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俺じゃ駄目ですか。

第5話 - 交通事故 4話

168

2023年06月19日

#BL

#Nakamu

#依存

#WT

彩 ~❤︎゛

Nakamu

…ん、ﾊﾟﾁｯ

Nakamu

あれ…？ここは…

Nakamu

ゆ、遊園地…！？

Nakamu

…あ、そうだ…俺…

Nakamu

…車に跳ねられて…

Nakamu

…俺、死んだのか…ﾎﾞｿ

Nakamu

じゃあここは天国かなぁ…？

Nakamu

（…でも、なんだかこの
場所…知ってる気がする…）

Nakamu

（凄く、懐かしく感じる…）

Nakamu

…ゔっ…ｯｽﾞｷｯ

Nakamu

な、何…ｯ？ｽﾞｷｽﾞｷｯ

Nakamu

…ｯ…

Nakamu

…ぁ…ｯ！

Nakamu

そう、だ…

Nakamu

思い出した…

Nakamu

あぁ…ｯなんで忘れてたんだろう…

Nakamu

ここは…

Nakamu

（昔…家族皆でよく来てた場所…）

Nakamu

…なんで、忘れてたんだろ…w

…俺はもともと父、母、兄、俺の“4人家族”だった。

Nakamu

お兄ちゃん、楽しみだね！

兄

子供かよw他の人に
迷惑かけんなよ？

Nakamu

わかってるって！

母親

ふふっﾆｺｯ

父親

まぁ久しぶりの遊園地だからな！

Nakamu

うんっ！

そう、俺らはワイテ遊園地に向かっていたんだ。

母親

…！貴方！前！！

父親

！？

…だけど昔、この遊園地に来る途中で交通事故にあったんだ。

子供が急に飛び出してきて… 父がそれを避けようとした所、近くの建物に衝突してしまった。

母親

あなた！！

Nakamu

お、おにぃ…ちゃん…？

父は母を庇い、兄は俺を守った。

父親

………

兄

…な、かむ…

兄

大丈夫…か…？ｿｯ

Nakamu

うん…ｯうん…！

Nakamu

俺は何とも…ｯ！ﾎﾟﾛ

母親

ｯもしもし！はい…はい…！

母親

夫と息子が…！！

その後、すぐに病院に搬送されたが父は既に息を引き取っていた。

兄は、未だに目を覚まさずに病院で眠っている。

兄がこうなってしまったのも… 全て俺の責任だと思った。

Nakamu

俺の、せいで…ｯﾎﾟﾛ

母親

違う！なかむのせい
なんかじゃない…ｯ

Nakamu

おか、ぁさん…ｯｸﾞｽｯ

母はそう言ってくれるが俺の中での罪悪感は消えず、嫌な方向へと考えてしまう。

“兄は、きっと俺を恨んでいる。”

“目が覚めて俺を見た瞬間、きっと軽蔑するんだ。”

…と。

Nakamu

きっと…ｯ俺はお兄ちゃん
に嫌われるんだ…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

でも、少しだけ、何故か兄を信用している俺がいるんだ。

俺の兄はそんな事言わないそんな事しないって。

目を覚ましたら、きっと優しく向かい入れてくれる。

俺のお兄ちゃんは優しいから…。

母親

なかむ、大丈夫よ…ｷﾞｭｯ

母親

お兄ちゃんは絶対に
そんな事言わないから…

Nakamu

…うん、

…そんな事、わかってるよ。

でも、心の何処かで俺は…

“軽蔑される。”

“恨まれるんじゃないか。”

“嫌われるんじゃないか。”

…そう、考えてしまう。

そんな事を思ってしまう自分に腹が立ってしょうがない…。

兄はそんな事言うはずないのに…。

Nakamu

…お兄ちゃん…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

会いたい…ｯ会いたいよ…ｯ

Nakamu

また、話したい…ｯ

Nakamu

謝りたい…ｯﾎﾟﾛ

Nakamu

俺…ｯ

Nakamu

嫌われたくないよ…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

ぅｯ…うぅｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

会いたいよ…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？？

ーーー…

Nakamu

へ…ｯ？

Nakamu

（なん、だろ…）

Nakamu

（懐かしい…声がする…）

？？？？

ーーー…！

Nakamu

この声…ｯ

Nakamu

おと、ぅさん…？

父親

なかむ！！

Nakamu

うそ…うそ…ｯ？

Nakamu

ほんとに…お父さん…ｯ？

父親

あぁ、そうだよ…ｯﾆｺｯ

Nakamu

ｯ！！

Nakamu

お父さんｯ！！ｷﾞｭｯ

父親

あぁ…なかむ…ｯｷﾞｭｯ

Nakamu

うわあぁん！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

父親

大きくなったなぁ…ﾖｼﾖｼ

Nakamu

うぅ…ｯひっぐ…ｯｸﾞｽｯ

父親

…なかむ、いいかよく聞け

Nakamu

…ｯな、何…ｯ？

父親

お兄ちゃんはお前の事
を恨んでなんかいない

父親

嫌ってもなんかいない

Nakamu

…ｯどうしてわかるの…？

父親

…さぁ、俺の感だよ

Nakamu

で、でも！

Nakamu

お兄ちゃんは…ｯ！

父親

嫌いな奴を普通庇うか？

Nakamu

ｯそ、れは…！

父親

大切だから、大事な弟だから！

父親

庇ったんじゃないのか？

Nakamu

…ｯ…

父親

…とにかく、お前は
そんな顔をするな

父親

お兄ちゃんも悲しむぞ…？

Nakamu

…ｺｸｯ…

父親

…じゃあな、なかむ

父親

久しぶりに会えて良かったよ…ﾆｺｯ

Nakamu

え、何で…？

Nakamu

どこ、行くの…ｯ？

Nakamu

俺も…連れてってよ…！

父親

駄目だ！

Nakamu

ﾋﾞｸｯ…！

父親

お前が来るにはまだ早すぎる…

父親

…だから、お前は戻るんだ

Nakamu

やだ！嫌だよ…ｯ！

Nakamu

折角会えたのに！！

父親

…お母さんとお兄ちゃん
の事、頼んだぞ…ﾄﾞﾝｯ

Nakamu

ｯお父さん！！

Nakamu

はっ…！

Nakamu

はぁ…ｯはぁ…ｯ

Nakamu

…あ、れ…？ここ…

母親

ぇ…ｯ？なか、む…？

Nakamu

…！お母さん…！？

母親

なかむ！なかむ…ｯ！ｷﾞｭｯ

Nakamu

…お母さん…ｷﾞｭｯ…

母親

良かった…ｯ本当に良かった、ﾎﾟﾛ

Nakamu

…ごめんね、お母さん

母親

ううん…ｯいいの…！

母親

目を覚まして…良かった…ｯﾆｺｯ

Nakamu

…！うん…ﾆｺｯ

母親

はぁ…ｯよかった…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

大袈裟だなぁ…w

母親

だって…ｯｸﾞｽｯ

母親

なかむ、1週間も眠ってたのよ…？

Nakamu

…え！？

Nakamu

そうなの…？

母親

えぇ…ｺｸｯ

Nakamu

まじか…

母親

…あと、もう1つ…
話す事あるんだけどね…

Nakamu

もう1つ…？

ガラガラ…

？？？？

おばさ〜ん…

？？？？

今日も来たよ…って、

Nakamu

え、？

母親

あら…！

Nakamu

ぶるーく…？

Broooock

なかむ！？

Broooock

え、嘘…ｯ起きたの…？

Nakamu

…う、うん…

Broooock

…ｯなかむ！ｷﾞｭｯ

Nakamu

…ごめんね、ぶるーく…ﾖｼﾖｼ

Broooock

うぅ…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？？

ね”ぇ〜！ぶるーく速い！

Nakamu

ﾋﾞｸｯ！？

Nakamu

え…み、皆！？

きりやん

…は？

きんとき

え…？

シャークん

な、なかむ…ｯ！？

スマイル

目が覚めたのか！？

Nakamu

あ、はは…

Nakamu

…おはよう…？ﾆｺｯ

きりやん

…ｯなかむ！！ｷﾞｭｯ

Nakamu

ぐえっ…

きんとき

あぁ…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

シャークん

なかむ…ｯﾎﾟﾛ

スマイル

…ｯよかった、ｸﾞｽｯ

Nakamu

…ごめんね…

きりやん

ほんと…ｯどれだけ
心配したか…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

…うん…ｸﾞｽｯ

Nakamu

ごめんね…ﾎﾟﾛ

きんとき

ばか…ｯ！ｸﾞｽｯ

スマイル

心配かけんな…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

…ごめ、ん…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Nakamu

ｯ皆、心配してくれてたの…？ｸﾞｽｯ

シャークん

ｯあったりめぇだばか…！ｸﾞｽｯ

Nakamu

あは、…ﾎﾟﾛ

Nakamu

…ありがと、ﾆｺｯ

Broooock

…ｷﾞｭｰ…

Nakamu

…？どうした…？

Broooock

んーん…ｷﾞｭｯ

Nakamu

…そっか…ﾆｺｯ

母親

…ふふっ…ﾆｺｯ

Nakamu

…てか、ぶるーく達は何でここに？

Broooock

えっとね…

1週間前…

Broooock

はぁ…学校だる〜

Broooock母

そんな事言ってないで！

Broooock母

ほら、行ってきなさい！

Broooock

はぁ〜い…

Broooock

行ってきま〜す

Broooock母

は〜い！行ってらっしゃい！

Broooock

…あれ？

Broooock

（誰もいない…）

Broooock

おっかしいなぁ〜…？

？？？？

ーーー…

？？？？

〜〜〜！

Broooock

（あ！来たかな、）

シャークん

お、ぶるーく

きんとき

おはよ〜！

スマイル

おはよう

Broooock

おっはよ〜！

きりやん

あれ？なかむは？

Broooock

え？一緒じゃないの？

Broooock

まだ来てないけど…

きんとき

え！？

スマイル

なかむが遅刻？

シャークん

珍しいな…

Broooock

だね…

きんとき

取り敢えず連絡しよっか

Broooock

うん

数分後…

シャークん

…出ないな、

きんとき

既読も付かないね…

Broooock

なんだろ…寝てるのかな

スマイル

そうじゃないか？

きりやん

ん〜…どうする？

スマイル

このままじゃ俺らも遅刻だぞ

きんとき

先行っとこうか…

シャークん

まぁ…そうだな

Broooock

（…大丈夫かな…）

Broooock

（なんか…胸騒ぎがする…）

Broooock

おはよ〜ございます

きりやん

おはよ〜

クラスメイト

おはよう！

クラスメイト

あれ？なかむは？

シャークん

たぶん寝てる、それか休み

クラスメイト

え〜、珍しいねw

きんとき

それな〜

キーンコーンカーンコーン…

きりやん

あ”、やべ

スマイル

早く座るぞ

Broooock

は〜い

数分後…

Broooock

…担任遅くない？

シャークん

それ、思った

スマイル

何かあったのか？

きんとき

さぁ…なんだろうね

きりやん

なんか怖くね、？w

Broooock

え、それな？

先生

失礼しま〜す…

Broooock

あ！来た

きんとき

…え？網谷先生？

網谷先生

あ、おはようございます〜

網谷桜(あみやさくら)先生社会科の教師であり、 3年4組の担任。

Broooock

湊先生はどーしたんですか？

湊祐介(みなとゆうすけ)先生国語の教師であり、ぶるーく達、3年1組の担任。

網谷先生

…何だか呼び出され
ちゃったみたいなの

きりやん

え！？

スマイル

じゃあ授業は
どうするんですか？

網谷先生

たまたま空いてた
私が授業をします！

Broooock

え〜…

シャークん

自習じゃないんっすか？

網谷先生

もちろん！残念ながら
授業は進めるよw

きりやん

まじすか〜…

網谷先生

はい！じゃあ
号令お願いします〜

クラスメイト

起立、礼ﾍﾟｺｯ
お願いしま〜す！

網谷先生

はいお願いしま〜す

1限目終了

Broooock

疲れたぁ〜…

シャークん

湊先生どうしたんだろうな

きんとき

それな〜

スマイル

…てかなかむまだ来ないな

きりやん

ほんとにね、何してんだろw

きんとき

今日は休みなのかな…

シャークん

それもありそうだな

Broooock

てか、もし来なかったらさ〜…

きんとき

ん？

Broooock

告白、どーすんの？ﾎﾞｿ

シャークん

…確かに、

きりやん

…まぁ来るだろ！

Broooock

う〜ん…

Broooock

何か…僕胸騒ぎがするんだよね…

きんとき

え、何それ大丈夫？

Broooock

うん…

スマイル

…何か俺も不安になってきた

きんとき

え、スマイルも？

Broooock

…僕早退しようかな

きりやん

えぇ⤴？

きりやん

それは心配しすぎじゃない？

きりやん

…まぁ、気持ちはわかるけどさ…

シャークん

じゃあまず先生に聞こうぜ

シャークん

何か知ってるんじゃない？

Broooock

…あぁ！湊先生？

スマイル

確かに

スマイル

担任だし何かしらの
連絡来てるだろうな

きりやん

あ〜…確かに！そうじゃん

スマイル

どこにいると思う？

シャークん

さぁ…職員室じゃね？

きんとき

よぉ〜し！行こーぜ！

Broooock

うん！

Broooock

…失礼します

Broooock

3年1組の赫部琉樹です

Broooock

湊先生はいらっしゃいますか？

湊先生

…？あぁ、ぶるーく！

Broooock

おはようございます〜

湊先生

どうした？

Broooock

なかむって今日休みですか？

湊先生

…ｯ…

シャークん

どうしました？

湊先生

…ちょっと、来てくれる？

Broooock

…？はい

スマイル

…で、どうしたんですか？

きんとき

何か言い難い事が…？

シャークん

なかむに何かあったんですか？

湊先生

…落ち着いて聞いてね

Broooock

は、はい…

湊先生

…なかむが交通事故に合ったらしい

きりやん

…は？

Broooock

ｯえ…？

きんとき

ｯそれ！本当なんですか！？

湊先生

…うん、ｺｸｯ

湊先生

今日の朝、なかむのお母さん
から連絡がからあった

湊先生

…昨日の夜、事故にあったそう

Broooock

昨日って…ｯ！

スマイル

…どこの病院居るんですか？

湊先生

ここからすぐの病院

湊先生

ほら、あそこｽｯ

シャークん

なかむは、無事なんですか…ｯ？

湊先生

…まだ、目を覚まさないみたい

きりやん

そんな…ｯ

Broooock

…先生ｯ！

湊先生

…ん？

Broooock

僕！早退します！

シャークん

…俺もそうします

きんとき

俺も…ｯ！

湊先生

………

スマイル

お願いします…ｯ

きりやん

お願いしますｯ！

湊先生

…わかった

Broooock

…！

Broooock

ありがとうございます！

湊先生

うん、ﾆｺｯ

湊先生

気を付けて行って来てね

湊先生

俺もあとから行くから！

シャークん

はい…ｯ！

きんとき

ありがとうございましたｯ！

Broooock

…って訳〜

Nakamu

…そっか…

Nakamu

色々あったんだね…w

きんとき

ほんとだよ〜…w

スマイル

大変だったんだからな

きりやん

おいスマイル？

Nakamu

あはは…wごめんね…

シャークん

なかむが謝る事じゃねぇよ

Nakamu

…ふふっ、ありがとﾆｺｯ

Nakamu

…湊先生にも今度
お礼しなきゃなぁw

母親

そうねぇ、ﾆｺｯ

Nakamu

…あ、そうだ…お母さん

母親

なぁに？

Nakamu

もう1つ、話す事ある
って言ってたよね？

母親

あぁ…そうね…

Broooock

…？

母親

えっとね…

彩

…えーっと…

彩

あの…

彩

すみませんでした！！

彩

全然投稿出来なくて…(´；ω；｀)

彩

ほんっっっっとうに！！！
お待たせしました┏○┓！！！！

彩

あ、そうだ聞いてくださいよ(？)

彩

今日も今日とて男子がとてもてぇてぇでした…

彩

B君の上に、L君が座っていて、とてもやばかったですね(？)

彩

それだけじゃなくその後に、なんかB君が縦に？揺れだすからまじで「は？」ってなりました。とてもえっttttt(((((

彩

えー…ごほんごほんo(ー"ー )

彩

タップ数がとんでもない事になるのでそろそろ切りますね！

彩

ありがとうございました！( ,,>ᴗ<,,)♡

この作品はいかがでしたか？

168

13件

初コメ、フォロー失礼しますこの話めっちゃ好きです続き楽しみにしてます

フォローとコメント失礼します！このお話、とても素敵です！続き、楽しみにさせていただきます✨

彩 ~❤︎゛

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俺じゃ駄目ですか。

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