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コメント
3件
良!!!!!!でも聞いたことない曲やなこれ
曲パロだー!
今回は既存キャラでーす!
バチッ
目が覚める。
頬を汗が垂れる。
…何を見たんだっけ。 分かんないけど…
月島 伊乃
ノックがされて、ドアが開く。
志治 七海
月島 伊乃
志治 七海
お見舞い…?
扉から3人が入ってくる。
天乃 双葉
月島 伊乃
思わぬ人で驚きの声をあげる。
天乃 双葉
神咲 月杏
神咲 月杏
天寺 利津
そう言われて何かを投げられる。
月島 伊乃
天寺 利津
天寺 利津
天乃 双葉
神咲 月杏
天寺 利津
和気藹々と話す3人を見て、ふ、と笑う。
月島 伊乃
_夜中。
再び、目が覚める。
月島 伊乃
月島 伊乃
…浅い眠りに魘されている。
月島 伊乃
そっと目を閉じる。
酷く、惨く暗い夢を見ている。
樹海と言えるような森の中。
ただ一人、立っていた。
森の中、深く誘われる。
月島 伊乃
それを見ている。
進んだ先、枝の上に一匹の黒猫の姿。
嘘吐き猫が口を開いた。
「清く正しく素直であれ」 と。
月島 伊乃
どこからかカゲが現れ、人の形を成す。
集う群衆の“カゲ” 皆揃って唱えている、呪いの類。
カゲから逃げるように走り出す。
明確なゴールも分からないまま。
走った先、一つの看板が視界に入る。
ー不正をするよりも受けるがいい。ー
月島 伊乃
後ろのカゲが囁く。
『君の番だ』
…踊れ、踊れ!掌の上!
もはや、マリオネットが如く夜を舞え!
御手を合わせて拝む。
またカゲが囁く。
「神は死んだ、もう救いはない」
俺の祈りを嗤う様に。
泳げ、泳げ、蠱毒の群れ。
罪に罰を、悪には裁きを
月島 伊乃
十字を切って、ただ祈るだけ。
月島 伊乃
浅い眠りに魘されている。
月島 伊乃
酷く、惨く、暗い夢を見ている。
宛もなく、ただ迷路を巡る。
疲れ果てて目が覚める、その繰り返し。
…いま、何時だっけ
流れ落ちる汗をそのままに、視線を動かす。
時計の針は午前2、3時。
寝汗に濡れる、はだけたパジャマ。
月島 伊乃
バルコニーからの風じゃ物足りず、 着替え済ましてフレッシュ
夜の街を歩いてく。
ネオン街の看板が眩しく光る。
仄暗い裏路地、そこに真っ黒なカゲを見る。
夜行徘徊、理想夢想、 幻想架空の文字列を問う。
月島 伊乃
惑う明滅を繰り返す信号、 歩道、向こうには真っ黒な“死霊”。
月島 伊乃
思わず駆け出して逃げ込んだ 児童遊園には、いつか見た黒い猫。
月島 伊乃
「逃げられると思うなよ」
振り向けば、夢?で見た カゲの群れの合唱。
何とか逃げ出して走り出す。
ネオンの看板が文字を映し出す。
ー視界を閉ざす前にまずその瞳を捧げよ。ー
ー無駄口を叩く前にまずその舌を捧げよ。ー
ー奪われる前にまず その腕を切り落とせ。ー
ー逃げ惑う脚など お前にはもう必要ない。ー
月島 伊乃
また、カゲが囁く。
『震えて眠れ』
走れ、走れ、回し車
鼠のように愚かにただひたすらに!
ほら、額に手を当て拝む。
「神は死んだ、もう救いはない」
月島 伊乃
眠れ、眠れ。孤独に死ね
罪に罰を、
月島 伊乃
下せ。
十字を切って、ただ祈るだけ。
石に躓き、倒れ込む。
月島 伊乃
ぐにゃり、と視界が揺れて風景が変わる。
…病院の廊下。
もう、
月島 伊乃
探していた物はたった一つだった
頭が上手く回らなくなっていく。
忘れられない記憶の欠片
いつか見た、暗闇の中の神社。
醒めない夢を見続けている 朝も昼も夜も
きっとこれは夢だと、祈って。
月島 伊乃
無くしていた物を見つけた、?
それは曖昧な感情だった
きっと、あの時好奇心で進んだから。
…俺が、悪いんだ
故の取り替えせぬ過ちを 悔やみ続けている
月島 伊乃
訳もわからずに走る。
何を目指しているのか、どうしたいのかも 分からずにただ足を動かす。
何となく、逃げなきゃと思った。
月島 伊乃
いつの間にか空いていた穴から落ちる。
明るい、いつかも通った暗い道。
カゲの声が重くのしかかる。
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
折れたのか足が動かず、 重い体を這いずって進む。
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
一瞬、先の方に何か、小さなものが光る。
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
月島 伊乃
いつか、誰かがくれた御守り。
握りしめて、祈る。
月島 伊乃
?
目の前に、真っ白な髪が揺れる。
それは後ろに集まるカゲに向かって、 口を開く。
?
踊れ、踊れ、掌の上。
マリオネットが如く夜を舞え。
逃げ回るカゲを呆然と見る。
御手を合わせて拝む。
?
嗤え嗤え冒涜の末
罪に罰を?ならば
?
十字を切ってただ祈るだけ。
壁にもたれ掛かり、呆然と見ている中、 何だか眠くなってきて。
ぼんやりとした視界の中、 その人がこっちを向くのを捉える。
探していた物はたった一つだった
忘れられない記憶の欠片
醒めない夢を見続けてる? 朝も昼も夜も
…なんか、体うごかねぇ
まぁいいや…
そのまま委ね、瞼を下ろす。
亡くしていた者をやっと見つけた
それは曖昧な感情だった
故の取り替えせぬ過ちを 贖い続けている
零
静かに眠る少年の頭を撫でる。
影は祓えた、 呪いは…仕上げをここを出てから
少年を抱え、夢の外へと運ぶ。
零
月島 伊乃
心地よい光の中目が覚める。
…朝…
ノックの音が鳴る。
志治 七海
ガチャッ
志治 七海
志治 七海
月島 伊乃
月島 伊乃
くそほど長くなった
という事で、 伊乃君主役(+一部死人病院組と零) の曲パロでした!
曲はぐちり様の「キャスタスペル」です! まじでいい曲だから聞いてみてね!!
かるーく説明しますと、 死人病院ハッピーエンドで 伊乃君地下の神社行ってんじゃん?
あそこで僅かに残ってた呪いが ひっついちゃって夢で 被害喰ってたお話ですね
で、御守り経由で零駆けつけて 正式に祓ってハッピーエンドです
満足満足
お次は恐らく謎世界でしょう! …多分!
では、バイ主〜