金曜日はいつもより、辛い感じがするけど
いつもより、早く終わる感じがする。
さて、今日はもう帰ってゲームでもしようかな…
るな
シヴァ
後ろから思い切り、背中をドンっと押され背中がヒリヒリする。
るな
るな
俺は、昨日のことを忘れていた。
彼女は、俺のカメラに全く彼女がいないため
遠出という鬼畜なワードを出してきた。
今から行くなんて少し辛いが、寝る時に一瞬で眠りにつけるだろう
と思いながら、彼女と一緒に帰った。
るな
シヴァ
シヴァ
誰もいない、部屋でそう呟いた後
重いカバンを床に下ろした。
旅行用の大きいカバンに、着替えを入れたり
必要なものを入れた。
重いから肩が壊れることを覚悟しながら部屋を出ていく。
彼女が言っていた、集合場所にはまだ彼女はいなかった。
まだ、準備をしているのであろうと思いながら
壁に寄りかかってスマホを開いた。
彼女のことだから、そんなに時間はかからないだろうと思っていた。
あれから俺は、何分待っただろうか。
かれこれ、20分は待っている。
流石に遅いな…と思った俺は彼女の家に行くことにした。
ピーンポーン
はーい
シヴァ
シヴァ
あ、ちょっと待っててくださいね!
るな
るな
シヴァ
こんな会話をしていると、電車が来てゾロゾロと人が入っていく。
それに紛れて、俺たちも電車に乗り込む。
今の時間帯は、人が結構いるから俺たちは、ドアの近くにいることにした。
るな
シヴァ
俺は人混みが嫌いだから、早く降りたかったけど 流石にそうする訳にはいかない
どうやって耐え抜こうか…
なんて、思っていたら着きました。
るな
シヴァ
子供みたいにはしゃぐ彼女は、今日、明日、死ぬ気で楽しむぞって言うオーラがこっちにまで伝わってくる。
俺たちは、改札を通って、スマホの指示通り進んでいった。
シヴァ
るな
シヴァ
るな
チェックインも済ませて、予約した部屋に荷物を置きにきた。
るな
シヴァ
るな
俺は少し疲れたから、そこにあった椅子に座ると彼女が
るな
るな
なんて言い出すから、俺は思わずビックリして大きめの声を出してしまった
「早く早く」と言わんばかりの彼女が俺を急かしてくる。
少し焦って物を落としたりとかしたけど、なんとか準備ができた。
カメラ持ったし、財布持ったし、スマホも持った。
ティッシュも持ったし、ハンカチも。一応にために救急キットも。
靴を履いて、鍵を閉めた。
よし、これから長旅が始まるな…。
まず最初に俺たちが来たのは、ホテルの近くにある海。
夕暮れ時だから、人は少なく、思う存分写真撮れるなと思った。
るな
とはしゃぎながら、靴と靴下を脱いで彼女は海に駆けていった
子供のように海を楽しむ彼女の後ろ姿を、こっそり撮った。
うん、彼女も海もいい感じに映ってていい感じ。
と思っていると彼女が撮ったことに気づいたのかこっちに走ってきて
るな
と、笑顔で言ってきた。
シヴァ
と言って見せると彼女は不満そうに言った。
るな
なんてお願いされた。
仕方なく、今度はこっち向きで後ろに腕をやって…って指導してあげた。
彼女は満足そうに、『わかった!』と言って海に走って行った。
彼女がスタンバイできたら、撮るときにこっちで合図して
カシャ
と多分、彼女が求めている写真が撮れただろうと思う。
案の定、彼女は満足そう。だけど少し顔が下を向きすぎているため
顔が暗く映っている。
そこを指摘すると、もう一枚撮ってと言われたの撮った。
今度こそ、顔も明るいしいい感じの写真になった。
その後は、もう少し遊んで疲れて休んでから
他の場所に行くことにした。
あれ、案外楽しいな…。
コメント
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中学生になってから忙しくなりコーラさんの小説見れなくて嘆いていた我氏。やっと見ることができて嬉しい。