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リビング

ミラ

温かそう

ミラ

いただきまーす

目の前に出された料理を頬張った

ミラ母

どう?味濃かったかな……

ミラ

まあちょっと濃かったかな

ミラ

でも夏だしいいや!

ミラ母

なら良かった

お母さんが安心したような顔を見せていた

久しぶりに見たあの安心している顔

でも悪夢を思い出してしまった

ミラ

お母さん、私さ昨日悪夢見たんよ

ミラ

その悪夢、ここが舞台の一つだったんだ

ミラ母

そうなの

ミラ

詳しくは忘れたけど、なんかここで大事件が起きて皆と連絡がつかなくって焦るっていう夢

ミラ母

それは怖いね

なるべく遠回しな表現を使って悪夢の内容を話した

「あの日」の悪夢を見ただなんて言えない

ミラ

で、全然関係ない話なんだけどさ

ミラ

今日向こうの友達くる

ミラ母

家に?

ミラ

いや、この町にくる

ミラ

だからさ、連絡来たら水無月龍女駅行くわ

ミラ母

分かった、そういえばそのお友達ってどんな子なの?

普段の姿をイメージして話した

ミラ

2人なんだけど、1人は男気があって大胆までいかないけどちょっと大胆な感じで、もう1人はわりと大人しめで綺麗めお姉さんって感じの人

ミラ

二人とも優しいよ

ミラ母

あら良かったじゃん!お友達ができて

ミラ

逆に言えばこの2人しか大学に友達居ないけど…

ミラ母

2人もいれば十分よ!どう、楽しい?

ミラ

一緒にいて楽しいよ

ミラ母

良かった~心配してたんだからね!

ミラ

あはは、なんかごめんw

こんな感じの会話、出発前もここでしていた

引っ越し前に一旦ここに戻ってきていたんだっけ

当たり前が崩れた日、、だったな

……ダメだ、悪夢がまだ頭にこびりついている

ミラ

ごちそうさまでした

ミラ母

はーい

ミラ母

ミラ、お友達と遊ぶならゆっくり休んでな、体力温存しなくちゃ

ミラ

まあそうだね

ピーンポーン

ミラ母

はーい、今でます

ミラ母

ミラ、出てくれない?

ミラ

いいよ

玄関

ガチャ

ミラ

あ、皆いらっしゃい

カイ

入ってもいい?

ミラ

お母さん!皆来たんだけど今いれていいー?

大声で聞いた

ミラ母

いいよー

ミラ

良いって、あがりな

カイ

お邪魔します

常子

お邪魔しますのじゃ

お邪魔しまーす

Mira

お邪魔します!

皆が入ってきた

階段

ミラ

階段変わってるかなー

Mira

変わってるね

確かに

常子

うわあ

カイ

もうこれ階段じゃないだろwどうやって上がるんだよw

階段はたったの2段になっていた

ミラ

いや、皆なら普通に上がれるでしょw私と違ってw

カイ

……確かにそうだな

ミラ

じゃあ私ははしごで登るから先行ってて

常子

分かったのじゃ!

皆は普通に上へ上がった

Mira

やっぱりきついわ、階段の方が楽

それな

常子

わしはこっちの方が好きじゃけど

カイ

皆好みがあるんだなw

ミラ

おまたせ!私ものぼるわ

はしごを諦め、手すりに紐をくくりつけてのぼることにした

落ちたら大怪我をするだろう

頑張れ、自分

ミラ

よいしょ、っと

手すりを掴み、腕力と脚力で登っている

落ちないように定期的に紐をスライドさせながら手すりをつたっている

ミラ

結構疲れる!

ある程度登ると休憩場所(段)があるため、そこで休憩した

Mira

頑張れ!

頑張って

常子

ふれーふれー!

カイ

ファイトー

ミラ

ありがとう皆!

皆の応援で元気が出てきた

登るのを再開した

ミラ

んぐっ!

腕ばかりに頼るのではなく、足も使っているため疲労は軽減できている

常子

頑張るのじゃ!後もう少しなのじゃ!

ミラ

うんしょっ、えいやっ!

上まで行けた

ミラ

やった!

カイ

おめでとう!!

常子

お疲れ様なのじゃ

よく頑張ったね

Mira

お疲れ!

ミラ

じゃあ部屋入るか

Mira

入ったら一旦休みなよー

ミラ

そうするね

疲れた足をなんとか動かし、部屋へ入った

eternal children.~永遠の子供達~

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