テラーノベル
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『好き』
友達として,だろ?
『愛してる』
俺があんたの子供だからだろ?
『嫌い』
そりゃあそうだろうね。
『お前が居るからこうなったんだよ』
お前が?
煩いな,俺だって頑張ってるんだよ
『お前ならできると思ったのに』
勝手に期待するな,気持ち悪い。
『これもできるん?!すご!!』
あーはいはい。軽く褒めてるだけだろ
『違うよ!本当にすごいんだもん!!!』
…は?何?
ちょっと…嬉しいって思った。
『僕よりすごいんだもん!!』
…いや,これ誰でもできる…と思うけど
そうだ。みんなできる
『え?そお?君しかできないと思ってたんだけど…』
いや,本当に誰でもできるって
『じゃあ僕落ちこぼれ?!』
なんでそうなるの?
この時,少しだけ笑みが溢れた。
『落ちこぼれになるのは嫌だ!教えて!!』
え,あ,いやいやいや,俺じゃない方がいいって…
『だって身近な人君しかいないんだもん!!』
嬉しかった。頼ってくれた。
あーも,わかったよ
これはな________
あーあ,もう本当に大好き
愛してる
心の底から大好きで。
もう見るだけでドキドキするからさ!
これってもしかして恋ってやつ?!
こんな優しかったら誰もが惚れ…
…違う。
誰も惚れさせない
僕だけのものにするんだ。
僕のものにすればずっと一緒,
ずっと愛せる
一緒に居よ?
僕が一番愛してるからさ
ね?
end18『自分のもの』
コメント
2件
うわ ッわわわ … こういうお話好きすぎる 🥹🫶🏻 続き楽しみに待ってます 💭💕
ぅっっ゛(爆散)