帰宅
城崎愛華
よし、あの化粧品会社について
城崎愛華
調べよう
城崎愛華
化粧品会社○○…っと
そこには真っ黒な背景に赤字で文字がビッシリ書かれた画面が出てきた
城崎愛華
こっわ!
城崎愛華
ホラーサイトじゃん…
城崎愛華
ん?新商品…?
城崎愛華
魅惑のカラーコンタクト?
城崎愛華
えーこの商品は…
城崎愛華
異性と5秒以上見つめ合うと
城崎愛華
相手が自分に気を持つゥ?
城崎愛華
…待って。これ。使える。
城崎愛華
眼科に行く前に、
城崎愛華
あいつだけは試したい。
次の日学校
城崎愛華
(ホームページの内容はまだ誰にも言ってない)
城崎愛華
(考え方によれば、どんな男子でも好きにさせられる)
城崎愛華
(でも、私が好かれたいのはただ1人)
城崎愛華
(学年1のイケメンでも、)
城崎愛華
(隣の席の人でもない)
城崎愛華
(大好きな幼馴染、尚哉だよ…
城崎愛華
(尚哉…尚哉だけ使ったら)
城崎愛華
(あとは誰も見つめないから…
城崎愛華
(でも尚哉は龍馬君よりも、モテるから…)
城崎愛華
(大丈夫かな?)
その日愛華は
何度も何度も
尚哉に視線を送ったが
なかなか尚哉は気づかない
城崎愛華
(そらされてる…?もしかしてばれた?)
その時
城崎愛華
(やった!目が合った!).
城崎愛華
(5.4.3.2.1…)
城崎愛華
(あれ?なんで?)
目線は合ってるのに
様子は未だに変わらない
むしろずっと真顔のままだ。
城崎愛華
(なんで?好きになるんじゃないの?)
新藤尚哉
おい、愛華、放課後いい?
城崎愛華
うん!
城崎愛華
(これはもしや…?)