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"_"を殺して。

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"_"を殺して。

8 - Happyend

♥

556

2023年06月01日

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kn

っ…

汗が止まらない

pe

…っ、ポロポロ

涙を流す

sn

神様…っ、ポロポロ

神に頼む

こうしてみると、やっぱり人それぞれ個性があるんだなと思う

それと同時に。

人間って、都合のいい人間なんだな…って

大切な人も乱暴にしてしまう人間。

大切だから。 こんな言葉、どこまでが本当で嘘か分からない

大切でも、喧嘩はする

大切でも、泣かせる

その大切な人が倒れたら焦る、泣く。

普段は神様の事なんか考えないのに、こういう時だけ神頼み。

神様だって、都合よく現れないし、都合よく願いを叶えてくれない

こんな事、今まで思うこと無かった。

これが、今までトラゾーが見てきた世界なんだなって

トラゾーは常にアンチに悩んでる。

でも、そんなアンチも、 「お前が抜けたらストーリー進まねぇだろ。早くしろよ。」 とか、都合よく言ってくる。

トラゾーは、俺達をどう思ってたんだろ

都合よく自分を使ってくる人達って…、思ってたかな

都合のいい人間だな…って、思われてたかな

トラゾーは…、なんて思ってたの?

トラゾーは、俺の事を、 俺達のことを、なんて思ってた?

当然、俺はトラゾーじゃないから分からない

kn

トラゾー…っ、

医者

トラゾー様の付き添いの方、ですか?

kn

はい…っ、

医者

トラゾー様の病室は此方です。どうぞ。

kn

ありがとうございます

医者

後、お話がありますので、3人の中から1人、来てもらえれば…

kn

なるほど、では俺が行きます

医者

…はい。お名前は?

kn

クロノアと申します。

医者

では、クロノア様。もう少し経ちましたらお案内しますね

kn

はい、ありがとうございます

pe

クロノアさん…っ、

kn

ぺいんと、しにがみくん。

kn

俺は少しお医者さんと話をするから…、トラゾーに異常がないか見ててね

sn

はい…っ!

医者

では、クロノア様。どうぞ此方へ

kn

はい

医者

此方へおかけください。

kn

ありがとうございます

医者

…では、お話してよろしいでしょうか。

kn

はい、お願いします。

医者

まず、トラゾー様が倒れた原因ですが…

kn

はい…っ、

カルテを持ち、紙をめくっていくお医者さん

その姿を見ると、一気に緊張が増す

医者

ストレスによる高熱、精神的負担が限界に来た、等と、体の方ではなく、精神的な原因が多いですね…。

kn

精神的に…

医者

はい、最近のトラゾー様に何か異常はございませんでしたか?

kn

そうですね…最近だと、とある事で凄く悩んでいたようで…

kn

元気も無くなって…、後は、リ,スカとかもしてましたね…

医者

ほう…リ,スカ…ですか

kn

はい

医者

うぅん…とある事とは…何かご存知ですか?

kn

はい…

医者

お話してもらえると嬉しいのですが…

kn

…実は、先程の2人と俺、トラゾーとで4人で活動してまして…

医者

活動…?

kn

えぇ、ネットで活動してます

医者

なるほど…

kn

それで、アンチが多くて…暴言も吐かれてるらしくて…

医者

例えば何が有りますかね…

kn

えぇと…「早くこのグループから抜けろ」とかですかね…

医者

はい…お話ありがとうございます

医者

やはり、ストレスとか、精神的負担が多いんですかね…

kn

我慢する人ですから…

医者

はい、分かりました。もう少し調べてみますね

kn

ありがとうございます…

医者

いえ、では、クロノア様もトラゾー様の所へ行ってみてはどうでしょうか

kn

はい、そうさせてもらいます

kn

本当にありがとうございました…

ガラガラ…

pe

トラゾー。

sn

トラゾーさん。

tr

tr

2人共…っ、

pe

ごめんね。

tr

へ…?

今…、ぺいんとに謝られた…?

pe

気づけなくて…ごめんね…っ、

tr

え…、え?

sn

僕も…気づけなくって…ポロポロ

しにがみさんも…?

tr

な、んで2人が謝るの…?

俺が…迷惑かけたから…

俺が…、謝らないといけないのに…っ、?

pe

だって…っ、俺…ポロポロ

pe

俺ぇ…っ、

涙を沢山流す姿を見て、 俺はどうすればいいのか とあたふたしてしまう

pe

俺…っ、トラゾーの様子がおかしいの気づいてたのにっ!

pe

何も行動できなかった…っ、

pe

トラゾーが…無理してるのに…っ、

pe

俺は…何も…っ!

涙で顔をぐしゃぐしゃにして、途切れ途切れで謝ってくるぺいんと

sn

僕だって…何も気づけなかった…っ、

sn

トラゾーさんが悩んでる間、僕は呑気に過ごしてて…っ!

sn

トラゾーさんは苦しんでるのに…っ、僕は…!

sn

僕は…、気づくことすらできなくて…

sn

ほんとに…っ、メンバー失格ですよ…w

涙を顔に伝わせながら自虐的に笑うしにがみさん

tr

2人とも…っ、

tr

俺は平気だから…ね?

tr

そもそも、俺が何も言わなかったのが悪い

tr

メンバーの事、ちゃんと信用してたのに。

tr

何もいえなかった…

tr

いや…不安だった

sn

ふあん…?

tr

俺は、メンバーに迷惑だって思われてないかな…って

でも、今ので分かった。

日常組の3人がそんな事思う訳ないって

そうじゃなかったら、俺の所に来ないでしょ?

俺の事迷惑って思ってたら、これをチャンスだと思って放っとくでしょ?

tr

2人共、ごめんね

pe

pe

…お互い謝るの禁止な!w

tr

え…?

sn

…ですね!

sn

暗い話は終わりです!w

あぁ、俺は幸せだ。 久しぶりにこう思えた…

tr

そういえば、クロノアさんは?

pe

お医者さんと話してるよ

tr

そう

残念。感謝したかったのに

ガラガラ…

tr

kn

kn

トラゾー…!

俺の事を見ると、主人を待っていた猫のように、嬉しそうに近寄ってくるクロノアさん。

それから俺の座っているベッドの隣に来て、俺をハグした。

クロノアさんの顔は涙で濡れてるけど、とても安心したように笑ってた

kn

良かった…っ!

kn

トラゾーが…、消えちゃうかと…っ、ポロポロ

tr

クロノアさん…

俺の方を見るクロノアさん。 そんな貴方に、私は

tr

ニコッ

今までないくらいに微笑んでやった。

kn

tr

俺が消えるとでも?w

kn

…w

kn

ううん!消えないって

クロノアさんは一度涙をふいて

kn

信じてる!ニコッ

そう言った。

tr

ニシッ!

tr

ですよね!

pe

〜〜〜!w

sn

〜〜!〜〜ww

kn

〜w

kn

〜〜?

tr

〜〜!

俺はさ、本当に馬鹿だったよ

俺らが一緒に笑えあえる貴重な時間を殺すところだった

クロノアさんは、俺に向かって

"残りの時間"を殺すなんて勿体無い事しないよな!w

って言った。 その後、ぺいんとがこう言った

"本当の自分"を出せよ!

しにがみさんもそれに続いて

トラゾーさんが溜め込んでる"ストレス"を捨てれば、少しは楽じゃないですか?w

3人共、ありがとう。

俺はすぐに理解出来たよ。

これからも、よろしくね?

end_.

この作品はいかがでしたか?

556

コメント

8

ユーザー

題名の"_"の所に、最後のメンバーの言葉の"〇〇"の所を当てはめてみてください!

ユーザー

BADendも書いた方がいい?

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