TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

颯太

ん、んぅ~...

颯太

ふわぁ〜、よく寝たなぁ

颯太

ん?よく寝た?

颯太

...っは!!今何時?!!!!!

颯太

もう8時すぎてんじゃん!!!!
HR8時半からなのに!!
家から学校まで20分以上かかるからもう無理じゃない...??

颯太

って!!!そうだもうすぐ唯斗がうちに迎えに来る時間!!!そんなこと考えてる暇無い!!
急げぇ!!俺!!!

颯太

ん?LINEの通知きてた

颯太

まさかもう...家の前にいる?!

颯太

まぁ唯斗優しいし謝ったら許してくれるか!

唯斗

颯太の家着いたぞ

唯斗

家の中からすごい音聞こえるけど平気?

颯太

ごめんゆいとぉ〜...
寝坊しちゃって てへ

唯斗

また寝坊か。
これで何回目だ??

颯太

ほんっとにごめん!!!
反省してるんだ!

颯太

もうしないから!!!!

唯斗

この前寝坊した時もそう言ってたぞ

颯太

あと5分もしないうちに外出るから!!!ちょっと待ってて!

唯斗

あと5分も待ってたら遅刻確定なんだが分かって言っているのか?

颯太

先生が来るまでに教室に入れば大丈夫!

唯斗

なんで遅刻した側がそんな胸張ってんだ

唯斗

LINEしてる暇あるならさっさと用意して早く学校行くぞ

颯太

ごめんごめんお待たせしました!

唯斗

そろそろ自分でちゃんと起きれるようになれよ

颯太

(なんか今日は謝っても全然許してくれる気配がないな...なんか怖い、、)

颯太

...どうしたの?いつもなら謝ったらすぐ許してくれるのに、、、

唯斗

それお前が言うのか?
さっきも言ったが何回目だ。
もうとっくに許してあげられる限度を超えている。

颯太

ご、ごめんそうだよね
ほんとにごめんなさい、、

唯斗

謝ったらなんでも許されると思うな。
ちょっとは自立しろ。

颯太

うん...。ごめん

颯太

(結局あのまま会話しないで別れちゃったな...)

颯太

(何やってんだ俺...
唯斗の言う通りだ。)

颯太

(それにしてもあの優しい唯斗が..
相当の事をやっちゃったんだな、俺)

颯太

こんなん嫌われても仕方ないよなぁ

颯太

はぁあ〜〜〜.....

颯太のクラスメイト

また遅刻してきたと思ったらあんな大きいため息吐いちゃってどうしたんだろうな颯太

颯太のクラスメイト

ね、いつものうるさい颯太とは別人みたい

颯太

よし、LINE送るかぁ...

〜同時刻〜

唯斗

(ちょっと怒りすぎたか)

唯斗

(学校に着くまで全然会話しなかったしな...)

唯斗

ん?...颯太からのLINE??

颯太

なぁ、唯斗ちょっといいか?

唯斗

どうした

颯太

ほんとにごめんなさい。
俺唯斗の優しさに甘えちゃってた。
今回唯斗が厳しくしてくれたおかげでやっと自分のダメさに気がつけた
ほんとに迷惑ばっかかけてごめん。

颯太

何か行動で示したい。
なんでも言うこと聞くから言ってくれ。

唯斗

なんでも...??

颯太

あ、やっぱ命に関わること以外なら!

唯斗

...あぁ、わかった考えておく。

唯斗

なんでも、なんでも、、

唯斗

(俺が妄想してた通りのこともできるってことか??)

唯斗

って!何考えてんだ!!

唯斗のクラスメイト達

いつも冷静沈着な唯斗君があんな荒ぶるとは、一体何があったんだ...。

唯斗

(颯太を迎えに行くか)

颯太のクラスメイト

〜〜ってことがあってよー笑

颯太のクラスメイト

何それ面白すぎ!!笑笑

颯太のクラスメイト

だろ〜??笑

颯太のクラスメイト

って、おい、颯太聞いてんのか?

颯太

...っえ?!聞いてた聞いてた!笑
めっちゃ面白い!!

唯斗

(ん?まだ友達と話してたのか
...なんだか様子が変だな。
なにか焦っているのか??)

唯斗

(まぁいいか)

唯斗

颯太帰るぞ

颯太

あ!!!唯斗!うん帰ろ!

唯斗

(なんだか嬉しそうだな)

颯太

お待たせ!

唯斗

あぁ、帰るか

颯太

うん!
...その前にさ、ちょっとトイレよってきてもいい?

唯斗

え?あぁ、もちろん

唯斗

(トイレか、さっきの焦りはトイレに行けなかったからなのか)

颯太

じゃあちょっと待ってて!

唯斗

(...これはなんでも言うことを聞くというのを最も有効活用できる場なのではないか?)

唯斗

なぁ、ちょっと待て

颯太

え?ど、どうしたの?

唯斗

やっぱりトイレ行くな

颯太

..え?

唯斗

何でも言う事聞いてくれるんだろ?

颯太

え、で、でもほんとにもうやばくて...

唯斗

今我慢すれば今回の事と今までの悪事全部許してやる

颯太

...え?!ほんとに??
唯斗が楽しみに取っておいた高級菓子を食べちゃったことも?唯斗の部屋にスナック菓子ぶちまけちゃったことも??全部?!!

唯斗

あぁ、全部だ

颯太

え!いいの!?
もちろん言うこと聞く!!

颯太

そ、そういえばこれいつまで我慢すればいいの?

唯斗

俺の家までだ

颯太

え、じゃあ今日唯斗ん家行っていいってこと?!

唯斗

あぁ

颯太

やったぁ!!...ぁ

唯斗

どうした、さっきより焦っているようだが

颯太

やばい、ほんとに漏れちゃいそう
喜んでたら一気に尿意きちゃった...どうしよう歩けないよぉ...

唯斗

(涙目の上目遣いでそんなこと言われたら俺もほんとに危ない...)

唯斗

俺ん家まで後ちょっとだから頑張れ

颯太

ぅ、うん...

颯太

おじゃまします...

唯斗

親はいつも通りいないから気楽に過ごしてくれ

颯太

...ねぇ、もうトイレ行ってもいい??

唯斗

ん?まだダメだ

颯太

え、?なんでぇ...
もうほんとにぃやばいんだってぇ...

唯斗

"トイレに行ってはダメ"なだけだ

颯太

...え?どう言うこと?

唯斗

そこでトイレをするのは構わない

颯太

...え?それって漏らしてもいいって、こと?

唯斗

あぁ

颯太

は?!そんなの無理に決まってんじゃん!お願いだからトイレに行かせてよぉ

唯斗

無理、か。じゃあ俺が漏らさせてやる

颯太

...は??え?何言ってんの?
どうしちゃったの?

唯斗

どうもしていない。
これが本当の俺だ

颯太

...もう意味わかんない!

颯太

こんな唯斗やだッ...

唯斗

逃げようとしても無駄だ。
それに今外に出たら一番ヤバイのは颯太なのではないか?もう限界なんだろう?

颯太

や、離して!!

唯斗

こうなるのが嫌だからなかなか言えなかったんだ。
でも今お前は俺の言うこと"何でも聞く"んだろ?

颯太

そ、そんなん取り消しに決まってんだろ!

唯斗

...そうか、残念だ。

颯太

お、おい!何すんだよ!

唯斗

こうして1度でも真実を伝えた上で思いっきりハグをしてみたかったんだ。

颯太

...ッッ!!!!

颯太

や、やめお腹押したら、だめぇ...
漏れちゃうッ...

唯斗

漏らそうとしてんだから当たり前だ

颯太

ぁッ、ほんとにやばいッ

唯斗

漏らせたじゃないか。

颯太

ゆいとが、お腹押すからぁ、!

唯斗

泣いても無駄だ。

颯太

...ッもうこんな唯斗嫌い!!!!

唯斗

そうか。嫌い、か。
じゃあ好きになってもらわないとだな。

颯太

ちょッ!
なんでズボン脱がせてんの!!!

唯斗

漏らしたから気持ち悪いだろ?
脱がしてやるから大人しくしとけ。

颯太

や、やだ!いいから!!
ほんとにやだぁ...!

颯太

ッて!!!何触ってん、の...!

唯斗

大丈夫だ、安心しろ。

優しくする。

この作品はいかがでしたか?

211

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚