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姉と弟の何気ない日常の話。

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姉と弟の何気ない日常の話。

1 - 姉と弟の何気ない受験の話。その1

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2025年03月02日

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長谷川優希

あんた、宿題やったのかい?

長谷川友也

やったよ。

長谷川友也

なに?急に。いつもそんなの聞かないのに

長谷川優希

あんた今度受験控えてんだし、ちょっとくらい心配したのよ。

ナレーション

友也は来月に高校受験を控えている。これは、受験勉強を心配する姉の優希と、受験のために精一杯頑張っている弟の友也の話である。

ナレーション

〜翌日〜

長谷川友也

(今日は最後の定期試験か…緊張する…)

先生

それでは、シャーペンを持ち、名前を書いてから試験を始めてください。

ナレーション

今日は、友也の最後の定期試験。1時間目は国語である。

長谷川友也

(文中の線1〜6のひらがなを全て漢字に直しなさい、か…)

長谷川友也

(1は監視で、2は____)

長谷川友也

(問3、波線2で、ゲンさんがこのように発言した訳を、文中の言葉を使って60字以内で書きなさい、か…こう言うタイプの問題苦手なんだよな…)

長谷川友也

(ゲンさんは原田のしたことについて非常に残念に思っており____)

ナレーション

〜昼休憩〜

長谷川友也

お前あの問題解けた?

山沢衣織

そりゃ解けたに決まってるだろ。俺らは受験生なんだし

長谷川友也

マジか…俺できなかった

ナレーション

山沢衣織は、友也の親友である。学力こそ優秀だが運動は全くできない。

長谷川友也

やっぱお前はすげぇよ。昔から頭いいし。

山沢衣織

いやいや、俺はまだまだ。偏差値が物語ってる。

ナレーション

そんなことを言う彼だが、偏差値は65である。

長谷川友也

そんなんお前が言えるかよ…

ナレーション

〜放課後〜

長谷川友也

じゃ、俺はここで。じゃあな

山沢衣織

おうよ、またな

ナレーション

友也と衣織は家の方向が真反対であり、一緒に帰れるわけではない。

長谷川友也

今日のテスト、意外とできたな…最後こそ400点以上取っていい気分で終わりたい…

先生

おーい、友也ー?

長谷川友也

はい、なんですか?

先生

自己推の話なんだが、

ナレーション

彼は以前に公立高校の推薦入試を受けていた。その結果が、今日届いたのである。

長谷川友也

結果が届いたんですか?

先生

ああ、結果はだな…

ナレーション

先生は友也にファイルを渡した。

先生

先生

この通りだ、うまくサポートできなくて、すまなかった。

長谷川友也

いえ、先生の責任ではありません。全て自分が悪いんです。

先生

そうか。勉強、頑張ってくれ

長谷川友也

はい!

長谷川友也

ただいまー

長谷川優希

おかえり。合否届いたんだって?
どうだった?

長谷川友也

はいこれ

長谷川友也

長谷川優希

あらまあ…
今回はドンマイだったけど、次は絶対行けるって、信じてるよ

長谷川友也

ありがとう

ナレーション

そう言って、友也は自室に入って行った。

ナレーション

母親は、6年前に交通事故で亡くなっている。犯人は酒を飲んで運転していた独身のサラリーマンだ。
父親は自営業をしており、毎日仕事が忙しいので、平日帰ってくるのは大体11時あたりである。ちなみに所得はいい方だ。

長谷川優希

夕飯何にしようかなー。
友也ー??夕飯何食べたいー?

長谷川友也

うーん…パスタとか食べたいー

長谷川優希

何パスター?

長谷川友也

ボロネーゼー!!

ナレーション

こんな感じで、毎晩の夕食はいつも姉弟で決めている。

長谷川優希

ボロネーゼか…ひき肉あったっけ

長谷川優希

お、あったあった

長谷川優希

トマト缶準備してと、
よし、始めるか

長谷川優希

まずはお湯を沸かして…
お湯を沸かしてる間にフライパンにバターを入れる
次に、溶けたバターに牛挽肉を入れて、ある程度火が通ったらトマト缶のトマトと汁をたっぷり入れる。

長谷川優希

うわー、玉ねぎ切るの忘れてたー…

長谷川優希

玉ねぎをみじん切りにして、お湯が湧いたらパスタを入れる!そして4分くらい待つ!その間にポトフとか作って…

長谷川優希

長谷川優希

完成!

長谷川優希

友也ー!ご飯できたよー!

長谷川友也

はーい

長谷川友也

うわ美味そう

長谷川優希

少しでも心の癒しになればと思って、温かいポトフも作っといた

長谷川友也

ありがとう

長谷川優希

じゃあ、手を合わせて〜?

長谷川友也

いただきます

長谷川優希

ポトフから行っちゃおっかな〜
ん〜!おいひい!

長谷川友也

どれ…ボロネーゼのお味は…?
やっぱ美味いな…癒される

長谷川優希

ほんと、あんたって私の手料理好きすぎだよね

長谷川友也

だって美味しいんだもん。

長谷川優希

可愛いやつだなこの!

長谷川友也

きっと母さんも喜んでると思うよ。昔はあんなに料理できなかった姉ちゃんが、母さんに料理教わって以来すごい成長したんだから。

長谷川優希

いいこと言うじゃん。

長谷川爽真

ただいまー

長谷川優希

おかえりーお父さん今日すごい早いね

長谷川爽真

案件先の人たちとの会議がすぐ終わって早く帰れたんだ。

長谷川優希

よかったじゃん
久しぶりに一緒に食べれるね!

長谷川爽真

今日はボロネーゼとポトフか!
今日も美味そうだな!

長谷川優希

ありがと!

ナレーション

爽真は優希と友也の父親である。

長谷川友也

お父さん

長谷川爽真

どうした?友也

長谷川友也

自己推のことなんだけどさ

長谷川爽真

合否届いたのか?

長谷川友也

ああ。結果がこれなんだけど…

長谷川友也

長谷川爽真

不合格通知書…

長谷川爽真

まあ…今回は仕方ない!
次に備えて勉強するしかない
あと1ヶ月もあるんだ、お前は頭がいいし、一般は楽勝だろう。

長谷川友也

ありがとう、一般頑張るよ

長谷川爽真

じゃあ、久しぶりに食卓に3人…いや、4人集まったことだし、乾杯しよう!
じゃ、乾杯!

長谷川優希

乾杯!

長谷川友也

乾杯!

ナレーション

久しぶりに3人で食卓を囲い、いい時間を過ごした。友也にとっても、いい時間となった。

姉と弟の何気ない日常の話。

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