私
パチッ

私
ん……

ないこ
あぁぁぁぁああああああああぁぁぁ

ないこ
起きたよぉぉぉぉおおおぉぉぉ

私
ビクッうるさ…

いふ
あ…おはよう…

私
!?!?!?!?服はっ

ないこ
(やっぱそこだよね)

いふ
あぁ、服なら俺たちで

私
お…オレタチ…

ないこ
まろっ

私
私の……服を…オレタチ…

いふ
!?あ、ヤベ

私
あっ

私は、初兎公爵に襲われた時の事を思い出して
震えた
私
ガクガク

私
ひ…いや…来ないで…っ

ないこ
○○ちゃん!

悠佑
ギュッ

私
あ…

悠佑
ごめんなぁ…守れなくて

悠佑
前もそうやった…

悠佑
一緒に任務行ってる時だって

悠佑
今だって…

私
ち、ちが

悠佑
俺なんかが…○○のペアでいいんかな…?

悠佑
他の人とパーティー組んで、○○のいい所を引き出してくれるような

悠佑
そんな人と会えたら、ええんちゃうか?

私
ポロッ

私
何言ってんのよ

私
私の面倒見れるのは

私
悠佑だけでしょ…っ

私
うっ

私
うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん

私は泣いた。
悠佑にそんなふうに思われてたなんて
知らなかったから。
いふ
○○ちゃん…

ないこ
……

私
なんでっ、私の事守るって言ったのっ、悠佑じゃんっ!ヒクッ

私
悠佑しかいないのっ!ウッ、ヒクッ

私
なのにっ

私
他の人とパーティーなんて組んだらっ

私
私のいい所なんてっ

私
出ないからぁっ

私
悠佑だけなのっ

私
うわあぁぁぁぁん ・゚・(´Д⊂ヽ・

幼い子供のように、私は泣いた。
悠佑に見捨てられるのかな、そんな不安が
私の頭をよぎる。
同じような言葉を何度も繰り返して、馬鹿みたいに泣いた。
私
ヒグッ、もういい…!

悠佑
ガシッ

私
うっ…

悠佑
……そうやな

悠佑
○○の面倒見れるのは俺しかいんからな

悠佑
次こそ絶対に守るから

悠佑
もう泣くなよ……っ
