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とある大学に通っていたYが突然学校に来なくなり、連絡しても音信不通となってしまった。
仲良くつるんでいたEとOは、心配になってYのアパートを訪れた。
ピンポーン
E
返事はない。鍵もかかっているようだ。
E
O
そんな話をして帰ろうとすると、Yの部屋の玄関が開いた。
E
E
Y
Y
Yは根っから明るくて、正直言うとバカなやつだ。
しかし今は見るからに元気がなく、痩せて見えた。
O
O
Y
E
O
Y
O
O
Y
E
E
E
O
いつものノリでズカズカと部屋に押し入る。
Yの部屋はいつも以上に散らかって、カーテンも閉め切ったままだった。
E
O
するとYは
Y
Y
E
O
O
Y
Y
O
しかしYの部屋は一部屋しかなく、どこをどうみても三人以外の人は見当たらない。
O
Y
Y
そう言って、Yは壁を指した。
E
E
Y
Y
EとOは顔を見合わせた。
いるって言っても、
そこには漫画がぎっしり詰まった本棚と衣装タンスしかない。
E
Y
Y
Y
どうやらYは、本棚とタンスの隙間を言っているようだ。
EとOは恐る恐る、その隙間を覗いて見た。
およそ、5cmほどの隙間には、有り得ないことに女性が立ってこっちを見ていた。