私はとある山の、とある村に住んでいる獣人だ。
獣人と言っても、半人半獣… つまりは自由自在に人間になれたり、獣人になったり出来る。 なんとも私の家系は何世代か前から能力持ちが生まれなかったらしい。
そしてなにより、私の眼は人々を魅了するようで、 村の…オルミス村の人達からも愛されていた。
本当、平和な日常だった。
─いや、平和すぎた。
今は夜食のために魚を取りに来ている。
零華
隣の家のお兄さん
隣の家のお兄さん
零華
隣の家のお兄さん
零華
<キャアアアア!!!
零華
隣の家のお兄さん
零華
零華
隣の家のお兄さん
零華
隣の家のお兄さん
隣の家のお兄さん
零華
隣の家のお兄さん
隣の家のお兄さん
零華
30分後
いや待て。
流石におかしい。 さっきまで聞こえてた沢山の悲鳴が聞こえない。
それに、ヴラルさんも帰ってこない。
手こずっているのだろうか。
よし、少しだけ見に行こう。
村
零華
隣の家のお兄さん
人間
人間
私の目の前に広がるのは、大量の血と血まみれのヴラルさん。
人間
人間
隣の家のお兄さん
零華
<゙ちャ
き、斬られ…てない……?
…って…!!!!
隣の家のお兄さん
零華
隣の家のお兄さん
零華
人間
人間
人間
人間
隣の家のお兄さん
零華
ドンッ…
どうやらわたしはヴラルさんに突き飛ばされた。だめだ。逃げたらダメだ。ヴラルさんから離れたらダメ……!!
隣の家のお兄さん
零華
隣の家のお兄さん
零華
逃げた。逃げた逃げた逃げた。 走ってしまった。
足を止めようとするが、こうなるともう私の足は全く止まらない。最悪だ。
零華
わたしは思いのままに走った。とにかく走った。
ああ、なんで私はあの人を置いてきてしまったの!!
しかも道中、村の方から炎みたいな真っ赤なものが見えた。
…村が燃やされたのだろう。
最悪だ、全てが最悪だ─!!
零華
零華
零華
零華
零華
零華
零華
零華
零華
零華
零華
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?!?
作者です。 この物語は“麗夜”という方との合作でございます。 また、こちらは 「チェキちゃんとの合作」 同様、“麗夜”ちゃんと交互に投稿します。 なので次回は麗夜ちゃんの方で続きが出ます。 何卒ご理解頂ければ幸いです。
コメント
5件
新連載キターーーー!!!\\\\ꐕ ꐕ ꐕ//// 今回はちょっといつもと違う雰囲気な気がするわね。好き。 麗夜さんの方も出たら覗きに行かせていただくわよ!! 続きを雨の中全裸待機()
想像以上…!零華ちゃん天才! そして次は私!バトンは受け取ったぜ!