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┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂ この物語はフィクションです irxs nmmn注意 ご本人様には一切関係ありません 𝖼𝗉→桃黒 赤黒 兄弟 身長 年齢変更要素を含みます 桃(兄)→18歳176cm 黒→24歳164,1cm 赤(弟)→14歳162,4cm 苦手な方 地雷な方は自衛をお願い致します 又、nmmnのルールを知らない方は お調べ下さい。 ルールを守りましょう ▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂
以上になります。 それでは行ってらっしゃいませ
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2人の仲良さげなやり取りを見て腹が立って怒り出す自身の行動に呆れる
もう少し大人な対応は出来なかったのだろうか
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俺の子供みたいな嫉妬に彼奴も悠佑さんも巻き込んで何かしたかったのだろうか
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弟の存在を蔑ろにして彼とばかり話している俺の謝罪なんか聞きたくないだろうな
普段から名前を呼ばない、目線を合わせない、沸点の低い俺をそもそも兄だと思っているのか
一人でいると自虐的な事ばかり考えてしまう
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ブランコから立ち上がり、その場で伸びをする
伸びをすると余計なことを考えていた気持ちが少しマシになる
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夕日に照らされた弟は俺を見つけると嬉しそうに駆け寄って来た
人懐っこい方では無い弟が彼以外に微笑むこと自体が珍しい
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健気に話しかける弟の声が、言葉が、嬉しいのに返答が上手く出来ずぎこちない
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無言の時間が嫌で必死に話そうとする弟の健気さに胸が痛んだ
俺はどうして目の前の弟に優しく出来ないんだろう
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「ない兄」そう言われた後から弟の話は耳に入ってこなかった
初めて自分のことを兄だと思って呼ばれたことがあまりに嬉しくて、気付いた時には弟を抱きしめていた
弟の髪に手を置いて力を込めて抱き締めた
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弟に体重を預けて嗚咽に近い声と涙を零す
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お菓子作りの材料と道具を並び終えても何を作るのかいまいちピンとこない
オーブンの予熱をし終え、戻ってきたおにーさんに何を作るのか尋ねてみた
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顔をのぞき込みながら囁くと拒絶したそうに手を泳がせる
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おにーさん相手だとついつい虐めてしまいたくなる
からかうと簡単に頬を赤らめたりする反応が凄く可愛い
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今まで冷たく接した分、これからはりうらのことを知る努力をしたい
湯船に浸かりながら今日起こった出来事を思い返しながら目元を擦る
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寝ないように湯船から上がり、赤く腫れた瞼を冷水で冷やし、目を覚まそうとする
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痛さで震える手首を片手で抑えながら ハンドミキサーで卵白を泡立てる
初めはハンドミキサーの勢いは慣れると零しそうにはなるが、上手く操作出来ている方だと思う
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おにーさんの後ろ姿を見送った後、洗い物くらいから出来るかなと手を伸ばす
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頭上から降ってくる水滴を拭い終えた頃には、暖かな手に両手を包み込まれた
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手当すると言って兄は怪我をしていない左手を掴むと無理矢理部屋に連れて来られる
大丈夫と言っても兄とおにーさんは手当して休んだ方がいいと判断された
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塩っぽい涙を拭っても涙が収まる気配はなく兄の前で声を出して喚きながら泣いた
泣いてしまったぼくを見て、ぎごちなく抱擁をしてから頭を撫でる
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とんとんと背を叩く規則的なリズムは 赤ん坊をあやす時によくすること
兄の中ではいつまで経っても赤ん坊と大差ない
暖かい兄の背に爪を突き立てて抱きついても嫌な顔をせず頭を撫でる
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