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『瑠奈の過去』
私の家族はすごく幸せ だった。
毎日が記念日のように。
だが、その幸せは
一瞬で壊された。
瑠奈が小学生の頃
瑠奈
瑠奈
………
瑠奈
いつも『おかえり』 といってくれるママの 声が聞こえなかった。
ガチャ🚪
瑠奈
瑠奈
私の視界には
ママが血だらけで 横たわっている姿が あった。
ママ
瑠奈
瑠奈
瑠奈
私は近所の人に状況を 説明し、パパを 呼んでもらった。
パパ
この事件で私の家族は 一変した。
瑠奈
パパ
パパ
パパ
瑠奈
瑠奈
パパ
瑠奈
パパは毎日暴力
だが、パパからの暴力は いつからかなくなった。
パパは…。
パパは自殺した。
きっと私が寝ている時に 自殺したのだろう。
瑠奈
私にはもう『感情』 という物がない。
幸せな家族が壊れた。
大切な人が いなくなった。
もう辛い。
私の人生はきっと 『奇跡』 という文字はないんだ。
『絶望』
という文字が見える。
でも私は生き続けた。
諦めずに。
いつか。
いつか必ず『奇跡』 がある
そう思いながら 生き続けた。
死にたい。
そう思った時も 沢山あった。
中学2年生
やっと私に 『奇跡』 が来た。
友達が出来た。
私にとって友達 という存在は とても大切な物。
生き続けてよかった。
でもその子とは 長い関係か持たなかった。
その子は病気を持っている。
その病気はがん。
たった1ヶ月たったぐらいで関係は終わった。
その子が最後に 残した言葉。
それは
『命 大事にしてね』
『私の分まで生きて…。』
その子が最後に 残した言葉。
ちゃんと受け取った。
私は、生き続ける
何があっても生き続ける。
そう決心した。