続き
赤愛され 通報×
普段紫にぃに任せっきりだから、 俺も家事しないと
溜まっていた洗濯物を洗うことにした
昔、紫にぃに教わったから 多少はできる
桃
まさかの洗剤切れ
赤が起きる前に近くのコンビニで 買ってこよう
そう思ってすぐ家を出た
赤
赤
もしかしたら部屋にいるかもしれない
俺はわんちゃんのぬいぐるみを 持って走った
桃くんの扉の前に立ち、 一応ノックをする
赤
返事はない
俺はそぉっと扉を開ける
赤
布団は綺麗に畳まれていた
ここじゃなかったみたいだ
そこからお風呂場も他の部屋も 全部探した
赤
じゃあ外なのかな
1人で外に出たことないけど 行くしかない
赤
靴を履いて、鍵を開けて 桃くんを探しに外に出た
知らない道、知らない人
怖くなって、戻ろうと思ったけど
桃くんを探すために、頑張らないと
赤
知らないおばさんに話しかけられた
怖い、誰?
赤
上手く喋れない
顔見れない
俺は怖くなって走って逃げてしまった
しばらく走って辺りを見た
もっと知らない場所、それにさっきよりなんだか暗い
いきなり後ろから肩を叩かれた
赤
振り返ると、黒いスーツを着た2人組の男の人
見るからに怪しそうな車を指さす
こういうのには着いて行っちゃダメって紫ーくんが言ってた
赤
腕を強く掴まれる
痛い助けてっ、!
赤
桃
現在俺は走って家へと帰っている
コンビニに洗剤が無くて、 結局スーパーに行っていたら
赤の好きなお菓子に黄青が食べたいと 言っていたアイス
その他兄弟の好物を買っていたら 時間が結構経っていた
赤もう起きてるよな 泣いてたらどうしよう…
ぃやっ…!泣
赤のこと考えすぎて 幻聴聞こえてきたかも
早く帰ろうっ、
ん、?
幻聴なはずない
でもなんでいま赤の声が聞こえたんだ?
声のした方へと歩く
嫌な妄想をしてしまう
もしかしたら赤が誘拐されそうに、? でもそしたらなんで外にいるんだ
寂しくなったから?怖くなったから?
黒いスーツ姿の2人組が見えた
そいつらの手の先に赤が見えた
桃
声を上げると赤がぐしゃぐしゃの顔で こっちを振り向いた
赤
桃
赤
桃
桃
桃くんが助けに来てくれた
けど、相手はガッチリとした男の人
さすがの桃くんでも、これじゃあ…
そう思っていたら、片方の男の人を 桃くんが殴り折った
男の人は蹲って動けなくなっていた
桃
そう言って男の人はポケットから刃物を出す
そして俺の首へと当てる
桃くんは表情1つ変えずに刃物を素手で掴み、男の人の腹を殴った
男の人の力が抜けて、俺は解放された
桃
赤
一気に安心して涙が溢れる
桃
赤
桃
桃
桃
赤
だからあの時、 俺を拾ってくれたのか…?
そして家に戻り、再びハグをする
赤
赤
赤
桃
桃
赤
赤
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
桃
赤
桃くんから近所に怪しい人居たって 連絡きたから現場に来たんだけど…
紫
男2人はボロボロ状態
何があったの…?
紫
紫
紫
赤
桃
赤
昨日までは抱きついたら怖がられるか、 泣くかのどっちかだったのに
いまは少し嫌がるだけで、離れはしない
なんだか嬉しい
赤
紫
紫にぃが息を切らせながら帰ってきた
桃
紫
桃
紫
桃
赤
紫
桃
桃
桃
赤
紫
赤
桃
赤
紫
赤
桃
桃
紫
赤
桃
赤
紫
赤
赤
赤
赤
紫
紫
外の見回りが終わり、かわいい弟たちがいる家に帰ろうと急いでいた
赤
道端に小さい男の子がいた
苦しそうに息をしていた
紫
赤
酷く怯えていた
そのせいで、どんどん息が荒くなる
紫
しゃがんでその子と目線を合わせる
赤
紫
赤
ママを探している
もしかして、、捨てられた?
紫
赤
紫
赤
赤
抱っこしてあげるとスリスリと 嬉しそうに笑う
ママを探しているふりをして家へと帰る
この子を引き取ろう
赤
紫
赤
紫
赤
紫
ちょうど家の前につき、扉を開ける
そしてその日から赤くんとの 生活が始まった
青
橙
紫
青
赤
青
青
橙
青
青
橙
青
赤
青
赤
青
青
青
赤
青
赤
青
橙
赤
橙
青
橙
橙
赤
黄
黄
桃
桃
桃
桃
桃
桃
黄
紫
黄
青
黄
赤
黄
赤
青
青
赤
黄
紫
青
橙
橙
赤
赤
黄
黄
黄
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
青
桃
青
桃
紫
紫
橙
黄
赤
青
桃
おわり