義理人情の極道お嬢、異世界に転生する。
獅子頭橙子、18歳。極道組織「獅子頭組」の若き後継者として、父の血と誇りを背負い、生きてきた。ある日、橙子の乗る車に敵のトラックが突っ込み、彼女の命はそこで終わる......はずだった。 目覚めると、橙子は見知らぬ異世界で、悪役令嬢として『王太子暗殺の嫌疑』をかけられ、断罪の舞台に立たされていた。理不尽な運命に逆らうべく、元婚約者のオルファ侯爵の顔を殴り飛ばし、「この世界、舐めると痛い目見るぜ?」と大胆に笑う橙子。しかし、彼女は捕まり、牢獄に放り込まれる。 そこで出会ったのは、気品漂う青年レオン。鋭い眼光と知性を持つ彼に、橙子はどこか惹かれるものを感じる。牢獄の暴動に乗じ、レオンは脱獄、橙子を迎えに来ると約束する。