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64
sunoa
385
start
お腹がすいた
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
俺は偏食らしく
玲さんのところにいた時はだいぶ 気を使わせてた
なんだか申し訳ない
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
ただの居候なのに図々しいかも
sm(椎那 笑)
なんて言うとbrの顔が少し曇った
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
そういうものなのか?
というか俺は猫じゃないし
猫になるつもりも無い
って言っても聞かないんだろうな
Br(朱野 舞流)
しばらくすると
いい匂いがしてきた
たらこっぽい?
匂い
Br(朱野 舞流)
食卓に向かうと
玲さんの料理とは違う丁寧さを感じた
Br(朱野 舞流)
美味しそう…
sm(椎那 笑)
brは心配そうに俺を見つめてくる
そこまで見られると緊張しちゃうんだけど…
なんて考えながらパスタを口に運んだ
sm(椎那 笑)
隠し味が何かはよく分からないけど
とても美味しかった
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
そう聞いてみたけど
Br(朱野 舞流)
なんて意味のわからないことを言い出す
sm(椎那 笑)
まぁ聞いたところで別に俺には関係ないんだけど
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
昆布茶?とかあんまり聞いたことないな
Br(朱野 舞流)
俺が猫みたいとか言うけど
それでいうならbrは犬みたいなやつだ
サモエド…?ふわふわの犬っぽい
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
流石に見つめすぎてたみたいだ
ただ…こいついい顔はしてるよな
彼女とか居そうだけど
もしいるとしたらさっさとこの家から 出てくんだけどな…
人の事猫扱いするんだからまともな 人ではないか
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
俺に見られているのが気になったのか
少し顔が赤くなっている
照れてるのか…?こいつが?
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
お風呂はそこまで好きじゃない
何故か俺は風呂に入るのが下手らしい
泡やらお湯やらすごく目に入ってくる
そもそも昔は風呂なんか 入れてなかったし
sm(椎那 笑)
加えて今日は怪我しちゃったし
sm(椎那 笑)
シャンプーの存在忘れてた
勝手に使ったらダメかな
sm(椎那 笑)
今日だけ…使わせてもらおう
br視点
smがお風呂から上がったみたいで こちらに近づいてくる
smは少し俯いたまま
sm(椎那 笑)
なんて、悪いことしたみたいに話してきた
Br(朱野 舞流)
近づいて匂いを嗅いでみると
確かに僕と同じ匂いがした
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
僕は引き出しからドライヤーを 取り出して
smに椅子に座るように催促した
sm(椎那 笑)
少し疑問に思っているみたいだが
その指示に従ってくれた
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
少し抵抗の色が見える
抵抗してくれただけ結構心開いてくれたのかも…なんて
ドライヤーのスイッチをつけ
smの頭へ翳す
sm(椎那 笑)
髪の毛さらさら…
Br(朱野 舞流)
多分諦めたんだろう
抵抗しなくなった
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
撫でたら怒るんだよなぁ…
嫌いじゃないとは言ってたけど
小動物扱いがやっぱり気に入らないのかもしれない
猫になりたいって言ってたけどね
smは現実的なんだろう
───────
そのうちsmの頭が安定しなくなってきた
クラクラしている
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
酷く眠そうな顔をしている
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
変に目を覚ましたら寝れなくなっちゃうかも…
と、咄嗟に言葉を飲み込んだ
Br(朱野 舞流)
肩をぽんっと叩くと
sm(椎那 笑)
と目を擦りながら答えた
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
smはゆったり頷いてふらふらしながら 自室へ向かっていった
Br(朱野 舞流)
sm視点
疲れが限界に来たのか
ベットへ倒れ込むように転がった
ベットはふかふかで
嗅いだことのない匂いがする
ただ妙に安心した
瞼が重い
俺はそのまま眠りについた
知ってる声がする…?
声がボヤついて何も聞きとれない
聞こえない
なんだ…これ
追いかけないと行けない気がする
離れる
待って
置いてかないで
sm(椎那 笑)
sm(椎那 笑)
変な夢…
今まで見た事ない
前は猫がいたから、夢なんてそうそう見なかったのに
1人は怖い
少し外の空気を吸おう
そう思い窓を静かに開けてみた
今は深夜だ
ここは活気があってあまり星は見えない
sm(椎那 笑)
外の空気は冷えきっていて
俺の体にはあまりにも冷たすぎた
逆に目が覚めてしまった
brの部屋……
少し覗いてみよう
意味がわからないことは分かっているが
ちょっとした事でも安心が欲しかった
すぐ隣だけど…
部屋の前についたら途端に緊張してきた
流石にもう寝ているはずだ
と、思ったけど下の隙間からあかりが見えた
…起きてる
こんな時間に何してるんだ
少しだけ
ドアを開けて中を確認してみた
幸い気づかれることはなく
隙間から部屋を見渡してみる
brは机に向かってなにか作業していた
こんな時間に…?
仕事しているのかもしれない
Br(朱野 舞流)
brは伸びをしたり椅子を クルクル回し出した
色んなところが凝ってるのかもしれない
…椅子をクルクル?
Br(朱野 舞流)
まずい
絶対バレた
バタンッ
sm(椎那 笑)
焦ってドアを閉めたせいで音が 鳴ってしまった
我ながら馬鹿すぎて笑えない
ガチャッ
ドアが開き目の前の人と目が合う
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
なにか言い訳をしようとしても
言い逃れができないほど顔が赤くなっているのを感じる
焦りすぎて目が回るような感覚
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
俺が否定する前にbrは飛びついてきた
sm(椎那 笑)
顔がすごくあつい
ますますぐちゃぐちゃになってきた
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
そりゃもうお前のせいで
暑くなった顔を手で覆い
なんとか落ち着かせようとした
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
脳の処理が終わる前にbrの部屋へ 引っ張られた
sm(椎那 笑)
勢いのまま押され
部屋の中へ連れ込まれる
本当に寝るつもりなのか?!
一瞬でも冗談かと思った自分を 殴りたかった
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
さも当たり前のような顔をしてくる
そういえばこいつの価値観はどこかズレているんだった
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
こいつといたら俺が俺じゃなくなる 気がする
やっぱり……来るんじゃなかった
じわじわ涙が目を覆ってくる
Br(朱野 舞流)
なんでこいつは俺にそんなに 優しくするんだ
ただの他人のくせに
俺にはお前が暖かすぎる
Br(朱野 舞流)
泣いてない
なんてとても言えない
ボロボロ溢れてくる
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
頼り方なんて知らないけど
今は少しだけ一緒に居たい なんて
思ってしまった
暑い…
sm(椎那 笑)
凄くいい匂いがする
頭が回らない
ここはbrの家だ
少しずつ寝起きの頭が働いてくる
ただ何でか動けない
そうだ
昨日はbrと一緒に寝て…
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
brが近い
近いどころじゃない
こんな状況で寝ていたと分かると
どんどん羞恥心が湧いてくる
sm(椎那 笑)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
起きるのが苦手なのか
あまり動こうとしない
むしろ抱きつく力が強くなる
sm(椎那 笑)
sm(椎那 笑)
力任せに足でbrを蹴飛ばした
Br(朱野 舞流)
思ったより力んでしまったようで
ベッドからbrが転げ落ちてしまった
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
brはすっかり目が覚めたみたいで
Br(朱野 舞流)
とダルそうな声で挨拶してきた
sm(椎那 笑)
怒らないのか…?
なんて少し緊張しながらbrの顔を覗いた
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
まずい忘れてた
幸いまだ時間はある
ただ通学路が変わったので行き方が把握できていなかった
Br(朱野 舞流)
俺の悩んでいる様子に気づいたのか
brは目を擦りながら部屋着を脱ぎ始める
sm(椎那 笑)
あまりにも突然脱ぎ始めたため
あまり免疫を持っていない俺は逃げるようにその部屋から走り去った
Br(朱野 舞流)
大学の準備を終わらせ居間へ向かうと
brが簡単なご飯を作ってくれていた
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
そう言い、朝食を口に含むと
brは何かを思い出したかのように
俺の肩を組んできた
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
こいつ力加減が下手くそだ
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
そう言われスマホを渡すと
手馴れた様子で連絡先を打ち込んでいった
Br(朱野 舞流)
スマホを確認すると
わざわざ「ぶるーく」とあだ名で登録されていた
まぁその方がわかりやすいんだけど
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
brが指したところには
よく授業を一緒に受けている友達が2人 いた
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
多分嘘だろう
ただ特に興味もなかったので深く追求しなかった
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
Br(朱野 舞流)
車の窓を覗くと
見慣れた校舎が目の前にあった
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
浮気ってなんの事なんだ
彼女なんて居ないし
Br(朱野 舞流)
sm(椎那 笑)
首を軽く横に振った
Br(朱野 舞流)
brから手を差し出され
金属音のする物を受け取った
sm(椎那 笑)
Br(朱野 舞流)
変な猫のキーホルダーとオオカミの キーホルダーが着いていた
変にジャラジャラ鳴る
Br(朱野 舞流)
俺がキーホルダーを気にしていたのを 察して牽制してきた
取る気はなかった
俺が黙って頷くと
Br(朱野 舞流)
と、手を振りその場から去っていった
sm(椎那 笑)
キーホルダーを見つめていると
ドンッ!
と後ろから体当たりされた
sm(椎那 笑)
俺には体感がなく
そのまま地面に転がりそうになった
体当たりの犯人はそう言いながら俺の腰を持ち上げる
その変にでかい声
何度も聞いたことがある
sm(椎那 笑)
nk(中村 彗)
sm(椎那 笑)
そう言うとnkはその手をパッと離して
俺の手を覗いてきた
nk(中村 彗)
nk(中村 彗)
sm(椎那 笑)
鍵のことはあまり言いたくない
猫カフェで拾われてそのまま飼われてます なんてバカ正直に答えられないから
nk(中村 彗)
nk(中村 彗)
nkはこういう癖がある
何か気になると止まらない
会った時からずっと粘着質だ
sm(椎那 笑)
nk(中村 彗)
そして粘着質に加え変に勘が鋭い
nk(中村 彗)
こうなったnkは止められた試しがない
時々本当に異様な執着心を見せてくる
別に嫌な気分にはならないけど…
こいつに隠し事なんて出来た試しがない
それに関してはただただ面倒だった
nk(中村 彗)
なんだか怖い
sm(椎那 笑)
凍えそうな空気
nkのその目は嫌いだ
俺にだって秘密くらいあるのに
全部剥がされているみたい
nkは俺の手首をガッチリ掴んでいて
逃げれそうにもない
sm(椎那 笑)
nk(中村 彗)
知られたって別に構わないことだけど
何故か言ったらダメな気がする
手が震えてきた 背筋がすごく冷えている感覚がある nkもそれに気づいたのか
nk(中村 彗)
と妙に潔く諦めてくれた
nkが折れた?
俺が異様に粘ったせいなのか
意外とすんなり諦めてくれた
多分ここまで粘ったのは久しぶりだったからだろう
前は俺の昔のことを聞かれた際にだいぶ粘った
結局は教えてしまったが
きっと学んだのだろう
今度は違う聞き覚えのある声がする
sm(椎那 笑)
shk(鮫島 翠)
shk(鮫島 翠)
俺は首筋に伝う雫を急いで塞いだ
shk(鮫島 翠)
俺が目をそらすと shkは横のnkと目を合わせ
少し呆れたように
shk(鮫島 翠)
と言う
図星をつかれたnkは「ぐぅ」と音を出し 俯いた
nk(中村 彗)
nk(中村 彗)
nkは顔の前で手を合わせ俺に勢いよく 謝罪をしてきた
sm(椎那 笑)
少しnkのような人は避けた方がいいの だろうが
どうも嫌えない性格をしている
そもそもこの悪癖があって
距離を置かれやすいみたいだ
nk(中村 彗)
俺とshkは「あ」と発し時計を覗くと
スマホには9:05と表示されていた
shk(鮫島 翠)
完全に過ぎている
俺自身単位は計画的に取っているため
遅れても構わない
ただこいつらはそうはいかないようだ
nk(中村 彗)
shkとnkが少し青くなったと思えば
俺の両腕を掴んできた
shkが左腕、nkが右腕 という感じで
俺がぽかんとしていると
その腕が一気に引かれた
sm(椎那 笑)
こいつらと俺は運動神経の良さが 天と地の差
そんなヤツらに全力で走られたら
ほとんどもう引きずられているのと同じようなものだ
sm(椎那 笑)
俺が有無を言う前に
こいつらはそのまま俺を引きずって講義へと向かって行った