うぅ"ッ、うぇ"、ゲホッ、ヒュッ、ぅカヒュッ、

ib

(叶さんに連絡しとかなきゃ、)

(ぐっっっ!!

ローレンはイブラヒムの腕を力いっぱい掴んだ

ib

!?

lr

いぶっ、かな"ぇ、さんにはっ、!ぜったい"ッ、ぅ"ぇ、い"ぅな"ッ、

ib

いや、、

lr

か"なえ"ッさんに"ッ!い"ッたら、した"っ、かみちぎって"ッ、しん"でや"るッ!、

ib

……、

ib

(なんで、、そこまで、)

ib

わ、かった、言わない、から、

ローレンは胃洗浄を終えた後、気絶するかのように 眠りについた

lr

……スゥ、ヒュッ、

ib

よかった、落ち着いたみたいで、、

さっきよりは落ち着きを取り戻したが、 寝ている合間もローレンは時折呼吸が乱れていた。

ib

(叶さんに、連絡、どうしよ、)

一晩考えた結果、叶さんにローレンのことを話すのはまた、ローレンが不安定になるかもしれないので 辞めた

ib

……、

ib

(一睡も出来なかったわ、)

lr

……スゥ、、

ib

(よかった、呼吸も落ち着いてきて、昨晩とは段違いに良くなった、)

ib

(ろれが起きるまで、少し寝よ、)

イブラヒムは椅子に座ったまま近くにあった壁に体を預けて眠った

lr

ぅ、ぁ、、

lr

ん、、?

lr

こ、こど、こ、

イブラヒムが寝てから約1時間後 ローレンは目を覚ました

lr

(頭、いた、)

頭痛に耐えながらローレンは昨晩のことを思い出す

lr

しんで、、ない、。

今生きている自分に安心したのかがっかりしたのか 変な感情になる

それでもやはり、自分が生死を彷徨っていたことは 確実で、

今でもあの苦しさを覚えている

ib

ん、んん"、、

ib

ろ、れ、、?

lr

いぶ……

ib

おはよ、起きてたんだ

lr

叶さんに、連絡、した、?

ib

(寝て起きた初めの一言目がそれか、相当バレたくないんだな)

ib

してないよ

lr

……よかった

ib

……

lr

……

ローレンは目線を窓際に向け、何も話さなくなった

ib

(目を合わせることもしなくなったね、ろれ。)

ib

(鬱ってここまで人を変えるんだ)

イブラヒムはそんなローレンに少し寂しさを感じた

看護師

失礼します。少しお話いいですか。

ib

あ、はい

lr

……

看護師

それでは、一旦付き添いの方だけ着いてきてもらえますか。

ib

え、

ib

(俺だけ、?)

ib

わかりました

lr

……

看護師

ありがとうございます。

イブラヒムは看護師に連れられ、診察室に入った

ib

あの、なんで自分だけなんすか

看護師

少し、お話がありまして、

医師

あとは僕から話すよ。

診察室の奥から小太りの医師が出てきた。 話し方からベテランのようだった

医師

初めまして。わたくし、精神科医でして、ローレンさんの症状について詳しくお話したく、来て頂きました。

ib

はぁ……。

体調異常で救急車で病院に運ばれたのになぜ精神科医が居るんだと疑問に思ったが、この病院は不幸中の幸いか、災いか、総合病院だったことを思い出した

災いという理由は、ローレンがこの上なく精神科医を嫌っていたからだった

嫌っている理由は分からないが、 叶さんが昔、一回ローレンを連れて行ったきり 通うのを異常に拒絶するようになったのだ

ib

あぁー、、

ローレンには会わせたくないなという気持ちを心の隅にしまい、医師の話を聞く体勢に入る

ib

すみません、お話聞かせてください

医師

はい、それでは、、

医師

〜〜〜。〜、

ib

あー、はい、っすね

医師

〜、〜〜〜〜。

ib

〜、〜〜。

そこから話は30分程続いた。

話の内容は要約すると、

ローレンの精神状態はかなり重いということ、

治療に本格的に専念しなければならないということ、

そして、

これらの原因を明確にしなければならないということ

医師

ただし、ローレンさんのケースは稀でして、

ib

稀、?

医師

治療を受けずとも原因が明確になると症状が完治する可能性があるかもしれません。

医師

ローレンさんは昔一度、精神科に通ったことがあるようですね。

ib

ッ、、はい。

医師

その影響からか、精神科に通い続けることを異常に嫌っていると?

ib

はい。

医師

んー、、

ib

医師

ローレンさんが通った精神科は〇〇精神科であっていますか?

ib

はい、合ってると思いますけど、

医師

そう、、ですか

ib

……

ib

…何かあるんですか。

医師

……そうですね。

医師

いい噂は聞きません。

医師

ローレンさんが治療を拒んだ原因の少量はここにあるかもしれませんね。

ib

……なるほど。

医師

それともう一つ、

ib

はい、?

医師

ローレンさんは極端に不安を感じやすいようですね。

医師

何か、トラウマのようなものがあるのかもしれません。

ib

トラウマ、?

医師

はい。私が直接聞けたらいいんですが、どうやらローレンさんは非常に精神科医をお好きではないようで。

医師

その原因の探索にご協力いただけたらと思います。

ib

わかりました。

話は以上だった。 その後はローレンを待たせてると思い、早々に話を 切り上げた

ib

ろれ、ただいま。

lr

……

ローレンは相変わらず窓の外を眺めたまま身動きを取らない

ib

ろれ、、

ib

……

イブラヒムはローレンにどう原因を聞き出せばいいか少し悩んで、やめにした。

これ以上ローレンを疲れさせたくなかった

ib

ろれ、帰ろっか。

lr

……。

ローレンはゆっくり振り返ると、病院用のスリッパを履き替え、イブラヒムの後ろについて行った

自宅

ib

ろれ。

ib

寝る?

lr

……

(こくっ

ib

お疲れ様ろれ。

ib

おやすみ

ローレンは静かに頷き、寝室のドアを開けた

ローレンが寝室に行った後、イブラヒムは考えた

ib

(とりあえず、流石に叶さんには連絡する、か、)

ib

(ろれも大分落ち着いたし、流石に今日聞いた話は共有しとかないと、)

ib

叶さん

kne

どうしたのいぶちゃん

ib

ろれのことなんだけど、

kne

ローレンのこと?教えて。今すぐ

kne

何かあった?

kne

ローレン調子悪い?

kne

僕、今から帰ろうか?

ib

落ち着いて、叶さん。

ib

今はろれ落ち着いてるよ。

kne

今は?

ib

うん

ib

昨日、救急車に運ばれて

kne

は?救急車??

kne

僕聞いてないんだけど

ib

それにも訳があって、

イブラヒムは昨日、今日の出来事を叶に全て打ち明けた

kne

なるほどね。

kne

きつい言い方したごめん。

ib

大丈夫。

kne

わかった。とりあえず今日の夜帰るわ

ib

仕事は大丈夫?

kne

葛葉のおかげで急ぎのやつは大体片付いた

ib

了解

kne

いぶちゃん、ありがとう。

ib

全然大丈夫。

ib

さっき様子見たけど今、ろれゆっくり寝てるから大丈夫だよ

kne

良かった、

kne

確か、今日夜、いぶちゃん案件配信だよね?

ib

うん

kne

僕今日帰るからいぶちゃんも帰って。

kne

ずっと付きっきりで見てくれてたでしょ。

kne

ありがとう

ib

了解

その後イブラヒムは落ち着いて寝ているローレンを見てから案件のため、家路についた

kne

ただいま、

その後、2時間程で叶は仕事を終わらせ家に着いた

kne

ローレン、?

kne

寝室かな?

kne

ッ!!!!

部屋の扉を開ける前から嫌な予感はしていた

嗚咽の混ざった呼吸

鼻を刺すようなきつい血の匂い

真っ白なシーツを赤く染める血の量が全部一人の人間から出たのだと思うとゾッとする

寝室に置いてある大きめの姿見は大きくヒビが 入り砕かれ、

そこには無数の血痕が飛び散っている

kne

ローレンッ!!!!!

次回

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー
ユーザー

続き楽しみすぎる😭

ユーザー

わー!!すご過ぎる!!続き待ってます(^^)(^^)

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